　【明慧日本2025年8月4日】毎年恒例のシアトル・シーフェアトーチライト・パレードが7月26日の夕方、正式にスタートした。数万人の観客とテレビやオンラインで生中継を見守る数十万の人の視聴者の期待の中、開催された。シアトルおよびカナダのバンクーバーから参加した一部の法輪功学習者（以下、学習者）が、美しい法船花車に乗り、腰太鼓の演奏とともに、シアトル地域の市民に再び法輪功の素晴らしさを届けた。

　学習者によるパレード隊は、中国語と英語で「法輪大法」や「真・善・忍」、「世界には真・善・忍が必要だ」などの横断幕を掲げる学習者、法輪功の花車、腰太鼓隊の一団で構成されていた。

'图1～11：二零二五年七月二十六日傍晚，法轮功游行队伍行进在西雅图海洋节炬光游行中。'

7月26日夕刻シアトルシーフェアトーチライト・パレードで行進する法輪功チーム

　シーフェアトーチライト・パレードはシアトル市民が夏を祝う最大級のイベントであり、70年以上の歴史を持つ米国北西部文化の一端を担っている。法輪功パレード隊は、2005年に初登場してから今年で20年となり、すでにこの重要な文化的伝統に完全に溶け込んでいる。今年の法船花車のテーマは「優曇華の再現」。

　パレード解説員：「優曇華が咲く瞬間は、まばたきをしないでください」

　学習者たちが丹念に作り上げた優曇華は、本物さながらの茎や花びらを持ち、精巧な色調のイルミネーションで彩られていた。約30輪の美しく咲き誇る優曇華に加え、法船花車上の色とりどりの蓮の花が一体となり、法船全体は壮麗な天界の花園のようであった。

　夜の帳が降りる中、「優曇華の再現」の幻想的な光景は夜空に浮かび上がり、人々の目の前に美しく彩られ、多くの観客がその壮大さと独特なデザインに思わず息をのみ、圧倒されて言葉も出ないほどであった。かつてない光景に深く感動し、やがて我に返ると、盛大な拍手や歓声が場を包み、多くの人がその眩しい美しさを携帯電話で撮影し、家族や友人と共有していた。

　法船の船体に掲げられた全長約7メートルの帆は、人生でもっとも高尚で意義深い航海が始まったことを象徴していた。船の後部には雲がたなびく山並みが描かれ、山頂は金色に輝き、法輪功が世界のすみずみまで光を届けることを象徴している。

　法船の上では、学習者が法輪功の功法を優雅に実演し、また、中国伝統衣装をまとった仙女たちが人々に手を振って交流していた。観客の中には功法の動作を見よう見まねで行い、合掌して学習者に敬意を示す人もいた。

　法船花車がメインステージ前を通過した際、解説員は次のように紹介した。「ワシントン州法輪大法学会の皆さん、美しい法船花車の登場です。今年はシアトル・トーチライト・パレードへの参加20周年で、今もなお人々に感動を与えています。この花車はこれまで17回の大賞を受賞した作品で、真・善・忍の価値観に基づく平和な修煉団体が丹精込めて手作りしたものです。花車には金色の装飾が施され、伝統衣装の天国世界の人物が乗り、さらに伝説では3,000年に一度咲くといわれる神秘の花、優曇華が咲き誇っています。ですから、この貴重な瞬間、どうぞまばたきをしないでご覧ください！」

　腰太鼓隊、心を打つ演奏

　法船の後には、数十人からなる壮観な腰鼓隊が続いた。隊員は鮮やかな黄色の煉功服に身を包み、整然とした隊列で、中国の伝統楽器である腰太鼓を打ち鳴らしていた。その生き生きとした姿や溌剌とした演奏を通じ、『法輪大法は素晴らしい』や『慶び』などの楽曲で人々に真・善・忍の素晴らしさを伝え、学習者の純粋な内面世界をも表現した。

　多くの観客がリズムに合わせて腕を振り、演奏が終わるたびに学習者たちは観客へ鼓槌を振り、沿道の人々からは熱い拍手が送られた。中には歓声を上げたり、親指を立てて腰太鼓隊への敬意と称賛を示す人もいた。

　市民から寄せられる法輪功団体への感謝の声

　会場にはアジア系の観衆も多く、その中には中国人家族の姿も多く見受けられた。子ども連れの親たちがパレードに見入っており、法輪功パレード隊を見ると、言葉にしがたい誇りや喜びが顔にあふれ、満面の笑顔と拍手で、この中国伝統文化を色濃く感じさせる隊列を歓迎していた。

　学習者たちはパレードの中で紹介冊子も配布していた。多くの人々が自ら手を伸ばして法輪功の紹介冊子を受け取り、「法輪大法の功法は健康に非常に良く、無料で教えられ、インターネットでも学べる」と知ると、多くが喜んで冊子を読み始めていた。スタッフや現地観衆が紹介冊子を配る学習者をハグし、法輪功を紹介してくれたことへの感謝を伝える場面も見られた。

　中国系の魏さんは、「私は毎年この海洋祭に来ています。毎回あなたたちの隊列を見かけると、必ず『法輪大法は素晴らしい！』と大声で叫んでいます」と、わざわざ駆け寄って話してくれた。

　また、他のパレード隊の花車チーム責任者も、法輪功パレード隊に感謝を示し、「あなたたちの花車のデザインも出来栄えも、本当に独創的ですね！」と称賛した。

　学習者たちは先週、ワシントン州オリンピア州都のキャピトル湖で開催されたパレードにも参加しており、昼間のパレードだったため日中仕様に構成された花車が使用された。キャピトル湖パレードの主催者は今回のトーチライト・パレード会場で学習者たちに感謝を伝え、来年もオリンピアのパレードに参加してほしいと依頼した。人々は法輪功のパレードは、昼間のパレードも夜のパレードもどちらも素晴らしい、どちらも大好きです！」と語っていた。