　【明慧日本2025年8月16日】最近、時間が以前にも増して早く過ぎていくように感じます。昨日、故郷の同修Aさんから電話があり、彼女が今、どうにもならない状況にあることを知りました。私は現在地元を離れており、電話では法における自分の認識や体験について話せないため、明慧ネットを借りて、現時点での自分の認識を書き出し、同修の皆さんと交流したいと思います。もし不適切なところがあれば、どうか慈悲をもってご指摘ください。

　Aさんは「7.20」以降、長い間修煉を放棄していましたが、コロナ禍の2年前にようやく修煉の道に戻りました。ただし、法の学びがまだ追いついていません。彼女は生活の中で人にとても親切で、人付き合いが良く、街を歩けば多くの人が彼女と親しげに会話を交わします。老若男女問わず話ができる人で、夫や子供、孫、弟、弟の妻、姪など、とにかく誰でも気にかけています。彼女が人間関係にばかり時間を費やしているのを見て、同修たちはとても心配し、「もっと法を学んで、人間の情にこだわらず、修煉者としてなすべきことをしましょう」と何度も忠告してきました。

　その後、Aさんは同修たちと集団で法を学ぶようになり、さまざまな執着を少しずつ手放せるようになりました。彼女が向上していく中で、ある2人の常人が、ほぼ毎晩、夕食後に彼女の家を訪れ、1〜2時間も遊んでいくようになりました。時には日中にも来ることがありました。1年後、Aさんは3キロ離れた場所に引っ越しましたが、その2人は相変わらず電話を頻繁にかけてきて、時にはまた家に食事に来て、家族みんなで相手をもてなすことになります。Aさんは少し不快に感じながらも、体面のために仕方なく付き合っているようです。

　私は法を通じて、これは明らかに邪悪な妨害だと悟りました。これは異なる空間の邪悪が常人を操って、あなたが法を学ぶ時間を奪っているのです。大法弟子が日々心静かに法を学ぶことができなければ、どうして大法弟子としての責任を果たせるでしょうか？　法をよく学ぶことこそが、師父とともに家に帰るための根本的な保障なのです。

　師父は私たち大法弟子に「内に向けて探す」という宝器を授けてくださいました。自分のどんな執着が、魔に隙を与えたのか探さなければなりません。ここで思い出されるのは、師父の次の法です。「われわれの宇宙には、自分の追求しているもの、欲しがっているものについては、他人はふつう干渉することができないという理があるので、動物はまさにこの隙に付け入ったのです。『彼が求めているのだから、与えてやり、助けてやることは間違っていないだろう？』そして動物はそれを与えてくれます」（『轉法輪』）。彼女たちがあなたの家で食べたり遊んだりして、皆が楽しそうで、まるで家族のように親しく接してくれる。それが最初は良いことのように思え、嬉しくなって、だんだんと修煉の妨げになっていったのです。体調に異常が出てくると、彼女はあなたに病院へ行くよう勧め、家族にも電話して受診を急かす。これは常人の目には良い行いに見えるかもしれません。しかし私たちは修煉者です。私たちは何を求めているのでしょうか？彼女のそうした行為は、本当にあなたのためになることなのでしょうか？　私の法における理解では、これはあなたを下へと引きずり、修煉させないための策略です。けれども、この常人自身はそれを知りません。彼女を操っているのは、他空間の霊体なのです。私たちは大法の基準で自分を律し、彼女との雑談に時間を与えず、自らも口を慎み、常人が業を造ることのないようにします。

　その常人はすでに真相を理解しています。だからこそ、私たち修煉者の貴重な時間を浪費させてはなりません。特に今は法を正すことの最後の時期です。これは師父が私たちに残してくださった貴重な「人を救う時間」であり、私たち自身を救う時間でもあるのです。私たちはこの時間を万に一つの無駄もなく大切にし、大法弟子としてなすべきことに使うべきです。

　また、私たちと縁のある人々は、みな大きな因縁をもって私たちのそばに現れています。私たちは彼女を大切にし、師父が授けてくださった能力を用いて、正念を発するべきです。「師父、どうか加持してください。彼女の背後にある、大法弟子の修煉を妨げるすべての邪悪な生命と要素を取り除いてください」。彼女がそばにいるかいないかにかかわらず、正念を発することはできます。師父は「特殊な状況では、掌を立てずに正念を発しても良い」と教えてくださいました。

　ここまで書いて、ふと思いました。なぜ私はこのような話を聞いたのでしょうか？　それは自分自身を省みるためなのだと。私はここ数年、常人との雑談をほとんどせず、テレビも見ず、スマホでネットも見ない生活をしてきました……。でも、思い出してみると、同級生や同僚、親戚と電話をするときは、つい何十分、あるいは1時間近く話してしまうことがあります。特に最近は、自分から電話をかける回数も増えています。これは私の「情」が重く、「好奇心」「おしゃべり好き」「見せびらかしの心」、さらには「色欲の心」さえあるのではないでしょうか。彼女たちと雑談するのが楽しく、常人の状態に溶け込んでいることに満足していたのです。でも、彼女たちはすでに真相を理解しており、邪党からも脱退しています。もうこれ以上、このようなことに時間を費やすべきではありません。今のこの時間、一日に多くのことを成せなければ、すぐに過ぎてしまいます。時間を浪費してしまったことが悔しくてなりません。これはまさにAさんと同じではありませんか？　私は目を覚ましました。Aさんの姿は、私自身の鏡だったのです。師父は、彼女の出来事を通して、私の執着を見せ、取り除く機会を与えてくださったのです。

　最後に言いたいのは、私が自分の執着を認識し、向上できたのは、この文章を書いている過程でのことでした。まるで師父が私の手を引いて前に進ませてくださっているように感じます。同修の皆さんも、ぜひ筆をとって、自らの修煉体験を書き出し、共に向上し、精進していきましょう！

　同修の皆さん、助けてくださってありがとうございます！　師父、偉大なるご恩に心から感謝いたします！　師父に感謝を込めて拝礼いたします！