文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年7月14日】私は同修と協力して対面で真相を伝えて3年になります。私たちは比較的若い男性の多くが、法輪功迫害の真相を聞いていないことに気づき、できる限り機会を逃さず伝えるようにしています。以下では、真相を伝える中で危険に遭遇した際に、師父がどのように助けて解決してくださったかの例と、私たちが協力して真相を伝える様子を紹介します。

　一、正念が強ければ大法の威力が顕れる

　以下は、真相を伝える中で危険に遭遇した際、師父が助けて解決して下さった例です。

　1. 師を信じ法を信じれば危険はない

　昨年夏、同修と電動バイクで大通りを走っていると、中年の男性が向こうから歩いてきました。私はバイクを停めて「こんにちは、お兄さん。私は通りがかりの者で、法輪大法を信仰しています。ちょっとお話ししたいです。法輪大法に悪いイメージを持たないでください。大法は人を救うためにあるのです」と言いました。話が終わる前に、その男性が「私は刑事警察の者だ。あなたのような人を、この数年間で何人も刑務所に送ったよ。良いなら良いでいい、なんであちこちで宣伝するんだ？」と言いながら、私のバイクの前に進み、いつ掴もうかとハンドルをじっと見つめていました。

　少し離れたところで同修が正念を発してくれていたので、私は動揺せず、質問に答えて説明できると思いました。ちょうどその時、別の男性が通りかかり、刑事の男性はその人と握手するために私を放って離れて行きました。私は少し待って、同修と一緒にその場を去りました。

　2. 神通を試す

　神通を初めて試したのは、同修と真相を伝え始めたばかりの頃でした。2人で小さな通りを歩いていると、同修が肩にカバンをかけた公務員風の男性に真相を伝えましたが、受け入れず、強い反発を示して去りました。

　しばらくして別の男性が来て、同修がまた真相を伝えながら歩いていました。私は先に去ったカバンの男性が頻繁に振り返っているのに気づき、同修を呼び戻そうとしましたが、同修は気にせず進みました。数分後、交差点にパトカーが停まり、私たちの方向へ向かってきました。同修は戻ってきましたが、パトカーに気づかず、道には誰もいませんでした。

　パトカーが10メートル手前で停まり、警官2人が降りてきました。私と同修は本能的に向きを変えて早足で歩き、背後から警官が「そこの2人、止まりなさい」と柔らかい口調で言いました。私は同修に「早く行きなさい、私が後ろにいるよ」と言いました。同修のバッグには『共産主義の最終目的』などの真相資料が入っていたからです。同時に、私は口で「止まれ、止まれ、止まれ、彼らを止めなさい！」と言いながら、ポケットの真相USBと鍵を近くの車の底に投げました。

　同修が角を曲がったのを確認し、振り返ると、警官2人が車の横に立ち、1人が手を伸ばしたまま、私たちから少し離れたところに立っていましたが、動かず、私たちはそのまま逃げ切りました。

　2回目の神通は昨年末の休日でした。歩道で40代の紺色のコートを着た男性が向かってきたので、バイクを停めて真相を伝えました。彼はポケットをまさぐり、以前経験したように身分証明書を出そうとしていると感じましたが、出せませんでした。すると、彼は私のバイクの鍵を抜こうとし、私は「止めろ、止めろ、止めろ」と言いました。彼はそれを聞きましたが、鍵を抜き取り「明日、前の派出所に鍵を取りに来なさい」と言いました。私は「（止めろと唱えたのに）なぜ効かなかったのだろうか？」と思いました。

　同修が近くで正念を発してくれて、私もその場に立っていました。すると、予想外のことが起こりました。彼は慌てて手を伸ばし、鍵をそっとバイクのペダルに投げ、慌てて後も振り返らずに去りました。私は後ろから「大法弟子の迫害に加担しないで。良い未来がありますよ！」と叫びました。

　3. 恐れを抱かない

　ある時、デパートの前で、地位のありそうな男性が立っていました。師父の法「あなたは恐怖心を根絶し、高まってくるのです」（『転法輪』）を思い出し、近づいて真相を伝えました。彼は私が法輪功を学んでいると聞くと、「私は公安局の者で、つい最近退職した。今年の会議でも法輪功のことを話したのに、君がまだこんな話を…」と大声で言いました。同修も来て一緒に伝え、私たちは恐れを抱かずに接すると、彼の声は次第に小さくなり、最後には急いで立ち去りました。

　4. 慈悲の力

　ある時、川岸の堤防の根本で、40代と思われる身なりの良い男性が歩いていました。私は追いかけて真相を伝え、三退を勧めました。彼は私を見て「こんな話をして、逮捕されるのに怖くないのか？」と言いました。私は「私は大法弟子です。みんなが怖がったら、誰が人を救うんですか？」と答えました。その言葉は心からのもので、慈悲の心が少し出たのを感じました。

　彼は私のバイクの籠を見て「物を配らないで、安全に気をつけなさい」と言いました。私は「あなたは本当に親切ですね。家に帰ったら家族にも伝えて、良い未来を選択してください」と言いました。彼は「ありがとう」と言いました。

　これらの例から、師父が人を救い、大法が人を救っているのだとわかります。師父は私たちをこの世で助手として使い、人を救わせてくれます。大法弟子は自分を修め、師を信じ法を信じる度合いを高め、師父の言葉を100％信じ、大法が与える能力で心を満たし、正念を強くしてこそ、この神聖で偉大な歴史的使命を果たせます！

　二、私は同修と協力して真相を伝える

　私が同修と真相を伝える際の協力について話します。

　私と同修は長所を補い合い、励まし合います。私は直感的に話すタイプで、彼女は穏やかに静かに影響を与えるタイプです。聞ける人には詳しく話し、急いで通り過ぎる人には要点だけ伝え、聞かない人にも「大法に反対しないで、良い未来がありますよ」と一言伝えます。

