　【明慧日本2025年8月7日】アメリカ・ニューヨーク州の法輪功学習者（以下、学習者）は8月2日（土）、初めてブルックリン区で開催された第28回「団結パレードおよびコミュニティフェスティバル」に招待された。学習者は地域社会に法輪大法の素晴らしさを届け、地域の人々から熱烈に歓迎された。

　このパレードはすでに28年の歴史があり、地域社会の団結と警察と市民の融合を促進することを目的としており、1000人を超える参加者を集めた。当日は、地域の連邦議会議員、州議会議員、市議会議員、ニューヨーク市公益擁護官、ニューヨーク市警察代表、宗教指導者、地域ボランティア、移民の権利擁護者、地元の商店主などが積極的に参加し、地域の平和と繁栄のために力を尽くした。

'图1～6：二零二五年八月二日，第二十八届纽约布碌仑团结步行和社群节活动中，法轮功团体首次受邀参加。'

8月2日第28回「団結パレードおよびコミュニティフェスティバル」で、パフォーマンスを披露する法輪功チーム

　地域住民「真・善・忍」の原則に共感

　パレードは正午に始まり、ブルックリン区のエンパイア大通りとフラットブッシュ大通りの交差点から出発し、フラットブッシュ大通りに沿って複数の地域を横断し、約2時間をかけて最終的にチャーチ大通りとユーティカ大通りにあるコミュニティフェスティバルの会場に到着した。

　ブルックリンのフラットブッシュ大通りでは、鮮やかな法輪大法の横断幕のグループ、穏やかな功法の実演のグループ、美しい蓮の花グループ、そして活気あふれる腰太鼓のグループが整然とした隊列で登場し、明るい色彩と慈悲に満ちた穏やかな音楽が響き渡る中、学習者は皆、笑顔を浮かべてパフォーマンスを披露していた。

　沿道で、ある人は「これは素晴らしい。良いメッセージを伝えており、法輪大法が広く伝わり、みんながそれに従い平和を求めることを願っています。私は全面的に支持します」と語った。また別の観衆は「とても美しい隊列です。はい、私は『真・善・忍』を支持します。これは素晴らしいメッセージです」と述べた。　

　ある住民は「このパレードはとても美しく、華やかだと感じました。まるで静かで平和なひとときが満ちているようです。とても気に入りました。これは間違いなくブルックリンの街に必要なものです。特に今、世界中で起きていることを考えると、『真・善・忍』という価値観は絶対に重要です」と語った。

　コミュニティの住民ティナ・クワシーさん（女性）は歩行補助器を使いながら、パレードの全行程を歩き切り、腰太鼓グループのメンバーと喜んで写真を撮った。クワシーさんは言った。「ここに44年間住んでいますが、法輪功学習者のパレードを見たのは初めてで、音楽にすぐに惹きつけられました。私はその時、通りの端に立っていて、彼らを見るとすぐに『アッ―！　これが好きだ』と言いました。中国語は話せませんが、それでも彼らに続いて歩くことにしました。当初は2ブロックだけ歩くつもりでしたが、なんと38ストリートの全行程を歩き切ってしまい、自分でも信じられません！」

歩行補助器を使いパレードの全行程を歩き切った後、腰太鼓グループのメンバーと記念写真を撮るティナ・クワシーさん（中央）

　クワシーさんは続けた。「今はバスの運転手に家まで送ってもらわないといけませんが、気にしません。腰太鼓グループの衣装や色彩、そして音楽がとても好きです。一緒に功法を練習したいです。それは私の脚に良い助けになると思います」

　学習者が掲げていた横断幕に「真・善・忍」と書かれているのを見て、クワシーさんはさらにこう話した。「私はこの原則に共感します」

　サイト「 Elitelaarners.org 」のスタッフであるエリック・ハンターさんは、その場で法輪功の功法の動作を学んだ。彼は最近、気功や中国医学に関する書籍を読んでおり、中国の修煉文化がとても好きだと語った。

学習者に功法の動作を学ぶエリック・ハンターさん（左）

　地域リーダー「コミュニティ精神を共に築く」

　イベント会場には、政界や宗教界の多くの関係者も足を運んだ。共和党の市長候補カーティス・スリワ（Curtis Sliwa）氏は次のように述べた。「法輪功のパレードはますます盛大になっており、いつも色彩とリズムが素晴らしいです。法輪功学習者は信念の自由を守る象徴です。私の姉も中国で迫害を受けている団体のために声を上げていたので、彼らが直面している困難を私はよく理解しています」

　イベント主催者のテリー・リー牧師は、この「団結パレード＆コミュニティ・フェスティバル」について、音楽、パレード、そして人々の交流を通じて、警察、移民、住民のあいだにある信頼を再び築き、誤解を解き、理解を深め合うことを目指していると語った。このイベントは28年間にわたり、ブルックリン・フラットブッシュ地区で多様な民族や信仰を持つコミュニティをつなぐ、重要な架け橋となっているという。

　「私たちには団結が必要です」と話すリー牧師は、「今年は中国の法輪功学習者が参加してくれて、会場の全員が目を見張りました。これはまさに神の御心です」と語った。リー牧師はさらに、「法輪功の伝統的な衣装が本当に美しくて、私も一着ほしいくらいです！」と言った。

　学習者「より多くの人に法輪大法の素晴らしさを知ってもらいたい」

　法輪功チームのリーダーであるトム・タン氏は次のように語った。「私たちは朝7時半に出発し、ニューヨーク州北部から2〜3時間かけて車で来た人もいます。多くの若い学習者にとっては、今回が初めてのパレードの参加でした。準備は大変でしたが、心を込めて取り組みました。法輪大法の素晴らしさを、もっと多くの人に届けたいのです」

　学習者のリーさん（女性）は、資料がいっぱい詰まったキャリーバッグを引き、道中ずっと資料を配り、法輪功を支持する署名を集めていた。リーさんは「現地の人たちはとても親切でした。ある若者は自分で署名するだけでなく、周りの人にもこの署名活動の趣旨を説明してくれて、自ら進んで他の人たちにも署名を呼びかけてくれました」と語った。

　地域イベント会場には法輪功のブースも設置されており、ブースの責任者である王さんは「多くの人が私たちのブースに訪れ、法輪大法について知りたがっていて、皆、迫害反対の署名に快く応じてくれました」と話した。