　【明日本2025年7月12日】オランダの法輪功学習者（以下、学習者）は7月5日（土）、南部のズーテルメール市で法輪功情報デーを開催し、当地の人々に中共による法輪功迫害の実態を伝えた。多くの人が自発的に法輪功迫害の実態を広める手助けをした。

　ズーテルメール市は南ホラント州に位置し、ハーグとロッテルダムに次ぐ州内第3の都市である。政治の中心地ハーグからわずか16キロの距離にあり、人口は12万人を超える。学習者はズーテルメール市の中心部で法輪功迫害の実態を伝えるパネルを設置し、功法を実演し、チラシを配り、来訪者と交流しながら法輪功の素晴らしさを伝えた。多くの人は法輪功の功法に強い関心を示した。

7月5日、ズーテルメール市で開催された法輪功情報デーの活動

G7に中共による法輪功学習からの生体臓器収奪の制止を求める請願書に署名する市民

　海外在住の中国人「私は法輪功を支持し、ますますの発展を願っています」

　中国からオランダに移住した謝さん（女性）は、ブースの前に来るなり大きな声で言った。「私はあなたたちを支持します。法輪功がますます発展し、オランダのすべての都市に広まることを願っています。共産党による迫害のことは知っています。私は共産党が大嫌いです！」と言って、謝さんはためらうことなくG7諸国（アメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、カナダ）に宛てた請願書に署名し、中共による学習者からの生体臓器収奪を停止するよう訴えた。

　パトロール中の警察車両が学習者のブース前を通りかかった際、謝さんは自ら進んで警察官に法輪功が受けている迫害や、学習者が平和的に迫害の実態を伝えていることを説明した。学習者が活動を終えてこの街を離れようとした時、謝さんはその警察官と偶然に再会し、「お疲れ様でした。ありがとうございます！」と謝さんは大きな声で言った。

　オランダ人医師「私はこれは本当のことだと信じています。皆さんの迫害に反対する活動の成功を願っています」

　あるオランダ人の男性が足早に学習者のもとへ駆け寄り、「私はこれ（生体臓器収奪）が本当だと信じています！　私は臓器移植に携わっている医師です。ある国際的な研修の場で、中国の医師が中国では臓器移植の技術が急速に進歩し、マッチする臓器を得るまでの待機時間が非常に非常に短いと紹介していました。そんなことは絶対にありえません。だから私は、あなたたちが言っている（生体臓器収奪）のことは実際に起きていると信じています。皆さんの反迫害活動の成功を心から願っています！」と語った。

　オランダ人夫婦「人体の臓器を盗むなんて、最も卑劣な行為だ」

　ローラ・プラーグさんは理学療法士で、夫は学校で勤務する調整係である。2人は、人の臓器を盗むことは最も卑劣な行為であり、明らかな犯罪だと話した。

学習者の反迫害活動を支持すると話すローラ・プラーグさんと夫

　プラーグさんは続けて、「他人を傷つけない限り、誰もが守られるべきであり、自分の意思に従って生きる権利があります。私はあなたたちの反迫害活動を支持します！」と話した。

　霊気療法士「私はあなたたちが真実を広めるのを助けたい」

　ウェサンドラ・シュレーダーさん（女性）は霊気療法の仕事をしており、およそ10年前にハーグで学習者の街頭での迫害の実態を伝える拠点を見かけたという。シュレーダーさんは展示しているパネル資料に『轉法輪』と『法輪功』の二冊の本に興味を持ち、学習者にこれら二冊の本の違いを尋ね、ズーテルメール市で法輪功を学べる場所があるかどうかも尋ねた。

「人々に法輪功が受ける迫害を知ってもらうために手助けをしたい」と話すウェサンドラ・シュレーダーさん

　シュレーダーさんは、「法輪功は忘れられたり弾圧されたりしてはなりません。中国政府は人権問題を改善すべきであり、誠実さ、善良さ、忍耐を生活の準則とする法輪功学習者を迫害してはなりません。共産主義は間違っており、人々は信仰の自由を持つべきです」と述べた。シュレーダーさんはは学習者に様々な言語のチラシを求め、配布を手伝い、皆に法輪功を知ってもらいたいと言った。