文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年8月18日】私は1997年から法輪大法を修煉した大法弟子で、今年63歳です。ここで私の親戚の子供の身に起こった奇跡を書き記し、法輪大法の素晴らしさを証言します。

　2015年の春のある日、私の兄が「私たちの親戚の息子が尿毒症を患ったんだよ。その子は今年18歳の高校1年生で、現在休学して自宅療養している。市内の大きい病院や他の省の総合病院で診てもらったけれど、どこでも『治療は無理』と告げられた。その一家は悲しみ、その子の母親と祖母は毎日涙に暮れている。その子の叔父は市内の大きい病院に勤めているが、その子の母親（自分の妹）に『皆が精一杯努力したのだから、諦めるしかない』と説得したそうだ」と話してくれました。

　これを聞いて、私は「あの家族に法輪大法を紹介したい」と言いました。兄はすぐに「紹介しない方がいい。あなたが2008年に拘置所に拘禁され迫害を受けたとき、彼らのうち誰があなたのことを気にかけてくれましたか？　皆が中共の嘘で洗脳されているから、あなたが言っても彼らは信じてくれない。行かない方がいい」と言いました。母も横で「あなたの気持ちはわかるが、彼らは信じないよ。無駄なことはしないで」と言いました。私は「その子はまだ18歳だ。大法が彼を救えることを知っていながら、法を伝えてあげないのは、彼が救われる機会を失わせることだ」と心の中で葛藤しました。というのも、数日後、私は他の地方にいる息子の家に手伝いに出発する予定だったからです。

　私が決断できずにいると、その夜、非常に鮮明な夢を見ました。夢の中で、私はある高校の校庭にいました。突然、大災害が襲ってきたようで、黒雲が覆い、校舎が揺れ、傾き、倒れそうになっていました。その時、生徒たちは混乱し、あちらこちらと走り回っていました。その光景を見て、私は「皆、急いで法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と唱えてください！　加入した中国共産党の組織から脱退すれば、安全が保たれる、天があなたたちを加護しますから！」と叫びました。

　その時、２人の男子生徒が私のそばに駆け寄ってきました。1人の男子生徒が「おばさん、私は王有生といいます。共青団と少年先鋒隊からの脱退を手伝ってください！」と言いました。もう1人の男子生徒も「私も共青団と少年先鋒隊を脱退させてください。私は尤と言う名前です」と言いました。

　その言葉を聞いた瞬間に、私は夢から覚めました。この夢の意味は何だろうと考え、昼間の出来事を思い返すと、理解しました。親戚の子はちょうど王という姓で、私が法輪大法を紹介してあげれば、「有生」という名前だから、生が有る、つまり生きられるという意味で、救われるということではないでしょうか？　私は迷いがなくなりました。

　翌日、私は栄養剤と果物を持って、その子をお見舞いに行きました。その家に入ると、大きな丸い顔をしているその子に会って、私は「本当に大きな息子だね！」と言いました。その子の母親は「何言ってるの、息子の顔と全身が浮腫んでいるからよ。この子は元々細長い顔だったのよ」と言いました。

　私はこの親戚一家に私が来た目的を説明し、その子に「今、あなたとあなたの家族を救えるのは大法だけです。私の話を落ち着いて聞いてほしいの。法輪功は、法輪大法とも言われています。法輪大法は真・善・忍を基準とする佛家の性命双修の修煉法で、病気治癒と健康増進、それに、道徳の向上にも驚くべき効果があるの。法輪功は人から人へ、心から心へ伝えられ、現在世界100カ国以上で広まり、数億人が修煉しているんですよ。法輪大法の主要な著作『轉法輪』は40の言語に翻訳されています。法輪大法は中国共産党に濡れ衣を着せられました。『天安門焼身事件』は中国共産党が自作自演したもので、法輪大法に汚名を着せるためだったの。絶対にその嘘を信じてはいけない」と話しました。彼らは理解し、中共の組織から脱退しました。

　私はその家族に「明後日は地方の息子の家に行く予定です。今日は法輪大法の主要著作『轉法輪』と、法輪大法の功法を教える動画、そして煉功音楽を持ってきました。本を読んだ後、修煉したい場合は動画を見ながら功法の動作を学んでください。修煉したくない場合は次回私が戻ってきたら、返してくださいね」と言いました。彼らは同意し、「わかった」と言いました。

　私はまた、「実は、私はずっと来るかどうか迷っていたんです。なぜなら、私は恥ずかしがり屋で、あなたたちが私の言うことを信じないかもしれないし、私を嫌うかもしれないと思ったから。でも、その後、私は夢を見て、やっぱり来るべきだと決心したの」と話して、夢の内容を話しました。その子はすぐに「私たちのクラスにも、私と一緒に学校を休んだ友達がいる。彼は白血病を患い、現在、省の病院で治療を受けている。私が修煉して、よくなったら、彼にも修煉を勧めたい」と言いました。

　私が去ってから20日ほど経った頃、その子の母親から電話がかかってきました。彼女は、「息子の病気が治った。法輪大法は本当に素晴らしい！　あの日、あなたが帰った後、息子は本を読み、修煉の動作を学んだの。そしたら、息子の身体から日に日に腫れが引き、体力も回復してきたのよ。それから数日のうちに、息子の身体は元の状態に回復したの。病院で再検査を受けたところ、医師は検査結果のすべての数値が正常で、息子が治ったと言うの。私たちは家族全員で大変喜んで、大法の師父に命を救ってくれたことを心から感謝している！　あなたが大法という素晴らしいものを伝えてくれたことに感謝している」と話してくれました。

　その1カ月後、その家族は息子を連れて別の省の大病院で再検査を受けさせ、医師はその子の病気が本当に治っていると告げたそうです。その後、その子は学校に復帰しました。

　10年が経った今、その子は大学を卒業後、正式な教師となり、人生の全てが順調です。その子は徳と才能を兼ね備え、修煉の道で精進をしています。