　【明慧日本2025年7月11日】北京市密雲区の法輪功学習者・劉蘭春さんは2024年12月15日の夜、自宅に押し入ってきた警官らに不当に連行され、密雲区留置所に約半年間拘禁された。今年5月26日に不当にも懲役2年の刑を言い渡され、その後、北京市大興区の団河刑務所で拘禁され続けている。

　劉さんは法輪功迫害の内容が書かれた資料を配布した際、中国共産党のデマに毒された者によって通報され、2024年12月15日の夜、自宅に押し入ってきた警官らに不当に連行された。

　劉さんはまず密雲区城関派出所に連行され、その後、密雲区季庄留置所に不当に拘禁され、その後、冤罪をでっち上げられた。

　北京市西城区に住む65歳の法輪功学習者・魏素雯さんは、2024年6月13日昼、買い物を終え帰宅した際、玄関で待ち伏せていた警官らに連行された。東城留置所に約1年間拘禁され冤罪をでっち上げられた後、今年2月18日に東城裁判所（北区）で不当に開廷され、懲役7年6カ月の刑を言い渡された。

　河北省保定市望都県の法輪功学習者・于士坤さんと娘の劉美麗さん、娘婿の安朝旭さんは、2024年に北京門頭溝公安支局大峪派出所の警官らにより自宅に侵入され連行され、冤罪をでっち上げられた。今年1月24日、于士坤さん、娘の劉美麗さん、娘婿の安朝旭さんは北京門頭溝区裁判所で開廷され、于さんは不当に1年6カ月の刑を、劉さんは不当に2年の懲役刑を、安朝旭さんは不当に2年の刑（3年間の執行猶予付き）をそれぞれ言い渡された。

　法輪功は「真・善・忍」を理念とする心身の修養法である。1998年8月11日、『北京日報』は北京の朝の運動を紹介する記事を掲載し、特に法輪功に言及し、法輪功学習者が煉功する題字写真も添えられた。1998年10月20日、中国国家体育総局が長春とハルビンに派遣した調査チームの組長は、法輪功に対する調査の後、法輪功の健康増進効果と社会の安定および精神文明の促進への作用を肯定した。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）