　【明慧日本2025年8月11日】アメリカ東部地区で初の「世界バーベキュー選手権大会」が8月2日と3日にオレンジ郡ディアパークで開催された。法輪功学習者（以下、学習者）は会場近くで再び「真善忍国際美術展」を開催し、多くの市民や出場者が美術展に訪れた。学習者は、人々に、迫害反対の活動を支持する署名を呼びかけた。

　美術展は、これまで20年以上にわたり、世界50以上の国と900以上の都市で開催され、広く歓迎されている。今回の美術展では18点の絵画が展示され、学習者が真・善・忍の修煉を通して示す穏やかな姿、中国共産党（以下、中共）による学習者への迫害の事実、そして人々の天国世界への憧れが描かれている。

　2日間を通して、美術展を訪れる人々の姿が絶えなかった。多くの来場者はその場で感動して涙を流し、さらに多くの人々が作品から伝わる精神的メッセージを「とても力強い」と語った。また、法輪功の修煉を初めて知った人々は、法輪功の坐禅を実際に体験してみたいと興味を示した。

美術展を訪れた人々は、米国議会上院に提出された『法輪功保護法案』を支持する署名をした

　美術展のボランティアである学習者・王医師は、今回の来場者について、地元住民だけでなく、ロングアイランド、ニュージャージー、ペンシルベニアなどから訪れた中流家庭の人々もおり、彼らはバーベキューフェスティバルに参加するために来ていたという。「多くの人が鑑賞後、学習者を支持する署名をしてくれました。皆さんとても正義感が強く、自発的でした」と話す王医師は、「また、多くの人が美術展の質の高さを大いに称賛し、『とても素晴らしい』と言っていました」と語った。

　中共が政治・法律・司法・軍隊などの国家権力機構を利用し、系統的かつ大規模に学習者から秘密裏に生体臓器収奪して莫利を得ているという事実を知った人々は、次々と米国議会上院に提出された『法輪功保護法案』を支持する署名をした。来場者は、学習者が受けている迫害に強い衝撃を受け、中には「絵画によって迫害の邪悪さを現実として感じ取ることができた」と語る人もいた。

　ジョージ氏は母親とともに鑑賞に訪れた。牧師であるジョージ氏は「法輪功が提唱する『真・善・忍』、その精神的な感化力に強い感銘を受けました。彼らの修行の精神には深く敬意を抱きます。迫害に直面しても、学習者は並外れた信仰の堅さを示し、暴力を恐れず、苦難を超えていく勇気を持っています。その姿に心から感動しました。必ず明日『轉法輪』を買って、しっかり読んでみます。そして功法も学んでみたいと思います」と述べた。

　ニューヨーク市からオレンジ郡に移り住んで間もない、独立映画のプロデューサー兼監督であるサルバドール・ボリバル氏は、「この美術展を開いてくれてありがとう。おかげで中共による法輪功迫害の実態を知ることができました。ニューヨーク市に住んでいた頃から、学習者が長年にわたり中国領事館前で迫害に反対し、座り込みで抗議を続けていることは知っていました。私たちは常に、あなた方の粘り強く平和的に抗議する精神に深く敬意を抱いてきました。今日は直接、学習者の反迫害活動への支持を表明できて、とても嬉しいです」と語った。同氏は署名して学習者に声援を送り、さらに会場にいた学習者一人一人と握手を交わし、支持の意を表した。

　地元住民のラッセル・スペース氏は、美術展を鑑賞した近所の人に誘われて訪れた。「これらの作品は考えさせられます。中国で起きている迫害はあまりにも恐ろしい」とラッセル氏は語った。また、友人とともに米国議会上院に提出された『法輪功保護法案』を支持する署名をし、「私は善良な中国人を支持し、共産党に反対します」と言った。

　ある鑑賞者はメッセージノートにこう書いた。「こんなに素晴らしい美術展を開催してくれてありがとう。現実は辛いけれど、ここでの伝え方は美しい。また、この世界で起きている迫害を地域社会に伝えてくれてありがとう」

　別の鑑賞者はこう書いた。「印象に残る美術展です。私は自分の生徒たちを連れて見に来ます」

　絵画の作者の1人である陳肖平さん（女性）も会場に訪れた。陳さんは「より多くの人に法輪大法の素晴らしい精神を知ってもらい、修煉の深遠な意味や中共による修煉者への迫害を伝え、善意と平和な雰囲気を届けられることに、画家として大変嬉しく思います」と語った。