　【明慧日本2025年7月12日】埼玉県大宮市の気功教室で6月の最後の週末、法輪功学習者が日本の民間団体「倫理会」と協力して「餃子パーティ」を開催し、約50人が参加した。

　このイベントでは、無料で気功体験会も行われた。「餃子パーティ」に参加した人々の中には、学習者から借りた書籍「法輪功」を読んでみたいと話をする人がいたり、煉功場所に行って学びたいと意欲を示す人が数人いた。また、法輪功学習者（以下、学習者）に出張レッスンができるかと聞く参加者もいた。

学習者が法輪功の動作を説明する様子

　活動では3つの部屋を借りて、女性たちは学習者と共に餃子作りを学んだ。また男性たちは病気が治り、健康が増進するという法輪功の功法（煉功動作）にとても興味を持ち、まず法輪功について簡単な説明を聞き、その後、一生懸命に法輪功の動作を学んだ。餃子が完成すると、大人も子供もテーブルを囲み、自分で作った餃子や、中国の東北地方の郷土料理を皆で一緒に楽しみ、和やかな雰囲気で食事を楽しんだ。

女性たちは学習者と共に餃子作りを学ぶ

　食事が終わった後、健康増進に興味を持った人たちが集まり、法輪功の五式の功法を習った。学習者はまず日本語で功法の原理や動作のポイントを簡単に説明すると、参加者は真剣に学び、学び終わった後で、体が軽くなった感じがしたと話した。

　また、参加者たちはそれぞれ分かれて座り、学習者たちから法輪功について、さらに理解を深めるための交流会をした。

　ある学習者は、自分自身が法輪功を学んだ経緯や修煉後に身体が著しく変化した体験を紹介した。また、中国共産党（以下、中共）がなぜ法輪功を弾圧し、それが現在も続いているかの理由について語った。同時に、中国で学習者の臓器を収奪する犯罪行為についても言及した。

　「餃子パーティ」の参加者たちの中には、法輪功について聞いたことがある人や、法輪功が中国で弾圧されている事実を知っている人もおり、そのような人々は生体臓器収奪などの学習者への迫害の実態について詳しく質問し、理解を深めた。

　話し合いの中で彼らは頻繁に頷き、交流を深め、中共の邪悪さを認識するとともに、一人の高齢女性は「日本では私たちは平等であり、互いの人格を尊重する関係です。日本は自由な国で、ここでは自由に気功することができます」と励まし、学習者に努力を続けるよう応援した。

　参加者の中には、その夜に上映されている『国家の臓器』の映画を観ると言った人や、このような犯罪行為への衝撃を受け、「微力ながら、この犯罪を止めるために何らかの力になりたい」と述べた人もいた。

　小説や地方ニュースの執筆をしている男性は、ある学習者の母親が中国で中共によって違法に連行され服役刑を受けた話を聞いた後、中共の残酷な弾圧に驚き、中国の学習者に敬意を抱いた。そして、もし法輪功が自分の地元でイベントを行うことがあれば、必ず知らせてほしいと伝え、報道や宣伝の支援を申し出た。