　【明慧日本2025年7月22日】インドネシアの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月12日（土）、ジャカルタとスラバヤの2都市で反迫害平和集会を開催し、中国共産党（以下、中共）による26年間にわたる学習者への残酷な迫害を非難した。

　ジャカルタの中国大使館前での反迫害集会

　ジャカルタの学習者は中国大使館前で集会とキャンドルライト追悼を行い、中共に対し迫害の即時停止を訴えた。当日の活動は法輪功の煉功から始まり、多くの通行人が足を止めて見入った。学習者は彼らに資料を配り、中国で現在も続く深刻な人権侵害について伝えた。人々は、学習者が正義を求め、迫害を伝える方法が平和的で尊厳があると称賛した。

7月12日、ジャカルタにある中国大使館前で行われた反迫害集会

　インドネシア法輪大法学会スポークスマンのサストラニさんは集会で次のように述べた。「中共は中国国内で26年以上にわたり法輪功を迫害しているだけでなく、その外交ルートや国家資金を悪用して世界中で影響力を買収しています。彼らは海外メディアやソーシャルメディアを利用して虚偽情報を流し、法輪功とその創始者を中傷しています。その目的は虚偽情報を拡散し、真実を抑え込むことです」

　「世界中の法輪功学習者の絶え間ない努力により、ますます多くの人々や政府が真実を理解するようになりました。法輪功は平和的な正法修煉であり、これは中共やそのメディアの代弁者が描くものとは全く異なります。法輪功は修煉者にとても有益であり、道徳を著しく高め、心身の健康を改善しています。法輪功は社会やいかなる地方政府にも害や悪影響を及ぼしていません。中共がいくら虚言をでっちあげても、これは否定しがたい事実です」

集会で発言するインドネシア法輪大法学会スポークスマンのサストラニさん

　集会会場の近くで働く外国人の1人が学習者の活動を見て、インドネシアにも法輪功の修煉者がいることに驚き、学習者の平和集会の開催を支持した。彼は「ここで学習者が功法を練っているのを見て、とても驚きました。この国にも法輪大法があるとは知りませんでした」と話した。

　もう一人の通行人が好奇心から学習者に近づき、なぜこの活動を行っているのかを尋ねた。また、活動中に妨害を受けたかどうかも尋ね、学習者に励ましと支持の言葉を伝えた。

　ニッキーさんはジャカルタの記者であり、今回、初めてこの種の活動を取材した。　ニッキーさんは「この迫害は残酷で、明らかに人権を侵害しています。中国の法輪功学習者がこれほど残酷な扱いを受け、さらには生きたまま臓器を摘出されていると聞いて衝撃を受けました。なぜ政府が自国民をそのように扱うのか理解できません」と述べた。

学習者の平和的な反迫害集会を賞賛する記者のニッキーさん（中央)

　集会当日、学習者はキャンドルライト追悼も行い、中共によって迫害され命を奪われた中国本土の学習者を追悼した。　

7月12日に行われた中共に迫害されて亡くなった学習者を追悼するキャンドルライト

　同日、学習者は東ジャワ州スラバヤ市の中共領事館前でも同時に集会とキャンドルライト追悼を行った。横断幕を広げ、学習者は活動場所の近くでより多くの人々に迫害の実態を伝え、中共による学習者からの生体臓器収奪の終結を求める請願書への署名を募った。

7月12日、東ジャワ州スラバヤ市の中国領事館前で行われた集会と署名活動

　中共による生体臓器収奪の事実を聞いた男性は、「これはあまりにも残酷だ。迫害が一日も早く終わることを願っています」と語った。そして、彼は署名に応じ、学習者の迫害を終わらせるための努力を支持すると表明した。