文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年7月11日】法輪大法の修煉者として、私たちは師父が説かれた三つのことを、真剣に受け止めているでしょうか？　大法弟子として、私たちは師父の指示に従って行動すべきです。少しでも逸脱すれば、法輪大法の基準を満たせなくなる可能性があります。それでは師父が按排された道を歩んでいるのではなく、旧勢力の按排に従っていることになり、それが災いをもたらす可能性があります。ここで、私が気づいた問題点をいくつか指摘したいと思います。

　一、学法

　私たちは毎日法を読んでいますが、法理を心に留めているでしょうか？

　私たちの法の学習グループでは『轉法輪』の第二講を読んでいましたが、指定された時間に正念を発するためにいったん読むのを止めました。読み続ける前に、私は尋ねました。「先ほど、私たちは『天目の問題について』を学びました。そこで師父は、私たちの天目の次元を決定する三つの要素についてお話されていました。その三つは何でしょうか？」

　私たちはちょうどその「天目の問題について」を読んだばかりなのに、誰も私の質問に答えられませんでした。そこで私は、「師父は『轉法輪』の第一講で、「煉功してもなぜ功が伸びないのか」とおっしゃいました。その二つの原因は何でしょうか？」と尋ねました。するとまたもや皆が黙り込み、誰も質問に答えることができませんでした。本当に驚きました。どうして師父のおっしゃったことを覚えていないのでしょう？

　私は実家を訪ねた時、親戚たち（修煉者）にも同じ質問をしました。答えられる人もいれば、答えられない人もいました。漠然とした理解しかできていない人もいました。

　このことから、私たちの多くが心から法を学んでいないことが分かります。私たちはただ形ばかり学習をしているのではないでしょうか。法を学んでも法を得なければ、自分の行いが法から外れてしまう可能性があり、それは非常に危険です。もちろん、私たちの体の中には様々な層の生命がおり、法を得た部分は表面に見えるのと同じではないかもしれませんし、私自身の認識も修煉の程度によって制限されています。私はただ、法をよく学ぶというこの重要な問題について注意を喚起しようとしているだけです。

　二、煉功

　師父は私たちに、功法を教えるビデオと、動作の図解を提供してくださいました。私たちはそれらを注意深く見て、本当に指示に従っているでしょうか？　師父の教え通りに功法を行っているでしょうか？

　数日前、私は母の家に再び行き、修煉体験について語り合いました。私が第一式の功法の動作について話すと、妹が立ち上がり、妹の夫が最初の功法の身体を伸ばす動作を披露してくれました。彼が示した動作は師父が私たちに教えてくださったものとは違っていたので、皆で笑いました。妹は、夫に何度も指摘したにもかかわらず、なかなか直らなかったと話していました。

　一部の修煉者は、第二式の功法の「頭上で法輪を抱える」（『大圓満法）における師父の「…両手の十本の指は相対させ、掌を下向きにし、…」という指示に従わず、手のひらを互いに向けたままにしています。また、指示に従わずに動作を速く行う人もいます。第五功法を行う際、一部の修煉者の動作は不正確で、意識が集中していません。これは、主意識が十分に制御されていないことを示しています。

　私は誰かを批判したいわけではなく、ただ私が気づいたいくつかの問題を学習者に伝え、私たち全員が精進して修煉し、師父と法を心から信じ、師父が私たち一人一人のために切り拓いた修煉の道をしっかりと歩み、師父とともに真の家へ帰れるようにしたいのです。

　以上は個人の悟りであり、法に基づかないことがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。