　【明慧日本2025年7月15日】法輪功学習者（以下、学習者）が京都市で7月12日、「7.20」反迫害パレードを実施し、26年間に及ぶ中国共産党（以下、中共）による迫害の即時停止を訴えた。

　パレード当日は京都では日本三大祭の一つである祇園祭の期間にあたり、日本各地の人々や海外からの観光客が訪れており、京都は大変賑わっていた。学習者のパレード隊は威厳あふれる天国楽団を先頭に京都御池大橋を出発し、京都のさまざまな観光スポットを経由し、多くの人々の注目を集め、好評を博した。特に欧米からの観光客が非常に多く、スマートフォンを取り出して撮影していた。外国人の中には法輪功が中共から受けている迫害の実態に詳しい人もいた。また、日本人の観光客の中には「それ（迫害）は悪いことだから、やめさせるべきだ」と声援を送る人もいた。さらに多くの若者が「頑張ってください」「人権はとても大事なので、そのために声を上げてくれる人がいるべきだ」と支持を表した。

7月12日に京都市で「7.20」反迫害パレードを開催した学習者

　日本人「尊敬でしかないですね」

小島さん

　パレードの出発点である御池大橋下の鴨川を散歩で訪れた京都市民の小島さんは、中国では法輪功を学び修煉しているというだけで中共から投獄、拷問など命に関わるほどの激しい迫害を受けているという事実対して、「自分の命が危険にさらされる状態でそんな皆のために自分の命かけてここまでできるのはもう尊敬でしかないですね」と称賛を表した。そして真・善・忍という価値観に対して「共感できます」と賛同の意を表した。

上野さん（左）

　同じく鴨川を散歩で訪れた京都市民の上野さんは、「正しいことをしていると思います」と中共による人権迫害に反対し、人権侵害という事実を平和的に訴える学習者の活動に対して支持を表した。そして真・善・忍という価値観に対して「とてもいいんじゃないですか」とストレートな気持ちを表した。

　外国人観光客「パレードを見て真相を知る機会を得た」

アメリカ人のケイデン・ハリリさん

　アメリカ人のケイデン・ハリリさんは「臓器狩りというのは、本当に、本当に…。うわぁ、こんなことが行われているなんて全く知りませんでした。誰かがこの問題のために立ち上がっているのを見て、本当に嬉しく思います」と話し、中国での「臓器狩り」という事実を知ったことへの衝撃を表した。

　またケイデンさんは「私も高校でマーチングバンドをやっていたんですよ。だから、こうして演奏しているのを見る、特にこのような偉大な理念のために演奏しているのを見ると、本当に心が温まります。マーチングバンドのメンバー、パレードの参加者、そしてこの活動に関わる全ての学習者の皆さんを心から応援しています。これは素晴らしい活動ですね」と付け加えた。

　また真・善・忍という価値観に対して「深い言葉ですね。人々はこのような道徳や価値観に従って生きるべきです。私はアメリカから来ましたが、今のアメリカではそういったものが本当に欠けています。ですから、この活動の理念と、ここで活動されている皆さんには、心から共感します」と語った。

デンマーク人のアンダース・ペーターセンさん

　デンマーク人のアンダース・ペーターセンさんは「それは恐ろしいですね」とパレードで訴えている「中共による法輪功への迫害」という事実に強い衝撃を受けたことを示した。また真・善・忍という価値観に対して、「すべての人々がその価値を認めるべき重要なことだと思います」と全世界が共有すべき普遍的な美徳であると述べた。

オランダ人のフレデリーク・ブラーセンさん

　オランダ人のフレデリーク・ブラーセンさんは「彼らの平和と健康、そして何よりも幸せを願っています。健やかで良い人生を送れることを。ええ、パレードの成功を心から祈っています」と中国で厳しい迫害を受けている学習者に温かいエールを送った。

　また「『真・善・忍』は、本当に大切だと思います。『真』は、お互いに良いコミュニケーションをとり、相手の気持ちを理解するために必要です。『善』があれば、不親切が蔓延している今の世の中よりも、世界はもっとずっと良い場所になると思います。そして『忍』は、お互いを理解し、尊重し合い、相手の話に耳を傾ける上で大切です。そうしたことが、世界にもっと平和をもたらしてくれることを願っています」と語った。

　オーストラリア人のダニエルさんは「わぁ、それ（迫害）はひどいですね。彼ら（中国の学習者）の活動が成功することを心から願っています。私は観光客なのですが、オーストラリアでも学習者が迫害されているという情報をよく耳にしますよ。彼らの状況が改善されることを心から願っています」と語った。また「特に今の時代、私たちみんなが真・善・忍のような価値観を持つことは、とても重要だと思います。本当に重要です」と語った。

　ブルガリア人のマリアさんは「日本人が中国の人々を助けたいと思っているのは、とても良いことだと思います。そして、中国のような他の国で起きている、これほど重要な問題は、すべての人々が力を合わせて解決していくことが大切だと考えます。この問題についてあまり知らなかった私のような人間がもっと理解するためにも、こうした（パレードのような）活動が行われることは、非常に不可欠だと思います」と語った。

　また真・善・忍という価値観に対して「真・善・忍は、人間性の非常に重要な部分ですから、とても大切だと思います。ですから、私たちはその価値観を決して忘れてはなりません。とても重要だからです。私たちは歴史から学ばなければなりません。なぜなら、そうした価値観が忘れ去られるたびに、人類はただ苦しんできたのですから」と語った。