　【明慧日本2025年8月10日】フランス西部の法輪功学習者（以下、学習者）は8月2日（土）、ナント市で「法輪功情報デー」の活動を開催した。彼らはロワイヤル広場に情報ブースを設置し、横断幕を掲げて展示ボードを並べ、情報資料のリーフレットを配布し、請願署名を募った。

学習者による情報デーの活動の様子

　当日午後、市中心のストリートパフォーマンスが多くの市民や観光客を引きつけ、法輪大法のブースはひときわ目立っていた。横断幕を読んで、すぐに反迫害の請願書に署名をする人もいた。

　シルヴィさんはブースの前で足を止め、中国での生体臓器収奪の暴行を知り、驚きを隠せなかった。これは彼女にとって全く知らない事実であった。彼女は、G7グループ（G7とは米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、日本）が学習者に対する生体臓器収奪に反対することが盛り込まれた反迫害の請願書に署名した後、法輪功に関するチラシも受け取った。

　アフリカ出身の若い女性シャクティさんは、まっすぐ法輪功の情報ブースにやって来て、迫害と法輪大法に関する展示ボードをじっくり読んだ。彼女はこれまでこのような修煉法について聞いたことがなく、中共が法輪功の修煉を禁じ、学習者を迫害していることを知って衝撃を受けたという。長い間、彼女は心身をリラックスさせ、精神性を高められる瞑想法を探し求めていて、道徳的価値観がもはや尊重されなくなった世界で、そのような方法を見つけたいと願ってきたと述べた。彼女は法輪功を学ぶことに強い興味を示し、資料と地元学習者の連絡先を受け取り、中国での生体臓器収奪の終結を求めるG7請願書に署名した。

　ナント市在住の退職した女性・マリー＝ポールさんは、法輪大法に強い関心を示した。この修煉法とその学習者が中国で26年間にわたって中共に迫害されてきたと知り、彼女は理解できないと述べ、学習者が「臓器の供給源」とされていることを知ると憤慨した。彼女は自分も腎機能が低下しているが、自分にとっては移植か透析かの選択しかないと語ったうえで、「中国に行ってこのような取引を助長してはならない」と付け加えた。去る前に彼女は請願書に署名し、法輪功を学ぶための資料を受け取り、学習者の行動に感謝の意を表した。

　トゥーロンから来た5人家族が休暇でナント市を訪れていた。3人の子供たちはブースの前で足を止め、中国における生体臓器収奪に関するチラシとG7請願書を受け取ると、すぐに家族全員で署名し、一つの署名は一見すると取るに足らないものだが、もし誰もが同じことをすれば、積極的な影響をもたらすとの考えを示した。

　ある男性は請願書に署名しながら、中国でこのように恐ろしいことが存在することに強い衝撃を受けたと言い、日曜日の食卓で家族にこの件を伝え、彼らにもオンラインで署名してもらうつもりだと語った。

　学習者の説明を聞いて署名を行ったある若い夫婦は、それが彼らにできる最も基本的なことであり、友人にも伝えるつもりだと述べた。

　2時間後、ある男性が署名するためにやって来た。友人から「とても重要なことだから署名すべきだ」と言われたという。その態度からは、彼が真心からこの行動をしていることが伝わってきた。彼は、自分が大義のために声を上げていると本気で考えており、誰もが署名しに来るべきだと述べた。

　87歳のジャン＝クロードさんはかつて教師、講師、ピアニストという三つの職業を経験してきた。彼は人々と話すために夏休みを利用し、ヒッチハイクしながら旅をしていた。中国の法輪大法学習者が迫害を受けていることを知り、彼は強い衝撃を受け、どうしたら助けられるかと尋ねた。請願書に署名した後、彼は法輪功の修煉についてもっと理解を深めるための資料を受け取った。

　マルティニーク出身の一家は、迫害に関する説明を熱心に聞いた。彼らはこれまで一度もその事実を耳にしたことがなかったと言い、請願書に署名した後、友人たちにも知らせると述べた。

　多くの人々は非常に驚き、これまでメディアで一度も聞いたことがないと口を揃えた。大多数の人はその場で請願書に署名した。

　ある市民がフランスには他にもっと重要な課題があると言うと、学習者は心から彼に語りかけ、この問題が極めて重要かつ深刻である理由を説明し、子供や女性、男性を含む多くの人々が大きな苦しみに晒されており、中には刑務所や病院で強制的な臓器摘出により命を落としている者さえいると伝えた。その説明を聞いた住民は非常に衝撃を受け、請願書に署名した。