　【明慧日本2025年7月16日】フィンランドの法輪功学習者（以下、学習者）は前日にパレードに参加した後、7月6日にフェル新規の有名な観光地であるシベリウス公園に集まり、一緒に煉功（法輪功の動作）を行った。この公園には毎日世界各地から観光客が訪れる。学習者たちは長年ここで煉功を行い、中国共産党（以下、中共）による迫害の実態を伝える資料を配布してきた。

　学習者たちは「法輪功」と「法輪功への迫害を停止せよ」と書かれた横断幕を記念碑の近くの岩の上に掲げ、横断幕の前で煉功を行った。岩のそばにはさまざまな言語による法輪功の紹介資料が並べられた。通りかかった観光客たちは足を止め、横断幕の内容を詳しく読んだり、「法輪功への迫害を停止せよ」および「臓器収奪に反対する」請願書への署名を自発的に行ったりした。

シベリウス公園で煉功を行う学習者

一部の人々は横断幕の内容を詳しく読み、または自発的に署名して支持を伝えた

　ポーランドから来た一人のガイドは、約30人の観光客を連れて公園を訪れた。彼はまず観光客を法輪功の横断幕の前に案内し、帽子を取って学習者たちに敬意を示した。その後、彼は観光客に学習者がこの場で活動を行う理由を説明した。観光客たちは静かに学習者の煉功の方向を向き、紹介に耳を傾けた。

　紹介を聞いた後、多くの観光客が学習者たちと話をし、さらに真実を理解しようとした。このポーランド人ガイドの行動に、学習者たちは深く感動した。彼は、「法輪功の皆さんの努力に感謝します。もし私がお客様にあなた方の活動を紹介しなければ、それは私の過ちです」と述べた。

　また、公園内で記念品を販売しているフィンランド人の男性は中国文化を愛し、流暢な中国語を話し、よく中国人観光客と交流している。この男性は、学習者が長年公園で活動しているため、法輪功について非常に詳しい。学習者が彼に説明して「昨日はヘルシンキでパレードがありましたので、地方から来た多くの学習者が煉功に参加しました。現場の学習者の中には迫害を受けた経験のある方もいます」と伝えた。その後、学習者は以前この公園で2人の中国人が学習者を襲撃した事件についても言及し、その事件はフィンランド国家放送YLEで報道されたことにも触れた。彼はすぐにスマートフォンを取り出し、関連ニュースを検索した。その後、「あなたたちがしていることは非常に重要なことだ」と感慨深げに話した。

　さらに、ある台湾人ガイドも学習者たちと長時間にわたり話した。学習者が「先ほどある中国本土の観光客が『アメリカが法輪功に資金を提供している』と主張していました」と伝えると、この台湾人ガイドはすぐにその発言を否定し、「そんなことはあるはずがありません。私は知っていますが、全て自己負担で行われており、国家が資金を提供するなんて不可能です」と述べた。彼は法輪功を非常に認めており、「私は知っています。煉功は確かに役に立ちます。体の気の巡りを整え、人のエネルギーや精神を鍛え上げることができます」と話した。