　真相を伝えるには誠実で真剣に、人を救う一念を持つと、力が大きくなり、効果も良いです。通常は、私が切り出します。「若い人、こんにちは」、「お兄さん」、「おじさん」、「先生」と呼び、「通りすがりですが、私は法輪大法を信仰している者で、ちょっとお話しがしたいです。法輪大法は正法の仏法で、人を救うためにあり、100以上の国に広まっています。真・善・忍は宇宙の基本理念であり、宇宙の精神です。『天安門焼身自殺』などは偽りで、民衆を騙し、迫害の口実にするものです。今は、皆が知っていて、過去の運動も同じように仕組まれたものです。詳しくは話しませんが、将来、天災や人災、疫病が来ても『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を心に留めれば、すべての災難を避けられます。もう一つ、かつて拳を挙げて誓った無神論組織の誓いを無効にしてください。党や団、隊に入ったことは、良いことだと思っていても、神仏を認めず対立するものです。入党の誓いは脳と手首にサタンの印を付け、神仏が守りたくても守れない。特に入党の誓いは命を捧げ、永遠に従うという毒誓（どくせい）で、100％効力を持ちます。昔の人は「死後マルクスに会う」と言いましたが、それは地獄に落ちることです。火葬場の入り口には「永遠に党に従う」と書かれています。心で無効にすれば、神は心を見て印を消し、清算時には無関係になり残れます。これは本当です。

　その後、良い名前をつけ中共組織から退く。「以前、誰かに聞かれたことがありますか？　重複して退く必要はなく、一度で十分です。家族や友人にも伝えてください。これが人が残れる唯一の道です。大きな福報が得られ、良い未来がありますよ」と付け加えます。よくある反応として「政治的反党だ」「共産党がお金をくれる」、「キリストや仏を信じている」などがあります。私の同修はこう対応します。まず、常人と争わず、適切に褒めたり認めたりします。「善悪に報いがあると信じますか？」と聞くと、たいてい信じると答え、親指を立てて「素晴らしい、良い人、善良な人」と褒めます。あるいは「あなたは福のある顔立ちですね。真相を知ればもっと福が大きくなりますよ」と言う。強い反対には、焦らず話題を変え、しばらく一緒にいると、私たちの正のエネルギー場が背後の邪悪な要素を解体し、その後、話すとよく聞いてくれます。2人で協力し、効果を上げています。

　以下は、常人からよく聞くいくつかの言い分に対する、私たちの回答の大まかな考え方です

　1.「政治的反党」について

　「兄弟よ、私達一般人が誰かに反対する力なんてあると思いますか？　発言権も、経済力も、軍事力もない。国家主席だって3日で倒されるんですよ、俺たちが誰に反対できるのか？！　私が話しているのは全部事実なのです。それをはっきりと見て、離れれば、命も安全も守れます。今、天災や人災が恐ろしいほど多いですよね。これは人を淘汰しているんじゃないでしょうか？　人が治めなければ天が治めます。善悪の報いは天の理です。人だけではなく、国家、政党、団体だって、悪いことをしたら清算され、償わなければいけません。中国に共産党が来て、何十年も無神論や進化論を唱え、どれだけの運動を起こしましたか？　どれだけの人を殺しましたか？　それを清算しないわけにはいきません！　兄貴はわかってる人です、早く抜けてください。何の影響もないし、自分の素晴らしい未来を選ぶんです。俺たちは赤の他人で、一生に一度の出会いかもしれません。完全に君のためを思って言っています」と言うとたいていの人は退きます。

　2. 「共産党がお金をくれる」について

　「兄弟よ、庶民が共産党を養ってるのか、それとも共産党が庶民を養ってるのか、どっちだと思いますか？　共産党は働かず、畑も耕さない、発明もしない。給料として渡される金は、庶民の税金や労働で生み出した価値なのです。それに、たくさんの汚職役人を養っています。清朝には和珅（大物の汚職役人）が一人だけだったけど、今は役人みんなが「和珅」です。だから中国の庶民はこんなにプレッシャーを感じ、生活が苦しいのです。そもそも、執政党なら国をちゃんと管理するのが仕事です。最低限、老人を養い、子供が頼れるようにするのが政府の務めなのです。それができなければ政府なんて何の意味がありますか？　西洋諸国を見てください。国民の生活環境はすごく良いし、生活水準も高いのです。だから中国の金持ちの役人の子や孫が海外に逃げるんですよ! 　でも、彼らの政府は「我々が国民に金をやった」とは決して言わないし、言えないのです。自分たちは国の管理をする機能部門にすぎず、監督を受け、うまく管理できなければ弾劾や罷免されるって、わかっているからです。

　3. 「キリストや主を信じている」について

　「信仰があるって素晴らしいね。私の師父が言ってましたよ、イエスや聖母マリアも偉大な神です。『聖書』に「敵キリスト」の話が出てきますよ、聞いたことありますか？　敵キリストとはサタンのことです（『五星紅旗の秘密』を見て）。俺たちが党や団、隊に入る時に誓ったのはサタンに属するものだから、抜けないと命や安全が守れないのですよ」

　真相をうまく伝えるには『共産党についての九つの論評』、『共産主義の最終目的』、『五星紅旗の秘密』、『党文化を語る』などを何度も読み、胸に刻む必要があります。私の同修は真相を伝える時、マルクスが魔になる道をとても詳しく話します。常人はたいてい知らないから、聞いて納得をします。

　弟子は師父の慈悲深い救済に感謝し、確実に修煉し、最後の正法の道をしっかり歩みます。この文を同修と交流するために書きました。不適切な点があれば、慈悲を持ってご指摘ください。