　【明慧日本2025年7月31日】交通事故によって私の人生は変わってしまったのですが、法輪大法を修煉することで、私の脚は奇跡的に回復しました。以下は私の体験談です。

　1997年7月10日は私にとって不運な日でした。その日、私はバイクに乗って道路を直進していたところ、左折してきたトラックと接触してしまいました。私は飛ばされましたが、トラックは去って行きました。私の手首は骨折し、脚は怪我をしており動きませんでした。

　センター病院に運ばれ、レントゲンを撮ると、股関節の骨折だと診断されました。すると、センター病院側は私の入院を拒否し、「120」という救急車を呼んできて、私を整形外科病院に行かせました。その病院で、「120」の運転手は「親切に」外傷の専門医を紹介すると言って、私たちに選択するように言いました。

　ところが、私たちは彼の上手い話に載せられており、ある工場の工場病院に連れて行かれました。それは4階建ての老朽化した建物でした。後で知ったのですが、工場の最適化によって、この病院は基本的に切り捨てられた部門になったので仕方がなく、社会に借り手を求めました。紹介された専門の医者は浙江省の出身で70代の男性でした。彼は優しい態度で接し、手術をしなくても私の脚を治せると言いました。その時、私とこの病院に一緒に来ていた同級生は、その医者が「120」の運転手に200元を渡していたのを目撃していました。今でいう「医托」（中国語で「医師を紹介すると称して患者を特定の病院や診療所に誘導し、不正な利益を得る人や組織」を指す）というものでした。

　その病院は、入院の環境や設備が整っておらず、注射用や点滴用の部屋に入院させられました。手術を行わず、外部カードで脚を固定した後、保守的な治療をすると言いました。5日目に、レントゲンで確認したところ、骨の繋ぎが悪いと分かると、私の骨を治すため、なんと数人で引っ張ってやり治すことになりました。

　10日目に脚を引きずっているお婆さんが、点滴のために注射室（私が入院している部屋）に入って来ました。お婆さんは私を見て驚き、この病院の真実のことを話してくれました。「あなたはとても若いのに、何故ここで治療するのですか？　私は数年前、股関節の骨折でここで治療しました。ここでは、いわゆる民間療法の接骨をする方法でやっています。股関節を骨折した高齢者とか、ここは手術を行うことができない人のためですよ。80歳の私は障害者になったけど、あなたはまだ若い、どうしてここで治療しているのですか?」と言いました。

　この話を聞いた私の義兄は、すぐに走って近くの大病院に行き、医者に私のことを相談しました。医者はこう言ったのです。「あの治療法は何なの？　骨と骨の繋がりの位置がずれており、釘が打てず手術をしなかった？　外側を固定しただけなんて！　体の大きな腱の自然な張力は、股関節の骨折部位をずれさせてしまい、脚が自然に短くなります」

　義兄が、「治す方法がありますか？」と聞くと、医者は「今すぐに、手術でくっ付きを引き離して釘を打つしかないですね。リスクは、もう10日も経っているので、骨や血管が移動しています。もともとここの大腿骨頭の毛細血管は少なく、1回外傷を受けて、もし手術で再び引き離して釘を打って固定するとなると、また大きな外傷を与えることに等しいので、大腿骨頭壊死の可能性が70〜80％あります」と話しました。他の病院でも同じ説明をしました。

　私は、腕の骨折と腰骨の骨折のせいで、自分の身の回りのことができず、排便するのも困難になりました。その上、夜間の痛みもあり、死ぬほどつらかったのです。医者からもらった鎮痛剤（マリファナ入り）でも痛みは止まりませんでした。それでも29日後、帰宅するしかありませんでした。

　事故からもうすぐ1年になるのに、全然好転しませんでした。70歳近くになった両親は、とてもやつれてしまいました。高齢者でも腰骨骨折すると、4、5カ月経って介助しすれば、歩く練習が始められるのですが、私は一向に改善しませんでした。

　10カ月経っても、私はまだ自分の脚を持ち上げることができず、痛みのために大病院に行き、数回診てもらいましたが、良い方法はないと言われました。自分の脚ではないかのようで、いくつかの層の布で巻かれている感じでした。脚の筋肉が萎縮しており、いつも冷たくて痛みが持続しており、腰から足の裏まで神経痛がありました。背中に血斑ができ、耐えられないほどの痛みがありました。

　医者に、「私はどうなりますか？」と尋ねると、「腰は曲がり、脚はかなり短くなり、骨は回復せず、骨粗しょう症になりやすい」と言いました。

　11カ月目の時点で、私はまだ松葉杖をついており、体重は56キロから85キロに増え、体全体が変形していました。当時、私は32歳で結婚もしておらず、彼女は私から去っていきました。「もし障害者になったら、私はどうすればいいのだろう？　将来、年老いた両親はどうなるのだろうか？」と考えた私は、友人にこう話しました。「元々辛いのに、32歳の私はまだ家族を持っていない。脚に障害が残るかもしれない。本当に不運すぎる。どうしてこのような大きな難を招いたのだろうか」

　私が最も困難な時、ある人から法輪大法の修煉が健康に素晴らしい効果があり、しかも無料で、真・善・忍に従って善人になるだけで良いのだと紹介してくれました。

　それを聞いて、私は「私は気功を学んだことがある。どの気功もお金を払わなければならなかった。料金を払う気功でさえ何の効果もないのに、無料なものが病気治療できるのか。料金が要らないものは信じない」と言いました。すると、その人は「病院でも良い治療法がないでしょう。気功をやってみたら。『轉法輪』を読んでみて、あなたのことを助けることができるかもしれないです」と言ってくれました。「本を読めば治るの？」と私はまだ懐疑的でしたが、本を読みました。

　師父は、なぜ人は徳を重んじなければならないのか、なぜ良い人、より良い人になることが必要なのか、なぜ人は病気や災難に遭うのかなど、最も平易な言葉で説明してくださっていました。

　私は心の底から、「真・善・忍に従って善人になりたい」と思いました。知らず知らずのうちに、私は身体の変化を感じ、身体はエネルギーに満ち溢れ、血の巡りを感じ、冷えた脚は暖かくなり、脚の疲労痛は徐々に消え、やがて父が修理してくれた杖で歩けるようになりました。全然歩けなかったのに、また歩けるようになりました！　まるで生まれ変わったかのように、そして何よりも驚いたのは、私の脚が短くなっていなかったことでした！

　私の人生観は一変し、名や利を追い求めることも、損得を気にすることもなくなりました。やがて私は以前と同じように歩けるようになり、それは本当に奇跡的なことでした。体重はすぐに65キロに戻りました。

　さらに1カ月後、友人の紹介で今の妻と知り合いました。妻も大法修煉の道を歩んでいます。

　私の脚は普通の人のように健康です。以前、患っていた胃病や重い前立腺炎も治り、長年悩まされていたひどい白癬も治り、2つの腎臓結石も尿道から排出されました。顔面神経麻痺は4日で正常に戻りました。

　26年間が過ぎましたが、現在、私と家族は幸せに暮らしています。