　【明慧日本2025年7月15日】アメリカ・マサチューセッツ州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月5日、ボストンの中華街で開催された夏祭りに参加した。学習者はブースを設置し、地元住民のみならず、他州や海外からの観光客も次々と訪れた。市民や華僑は中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を理解した後、アメリカ上院が「法輪功保護法案」を早期に可決するよう求める署名をした。

　一部の学習者は、通りかかった市民や観光客に法輪功（ファールンゴン、法輪大法[ファールンダ―ファー]とも呼ばれる）の五式の功法を実演し、その素晴らしさを伝えた。一部の学習者は資料を配り、法輪功への迫害に反対する署名を呼びかけた。また、中国系の人々には中共関連組織（共産党員・共青団・少年先鋒隊）からの脱退を勧め、多くの支持を受けた。

'图1：二零二五年七月五日，波士顿中国城华埠主街的夏日节庆活动。法轮功展位上参观的民众络绎不绝，有的与学员交谈了解更多法轮功的讯息。'

7月5日、ボストンの中華街で開催された夏祭りで活動する学習者

'图2～3：明白<span class='voca' kid='62'>真相</span>的市民纷纷签名支持《法轮功保护法案》。'

中共の法輪功迫害に反対し、「法輪功保護法案」の早期可決を求める署名を行う人々

　華僑「中共と善良は共存できない」

　杖をついた年配の華僑の男性が夫人とともに法輪功のブースの前を通りかかり、「香港であなたたち法輪功のブースを見たことがあります。あなたたちは皆いい人たちです。中共はあなたたちにひどいことをしています」と夫人は話した。学習者がさらに詳しく話をすると、男性は『共産党についての九つの評論』の書籍を受け取り、「家に帰って読んでみる」との意思を示した。

　70歳代に見える年配の華僑の男性が、法輪功のブースに長く留まっていた。話すことができないため、男性は一生懸命に紙に文字を書いて学習者と意思疎通を図った。男性は中国語でこう書いた。「中共の滅亡を見届けたい」。さらに「天が中共を滅ぼす。中共と善良は共存できない」と書いた。　

　南米系女性「希望が見えた」

　若い南米系の女性が法輪功のブースを訪れた。彼女は学習者が何をしているのか知りたがっていた。学習者は彼女に、法輪功が長年にわたり中共から残酷な迫害を受けている状況を説明した。「法輪功学習者は『真・善・忍』の修煉の原則に従い、正のエネルギーを生み出しています。共産党は『偽・悪・闘』を唱え、悪事を働き、負のエネルギーを生み出します。人々が負のエネルギーを受け入れると過ちを犯してしまいます。私たちが広めているのは『真・善・忍』であり、この正のエネルギーが人類にもたらすのは平和と繁栄、そして興隆です」。この女性は熱心に耳を傾け、「あなたの話を聞いて、私は希望が見えました」と語った。

　もう1人の女性がブースの前に立ち止まった。学習者が彼女と話す中で、中共がアメリカの司法制度やメディアを利用して法輪功や神韻芸術団を攻撃していることに言及した。神韻の話を聞いたとたん、彼女は「神韻について、他の人からの悪い噂を聞いたことがあって、その影響でこれまでずっと観に行かなかったのです」と言った。

　学習者は「私たちは『真・善・忍』を修めて、良い人になり、悪いことはしません。中共は長年にわたって法輪功を迫害しており、法輪功学習者から生体臓器収奪までしています。中共は越境して弾圧を行っており、法輪功は保護されるべきなのです」と説明した。この女性は、生体臓器収奪という話を聞いて、とても驚いた表情を浮かべた。

　学習者は続けて、「これほど長年にわたって、神韻は『世界トップショー』と称えられてきました。伝統文化を広め、人に善のエネルギーをもたらし、良い人になるように啓発してくれるのです。ぜひ一度ご鑑賞されて、神韻がどのようなものか実際に体験してみてください」と勧めた。この女性は、学習者が話してくれたことに感謝し、アメリカ上院での「法輪功保護法案」の早期可決を求める署名用紙に自分の名前を書いた。

　人々は、上院による「法輪功保護法案」の早期可決を支持する署名を行う

　ボストンに引っ越してきたばかりの女性2人が、興味津々に法輪功のブースに立ち寄り、学習者に「何をしているのですか」と尋ねた。学習者は、「私たちはとても重要なことをしています。上院に『法輪功保護法案』を通過してもらうための署名を行っています」と答えた。

　数人の女子大学生がブースに立ち寄って展示パネルを見ていた。学習者が彼女たちに「法輪功保護法案」について説明すると、そのうちの1人は「私はバージニア州出身で、そちらではすでに署名しました。迫害の事も知っています。法輪功を応援できて嬉しいです」と話した。もう1人はボストンの大学に通っており、その場で上院による「法輪功保護法案」の早期可決を支持し署名に応じた。さらに他の2人も支持を表明し、署名をした。