　【明慧日本2025年7月29日】

　吉林省の穆春香さんが懲役4年の不当判決を言い渡される

　吉林省吉林市の法輪功学習者・穆春香さん（60歳前後女性）は、2023年6月5日に吉林市船営区歓喜郷派出所によって連行され、家宅捜索を受けた。警官がパソコン、プリンター、パソコンの消耗品などを押収した。穆春香さんは吉林市留置場に1年あまり拘禁された後、懲役4年の判決を言い渡された。2024年、穆春香さんは吉林省女子刑務所に送られた。現在、穆春香さんの刑期は残り1年8カ月となっている。

　天津市の周承恵さんが連行される

　7月25日朝7時前に、天津市北辰区の青光鎮韓家墅村の法輪功学習者・周承恵さんが青光派出所の警官に連行された。自宅には5、6人の警官が押し入り、周さんが法輪功迫害の真実を伝えていたという通報があったと主張した。

　現在、周さんは青光派出所に拘束されており、自宅の法輪功関連書籍やTFカードなどの私物が押収された。また、普段使用していた携帯電話も押収された。

　遼寧省撫順市の革新さんが13日間拘束された

　最近、撫順市の法輪功学習者・革新さん（57歳男性）が望花区公安分局の雷锋派出所の警官によって連行され、撫順市南溝留置場に拘束されていることが判明した。状況を知っている方は、追加情報を提供してほしい。

　黒竜江省の王淑芝さんが迫害され死亡、家族が嫌がらせを受ける

　王淑芝さんが迫害により死亡した後、人命を軽視する中国共産党の公安警官は、王淑芝さんの家族に対して「検察庁に行って俺らを訴えればよい」と平然と話した。これらの警官は、中国共産党が上層部から下層部まで腐敗し、官僚同士が互いに庇い合っていることを内心で分かっているからだ。

　王淑芝さんが亡くなった翌日、鶏冠区紅星郷派出所の警官が王淑芝さんの姉・王淑香さんの自宅に行き、嫌がらせを行った。当時、王淑香さんは懲役2年の判決を言い渡され、鶏西留置場に拘禁されていた。王淑香さんの家族が警官に「何の用か」と尋ねたところ、警官は「確認をしに来た」と答えた。

　王集吉さんは王淑芝さんの父親で、死亡したが、警官の迫害と関連している。

　広東省梅州市の法輪功学習者らが繰り返し嫌がらせを受ける

　2025年5月、城区江南地区に住む法輪功学習者・鄧月梅さんは、住むコミュニティの職員が三角派出所の警官を連れて、鄧月梅さんの家を訪ね、嫌がらせを行った。彼らは鄧月梅さんに「法輪功を止める」という書類に署名を求め、「署名すれば、以前のブラックリストから名前を消してやる」と嘘を言い、さらに写真撮影を強要した。

　2024年3月にも、同じコミュニティの職員が三角派出所の警官を連れて鄧月梅さんの自宅を訪問した。警官は鄧月梅さんの家族、特に子供に対して脅迫した。「法輪功を続けるなら、子供は大学に進学させない。子供は就職しても解雇される」などと言った。鄧月梅さんと家族に精神的に大きなダメージを与えた。2024年5月、コミュニティの職員が再び、派出所の警官を連れて鄧月梅さんの自宅を訪問し、嫌がらせを行った。

　2025年6月16日、江南派出所副所長・丘が江南の法輪功学習者・鍾蘇雲さんの家族に電話をかけ、「鍾蘇雲が法輪功を学んでいるため、派出所に来て写真撮影をしなければならない。数分で済む」と騙した。また、警官は家族にブラックリストから名前を消すと約束した。翌日午後、新中コミュニティの劉という職員が派出所の警官を連れて鍾蘇雲さんの自宅を訪問し、嫌がらせをしようとした。ドアを叩いても開かなかったため去って行った。

　2025年6月、江北に住んでいる法輪功学習者・羅小玲さんは自宅で、コミュニティの職員と五洲城派出所の警官からの嫌がらせを受けた。嫌がらせの理由として、羅小玲さんが明慧ネットにアクセスしたからだという。

　黒竜江省の柳琳さんが15日間拘留、謝淑霞さんが嫌がらせを受ける

　2025年5月13日、法輪功学習者・柳琳さんと謝淑霞さんがハルビン市道里区で法輪功迫害の真実を伝える活動を行っていたところ、当局の法輪功に対する誹謗中傷の宣伝を信じた人によって写真撮影され、通報された。翌日、国内安全保衛部門と麗江路派出所の警官7人が柳琳さんの自宅に押し入り、強制的に柳琳さんを連行した。警官は柳琳さんの家にある法輪功関連書籍やパソコンなどを押収した。柳琳さんは15日間拘留された。

　警官は謝淑霞さんの自宅へ2度行ったが、謝淑霞さんはドアを開けなかった。

　河北省唐山市の邵淑敏さんが嫌がらせを受ける

　河北省唐山市玉田県の林南倉鎮派出所の警官2人（うち1人は穆志国）は、2025年7月23日午後3時ごろ、同鎮九村在住の法輪功学習者・邵淑敏さんの自宅へ行った。邵淑敏さんからの許可を得ないまま、穆志国は邵淑敏さんの写真を撮影し、「これは俺が訪れたという証拠のためだ」と言った。

　湖北省宜昌市の陳吉珍さんが連行され釈放

　2025年6月26日午前、湖北省宜昌市の法輪功学習者・陳吉珍さん（80歳女性）は、宜昌市伍家区の楊岔路で法輪功迫害の真実を伝えていたところ、通報された。伍家区派出所から8、9人の警官に非常に辺鄙な街（取調室）に連行された陳吉珍さんは取り調べを受けた後、解放された。

　翌日、警官は陳吉珍さんの自宅に押し入り、家宅捜索を行い、陳吉珍さんの家にあるすべての法輪功関連書籍、煉功用音楽プレーヤー、「三退」リスト、その他の法輪功関連資料や物品などを押収した。

　陳吉珍さんは取り調べ中に、警官らに「なぜまだこんなことを続けているのですか？　今や多くの人が法輪功のことを理解し、こんなことはやめました。現在、天災人禍がこんなに多く、多くの人が死んでいます。私は人を救っているのです。三退をして安全を確保することができます。あなたたちも三退をしなければ安全を確保できません」などと話した。その後、劉という名のリーダーが陳吉珍さんの年齢を尋ね、陳吉珍さんは80歳だと答えた。彼は陳吉珍さんに署名させ、「そうしなければ自宅に帰さない」と言って、陳吉珍さんに苗字を署名させた。

　警官はさらに、610弁公室が廃止された後、法輪功に関するすべての件は公安に委ねられたと明かした。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）