　【明慧日本2025年7月27日】（台湾明慧報道局）台湾中南部の雲林、嘉義、台南地域の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月19日の夜、嘉義家扶センター会議ホールおよび台南公園の2か所で、反迫害26周年集会を行った。また、真・善・忍の信仰を堅持したことで中国国内で中共に迫害され命を落とした学習者を追悼するための、キャンドルライト追悼会を開催した。

　嘉義の「7.20」追悼は例年、中正公園で開催されていたが、今年は台風通過のため公園の被害がまだ完全に修復されておらず、嘉義家扶センターの会議ホールに場所を移して行われた。多くの議員が、出席して法輪功を支持することを表明した。

　台湾の立法委員（国会議員）と市議員や元市政府関係者、牧師、弁護士などが会場を訪れ、法輪功への声援を表明した。出席者は、中国国内および越境的に行われている中共による無実の信仰団体への弾圧を非難し、迫害の実態を伝えて人権を守り、正義と良知を呼び覚ましている学習者に感謝の意を示した。そして、中共の許しがたい犯罪行為を共に制止するよう呼びかけた。

图1～2：二零二五年七月十九日晚间，台湾中南部地区包括云林、嘉义、台南部份法轮功学员，于台南公园和嘉义家扶中心会议厅两地举办反迫害二十六周年集会及烛光夜悼。

7月19日夜、台南公園と嘉義家扶センター会議ホールで開催された反迫害26周年集会とキャンドルライトによる追悼会

图3：反迫害26周年集会，法轮功学员展示<span class='voca' kid='86'>功法</span>。

反迫害26周年集会で法輪功の功法を実演する学習者

キャンドルライト追悼会に参加した複数の議員

　立法委員「中共による国内および法輪功への越境弾圧を非難」

集会で発言する台湾立法委員・陳冠廷氏

　台湾立法委員・陳冠廷氏は、集会での発言で次のように述べている。「法輪功への迫害はすでに26年も続いており、中共は国内での迫害にとどまらず、最近ではあからさまな越境弾圧まで行っています。台湾と国際社会はこの現実を正視し、強く非難すべきです」

　「本日、私は法輪功学習者の集会に参加し、宗教・信仰の自由を支持する立場を表明します。そしてすべての中国国民が目覚め、中共という残虐な政権を拒否することを願っています。また、中共の官僚たちの良知が呼び覚まされ、悪に加担せず、中国国民への迫害の共犯者にならないことを切に望みます」　

　嘉義市議員「真・善・忍は社会に対して前向きな力を持っており、しっかりと守る必要がある」

集会で発言する嘉義市議員・林煒軒氏

　嘉義市議会議員・林煒軒氏は、集会で次のように述べている。「人権は普遍的な価値であり、また社会の文明を示す重要な象徴です。しかし、中共には人権も宗教・信仰の自由もなく、人道にも人間性にも反し、あらゆる手段を用いて異なる信仰団体を迫害しています。これはまさに言語道断の行為です」

　「法輪功が強調する『真・善・忍』の精神は、社会にとても前向きな力をもたらすものであり、しっかりと守っていくべきです。そして中共による弾圧と迫害を強く非難しなければなりません。法輪功への迫害をただちに停止し、人権を正視し、『真・善・忍』の精神を正当に評価すべきです。宗教の自由と言論の自由という貴重な価値を守っていかなければなりません」

　嘉義市議会議員「私は必ず声を上げて、この迫害を非難しなければならない」

法輪功の反迫害集会に4度目の参加となる嘉義市議会議員・王浩氏、集会で法輪功支持を表明

　嘉義市議会議員・王浩氏は、かねてより法輪大法に深い関心と支持を寄せており、集会で次のように述べている。「これほど素晴らしい修煉団体である法輪功が中共によって残酷に弾圧・迫害されているのを見て、私は必ず声を上げてこの迫害を非難しなければなりません」

　「これまで嘉義の7.20追悼は中正公園で行われていましたが、今年は台風の被害によりこの会場に変更されたと聞き、私はぜひ応援に来なければと思いました。私はこれまでに『国家の臓器（原題：State Organs）』という映画や、神韻芸術団の公演を観たことがあり、信仰の重要性や民主・自由の尊さを深く実感しました。台湾にいる私たちが、信仰を理由に非人道的で人権を踏みにじるような不当な扱いを受けることがないよう願っています」

　台南市議会議員「法輪功迫害の真実を伝え、人権を守ってくれていることに感謝する」

集会で挨拶する台南市議会議員・蔡筱薇氏

　常に法輪功に関心を寄せている台南市議会議員・蔡筱薇氏は、風雨をものともせず迫害の真実を伝え、人権を守る学習者の姿に感銘を受けている。同議員は集会での挨拶の中で次のように述べた。「私たちは皆、民主・自由・正義という価値がいかに得難いものであるかを知っています。本当に皆さんに感謝します。共にこの価値観を守り、全世界にこの声を届けましょう」

