　【明慧日本2025年7月16日】スロバキアの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は6月と7月初旬、スカリツァ、ミヤヴァ、ニトラなど西部の複数の町で活動を行った。学習者は市民に中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝え、法輪功の五式の功法を実演し、中共の迫害に反対する請願書への署名を募った。

　ニトラの市民が法輪功を理解する

　ニトラ市は人口8万人の都市であり、学習者は7月4日と5日に同市のシュテファーニク大通りで署名活動を行った。この両日、同市ではコンスタンティヌスとメトディウスの記念イベントが開催されており、多くの市民が見物や散策に出かけていた。法輪功のブースは人々の関心を引き、多くの人が立ち寄った。中共による法輪功への迫害の実態を知った人々は、法輪功への支持を表明した。

7月4日、ニトラ市で行われた署名活動

　ヴィリメク氏は定年退職した獣医であり、以前は法輪功が迫害を受けていることを聞いたことがなかったが、かつてチェコスロバキア時代の共産主義政権を経験していたため、学習者に深い同情を抱いた。同氏は中共による法輪功迫害に反対する請願書に署名し、学習者に「諦めないでほしい」と励ました。

　機械エンジニアのバーバラさんは請願書に署名する際、「人権は踏みにじられてはならない」と言った。彼女は国際社会がこのような行動をとることは良いことであり、中国で迫害を受けている人々には諦めずに頑張り続けてほしいと励ました。

　理髪師のパコ氏も請願書に署名し、中共の迫害に反対の意を表明した。同氏はまた、法輪功が提唱する「真・善・忍」の価値観は社会に利益をもたらし、人々の忍耐力を高めると話した。

　法輪大法（ファールンダーファー）の修煉に強い興味を持つ人々がいた。レンカさんは功法の動作を試し、仕事で多くの混乱した情報に囲まれ、複数のタスクを同時に処理しなければならないが、法輪功（ファールンゴン）はとても落ち着きと集中を感じさせると語った。「（法輪功の）功法は気分を良くさせ、煉功を続けたい」と言った。さらに「（真・善・忍）は私たちの国の人々に役立つだろう」と話し、できるだけ早く煉功拠点に行って学ぶつもりだと表明した。

　他の町から訪れた男性は請願書に署名した後、「皆さんは今だけでなく、未来により広い影響をもたらすために来ている」と語った。彼はまた、他の文化から良いものを取り入れることが重要だとも述べた。

　1人の学生は請願書に署名する際に、「私の母は中国出身で、私は神韻（公演）を通じて（法輪功を）知りました」と話した。

　ミアヴァの学生たちが請願書に署名

　6月27日（金）学習者は西部の小さな町ミアヴァで署名活動を行った。この町でのこのような活動は初めてである。当日は学期の最終日であり、通りには多くの歩行者や学生が行き交い、興味深そうに功法の演示を見たり、請願書を読んだりしていた。

6月27日、ミアヴァで行われた署名活動

　ひとグループの学生が長椅子に座って法輪功の功法実演を見ている中、1人の女子学生が学習者に請願書に署名する意義を尋ねた。中共の法輪功迫害を知った学生たちは次々と請願書に署名し、中にはその場で功法を学んだ。

　通りかかった女性は学習者に法輪功について質問し、そして請願書に署名し、学習者の幸運を祈った。

　スカルリツァの住民が法輪大法に関心を持つ

　6月20日（金）、学習者は2年ぶりにスカルリツァで迫害の実態を伝える署名活動を行った。多くの人々が法輪功に強い関心を示し、請願書に署名した。

　ある高齢の女性は、煉功拠点が自宅から遠いと知ると、孫娘に頼んでインターネットで功法を学べるようにしてもらうと話した。

　ひとグループの学生が活動現場に通りかかった際、自ら進んで学習者に記念写真を一緒に撮ろうと声をかけた。学習者が中国の学習者が功法を煉功していることで迫害を受けていることを説明すると、学生たちは皆、請願書に署名することを決めた。皆は資料も受け取り、帰宅後に読むと話した。