　【明慧日本2025年7月29日】カナダ・ケベック州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）が7月19日、モントリオール市中心部でパレードと集会を開催し、中共による26年間にわたる法輪功への残酷な迫害を制止するよう人々に呼びかけた。

　厳粛で荘厳な雰囲気のパレードは、モントリオール市中心部の幹線道路を進み、にぎやかな商業エリアや数々の市のランドマークを通過した。「中共を解体しよう」「迫害を停止せよ」というメッセージは道行く人々の共感を呼び、多くの市民が学習者への支持を表明した。パレードは旧市街の兵器広場を終点とし、そこで集会が行われた。

图1：二零二五年七月十九日，魁北克部份法轮功学员在蒙特利尔市中心举行游行集会，呼吁制止中共对法轮功长达二十六年的残酷迫害。

7月19日、モントリオール市中心部で開催されたパレードと集会

モントリオール市中心部の幹線道路で行進するパレード

モントリオール市中心部の商業エリアで行進するパレード

中共の迫害で命を落とした学習者の遺影を持って行進する学習者

中共に不当に拘束されている81歳の中国山東省の学習者・叢蘭英さんの即時釈放を求める

学習者のパレードを撮影する人々

モントリオールのランドマークのコンベンションセンターを通過するパレード

パレードは終点の兵器広場に到着

兵器広場に展示されたパネルを読む人々

中共の法輪功迫害に反対し署名する人々

　学習者「真・善・忍に対する迫害に必ず抵抗しなければならない」

学習者のミロさん

　学習者のミロさんは、ケクック市から駆けつけてパレードに参加した。

　ミロさんは、法輪大法は人生の意義や苦しみの原因、社会道徳の衰退など、自分が知りたくても解けなかった全ての疑問に答えてくれたという。「法輪大法が教える道徳的価値観によって、私は世界に心を開き、善良さを保つことができました。かつては世界に対して暗く、落ち込んでいましたが、今は平和で幸せな人間になりました」と語った。

　中共の理不尽な弾圧に抗議するため、ミロさんは2002年に単身で中国へ赴いた。彼女は中国の学習者の厳しい状況を身をもって体験した。天安門広場で警察に逮捕され、拘禁されたが、カナダ大使に会うことを要求して初めて釈放された。

　ミロさんは26年続く残酷な迫害を非難し、「これは国家が仕組んだ犯罪行為であり、真・善・忍に従って善良に生きる人々が迫害されています。これは全く受け入れられません。真・善・忍は人類を支える土台です。もし私たちが立ち上がって抵抗しなければ、迫害は誰の身にも起こり得る。私は迫害が終わるまで闘い続けます」と述べた。

　人々は反迫害を支持

採鉱技師のエイトさん

　ブラジルからの移民であり、採鉱技師のエイトさんは、初めて法輪功のパレードを目にした。彼は学習者に対して「とても衝撃を受けました」と言った。そして「ブラジルで目にする宣伝は、中国が繁栄していて人々がどれほど豊かに暮らしているかというものばかりで、迫害については一切語られません。こんな迫害があること自体、誰も知りません」と語った。

　エイトさんは学習者に支持を表明し、「このようなパレードはとても素晴らしいです。私たちに中国の本当の姿を見せてくれました。私は法輪功が迫害に立ち向かうことを全面的に支持します」と話した。

　カールさんとジョアンナさんは、パレードの横断幕に引き寄せられた。2人は路上でチラシを配っていた学習者と会話を交わした。ジョアンナさんは「このような活動はとても重要です。人々を目覚めさせる力があります。私たちは、中国では共産党に従わなければ侮辱されたり、あるいは『消されて』しまうことを知っています。共産党は恐怖を使って人々を従わせているのです」と述べた。

　ジョアンナさんは法輪功の「真・善・忍」の価値観に深く共感し、「私たちは今、これらの価値観を失いつつあります。真・善・忍はすでに失われてしまいました。でも、これらは私たちが取り戻し、取り入れていかなければならない価値観です。私はこの価値観に心から賛同します」と語った。そして彼女は、帰宅後にインターネットで法輪功について詳しく調べてみるつもりだと話した。

图14：从欧洲来蒙特利尔实习的大学生露西尔（Lucilne）和卡塔琳纳（Katarina）在反迫害征签信上签名。

ヨーロッパからモントリオールに実習に来た大学生のルシールさんとカタリーナさん

　ヨーロッパからモントリオールに実習に来ている大学生のルシールさんとカタリーナさんは署名をした。そして、口を揃えて「このような活動があって本当に感謝しています。私たちは、中国でこんな迫害が起きていることを全く知りませんでした。法輪功学習者を支持します。このような迫害は決してあってはならないことです」と語った。