　台南市議会議員・陳怡珍氏は、集会でこのように述べている。「中共に法輪功への迫害をやめ、自由な信仰と人権の価値を尊重するよう呼びかけます。法輪功学習者の風雨をものともせず強く持ちこたえる精神にとても感動しました。もし支援が必要な場合は、全力で皆さんを助けたいと思います」

　元市政府官僚「真実で正義と良心を呼び覚まし、光明はすでに見えている」

集会で発言する台南市前教育局長・鄭邦鎮氏

　前台南市教育局長・鄭邦鎮氏は、昨年『国家の臓器』の映画を観て以来、一貫して法輪功の迫害の実態を伝える活動を支持している。同氏は集会で次のように述べた。「一般の人は法輪功学習者に対して、前向きで善良、そして明るいという印象を持っています。台湾にはこれほど多くの熱心で、これほど粘り強く活動する法輪功学習者がいることに、私はとても感動し、大切に思っています」

　「反迫害は愛の表れであり、世界は愛のために一本の道を譲るだろう」と話す鄭氏は、学習者に励ましの言葉を送った。「私たちの苦難はまだ終わっていませんが、光明はすでに見えています。私たちは真実をもって正義と良知を呼び覚まし、一刻も早く人類を救わなければなりません！」

集会で挨拶する台南市前観光旅行局局長・郭貞慧氏

　前台南市観光旅行局長の郭貞慧氏は、多くの法輪功の友人がいる。同氏は集会での挨拶で次のように述べている。「法輪功学習者は静かに、そして継続的に世界のあらゆる場所で真・善・忍の素晴らしさを広めています。彼らが長年にわたり反迫害を貫き、多くの人々に中共の邪悪な本質をより深く認識させていることに、とても感謝しています」

　「中共は法輪功への迫害を他国にも拡大しています。私たちはより多くの国と連携して迫害を止め、赤い勢力（共産党）を排除し、国境を超えた弾圧を阻止しなければなりません。そうしてこそ世界は平和になるだろう」

　牧師「法輪功学習者が中共の迫害の実態を継続的に暴露していることに感謝する」

集会で発言する机嘉勝牧師

　長老教会の机嘉勝牧師は集会に出席し、学習者を励まし、次のように述べている。「皆さんはとても自由で勇敢です。中国で迫害を受けている法輪功学習者に、自信と励ましを与えています」

　「皆さんは絶えず全世界に中共の迫害の実態を暴露し、信仰の自由を渇望する声を伝えています。自由は天賦の人権であり、台湾という自由で民主的な国においても簡単に得られたものではありません。私たちも持っている自由を大切にしなければなりません」

　弁護士「あなたも私も、必ず中共が滅亡する日を見ることができるでしょう！」

集会で挨拶する著名な弁護士・曾錦源氏

　著名な弁護士である曾錦源氏が法輪功を声援するために会場に駆けつけた。同氏は挨拶でこのように述べている。「邪悪は正義に勝てないというのは真理であり、どんな歴史や国家、民衆においても最終的にはそうなります。法輪功の正のエネルギーはとても強力です。私たちは必ず信じなければなりません。あなたも私も必ず中共が滅亡する日を見ることができるでしょう！」

　若者「迫害の実態を広めることに喜んで協力する」

　友人の紹介で反迫害集会に参加した青年アルヴィスさんは、学習者がとても温和で善良だと感じている。彼はこのように話した。「中共による信仰迫害は不当であり、臓器の強制摘出は非人道的です。私は法輪功のために声を上げ、学習者が世界の注目を集めることを願っています」

　アルヴィスさんは、学習者が「穏やかな方法で反迫害を訴え、一般市民や政府にそれを示しているのは素晴らしい」と称賛した。雨の中インタビューを受けながら、アルヴィスさんは微笑んで会場を見つめ、「雨の日は大変ですが、彼ら（学習者）をとても尊敬しています！　私はもっと多くの人に法輪大法の良さを知ってもらいたいです。中共が言うこととは違います。より多くの人が理解し、国際的な支援を受けられることを願っています」と語った。

台南会場に掲げられた反迫害声援カードに、若者が正義の声を書き残した

　今年の台南での反迫害集会には特別な見どころがあり、10数人の若者がFacebookを通じて参加を申し込み、法輪功の厳粛で和やかで穏やかな正のエネルギーの場を自ら体験した。彼らは掲示された反迫害声援カードに次々と正義の声を書き残した。