　【明慧日本2025年7月19日】（英国／明慧記者）法輪功の反迫害26周年を迎える前日の2025年7月16日、イギリス政府から法輪大法学会あてに書簡が送られた。これは、インド太平洋担当大臣であるキャサリン・ウェスト（Catherine West）議員が首相を代理して送ったもので、法輪功の信仰および神韻芸術団の公演に対する英国政府の揺るぎない支持が明確に示されている。ここで法輪功とは法輪大法ともいわれる中国伝統の心身の修養法である。　

'图1～2：英国法轮大法学会收到英国外交部印太事务部长凯瑟琳·韦斯特议员（Catherine West）代表首相所致的回信。'

英國外務省インド太平洋担当大臣キャサリン・ウェスト議員が首相を代表して送った返信書簡

　以下は書簡の日本語訳である。

　インド太平洋担当大臣キャサリン・ウェスト議員は書簡の中で次のように述べている。

　「今期の政府は、すべての人々の宗教または信仰の自由を一貫して支持しています。英国において、私たちは宗教または信仰の自由という権利を推進し保護することに熱心に取り組んでおり、国際的にもこの基本的権利を擁護するために力強い声を上げています」

　「首相、外務大臣、財務大臣、エネルギー大臣、そして私自身も、ここ数カ月の間に中華人民共和国側と人権問題について交渉を行ってきました」

　「今期の政府はまた、神韻芸術団のような公演団体およびその観客の権利を断固として支持しています」

　「政府の最優先の責務は国家の安全を守ることです。私たちは、越境的な弾圧を含む外国の干渉行為への対処に取り組んでいます。英国においては、いかなる外国勢力による個人またはコミュニティに対する脅迫、嫌がらせ、または危害を加える行為に、厳格に対処され、決して容認されることはありません」

　「この書簡が皆様がご安心いただける一助となれば幸いです。政府は、法輪功学習者、神韻芸術団の出演者およびその観客の安全と保護をきわめて重要視しています」