　【明慧日本2025年8月12日】山東省東営市在住の法輪功学習者·邱紅梅さん（52歳女性）は、2024年5月、桂林市を観光中に人々に法輪功迫害の実態を伝えたことを理由に、龍勝県公安局国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）および龍脊鎮派出所の警官によって連行され、桂林市第二留置場に不当に拘束された。その後、2024年末には桂林市中級裁判所によって不当に裁判が開かれたが、現在に至るまで判決も下されず、釈放もされておらず、すでに1年3カ月もの間、拘束された状態が続いている。

　2024年5月13日、邱さんと李紅莉さんは、広西桂林市を観光中に人々に法輪功迫害の事実を伝え、真相カードを配ったことにより、真相を知らない人に通報され、桂林市龍勝県公安局国保および龍脊鎮派出所の警官に連行され、不当に刑事拘留された。2人は桂林市第二留置場に拘束されたが、1カ月あまり後、李紅莉さんは「裁判待ちのための一時釈放」として帰宅を許された。しかし、邱さんは引き続き拘束されたままである。

　その間、龍勝県の国保の警官は一貫して家族の面会を拒否し、家族が強く抗議しても、警官らはあきらめず、引き続き罪をでっち上げようと画策し、邱さんへの司法迫害を企てていた。

　2024年5月下旬、龍勝県国保の梁警官ら3人は山東省にまで跨いでやって来て、東営市浜海公安局浜東支局国保の警官と結託し、邱さんの自宅に強制的に侵入し、不当に家宅捜索を行い、法輪功の書籍、映像資料、ノートパソコンなどの私有財産を押収した。また、東営市浜海公安局の警察は、外地で勤務する邱さんの娘に電話をかけ、東営に戻って偽証をするよう脅迫した。

　2024年12月6日、家族の傍聴が許されない状態で、邱さんは桂林市中級裁判所で裁判を受けたが、その後裁判所は判決を出さず、釈放もせず、家族との面会も認めていない状況になっている。

　邱さんは元々、東営市勝利油田東辛採油工場・新大労働サービス会社の職員で、法輪功を修煉してから健康を取り戻し、道徳も高まり、仕事にまじめに取り組み、他人に親切に接し、家庭も幸福だった。しかし、1999年7月に中共江沢民集団による法輪功への激しい迫害が始まってから、邱さんは「真・善・忍」の信仰を堅持したとして連行や労働教養などの迫害を受け、王村第二女子労働教養所では、ベルトでの拘束、吊るし上げ、長時間の睡眠剥奪、不明薬物の強制投与などの酷い拷問を受けた。長年の迫害の結果、彼女の家族はかつて円満だった家庭が中共によって引き裂かれると言う苦痛に直面しなければならなかった。

　弾圧から26年が経ったが、中共による「真・善・忍」を信じる法輪功学習者への迫害は今なお続いている。国内外の正義ある人々が、長期にわたって不当に拘束されている邱さんや、そして中共によって苦しめられている無数の善良な法輪功学習者に関心を持ち、支援の手を差し伸べてくださるよう願っている。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）