　【明慧日本2025年8月21日】ニューヨークの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は8月13日、州都オールバニのエンパイア・ステート・プラザで開催されたニューヨークフー州「フードフェスティバル」に参加した。学習者はブースを設け、五式の功法を実演し、法輪大法をの素晴らしさを伝えた。多くの来場者がその場で功法を体験した。

　エンパイア・ステート・プラザはニューヨーク州政府の所在地であり、周囲を高層の政府庁舎が取り囲んでいる。広場の中央には美しい長方形の噴水池と花壇があり、環境は優雅で清潔である。ほど近い場所にはニューヨーク州議会議事堂がある。当日、広場の周囲にはアジア、西アフリカ、メキシコ、そしてアメリカンスタイルなど、多様な文化を代表する数十軒の屋台が並び、訪れる人々に豊かな食体験を提供した。会場では各種の音楽演奏も行われ、雰囲気は穏やかで明るい雰囲気が漂っていた。

图1：二零二五年八月十三日，法轮功学员在纽约州府奥本尼的帝国大厦广场美食节活动设立展台，吸引许多市民及游客驻足观看想了解更多法轮功的讯息。

8月13日、オールバニのエンパイア・ステート・プラザで開催されたニューヨーク州フードフェスティバルで法輪大法の素晴らしさを紹介する学習者

　正義と人権を支持する

　学習者のブースは広場の有名なエッグ芸術センター前、美しい噴水池の正面に設けられた。ブースを設置して間もなく、最初の来訪者が訪れ、その中には3人家族もいた。ある男性は学習者に法輪功について尋ね、法輪功を学びたいと言った。別の男性はブースに置かれていた『法輪功』の書籍に強い関心を示し、両手で大切に持ち、離そうとせず、学習者の説明する五式の功法の基本要領や修煉の原理を真剣に聞いていた。

　彼らは立ち去る前に、テーブルに置かれていた様々な資料。法輪功の紹介、中共がアメリカの親共メディアを利用して法輪功を弾圧し、神韻芸術団を抑圧していることに関する資料を手に取った。彼らは中共による越境弾圧の行為に対して不満と非難を示し、正義と人権を支持する意志を表明した。

　そして、この3人家族は請願書に厳かに署名し、ニューヨーク州選出の2人の連邦上院議員に対し、信仰の自由を守り、真・善・忍を堅持する学習者に対して中共による残酷な迫害を非難するよう呼びかけた。

　州政府職員が法輪功と神韻芸術団を声援

　ある女性がブースの前を通りかかった際、学習者から資料を受け取り、互いに目を合わせた瞬間、思いがけずお互いは知り合いで、以前の同僚であった。この女性はかつて神韻公演を鑑賞したことがあり、すでに法輪大法が受けている迫害を知っていた。

图2：政府工作人员声援神韵，谴责中共企图抹黑这样一个致力于复兴中华传统文化的艺术团体。

州政府職員（右）は神韻を声援し、中国伝統文化の復興に尽力する芸術団体を中傷しようとする中共を非難した

　学習者は、中共が世界で法輪功や神韻芸術団に対して継続的に越境弾圧を行っていることについて触れた際、この州政府職員は驚くことではないと言った。なぜなら、彼女はかつて西側の親中メディアによる神韻に関する誤導的報道を見たことがあったからである。彼女は率直に、神韻の出演者が行う高強度の訓練は、芸術の頂点を追求するものであり、愛情と使命感に基づく自発的な選択であって、いわゆる「虐待」とは全く関係がないと語った。

　彼女は心から神韻芸術団の専門性と献身的精神を称賛すると同時に、中共がこのような中国伝統文化の復興に尽力する芸術団体を貶めようとすることに憤慨していた。

　昼時、広場には群れをなす州政府職員が食事を楽しみに訪れていた。中年の男性がオフィスビルに戻る途中、学習者から資料を受け取った。学習者は中共による法輪功迫害の実態を彼に伝え、神韻芸術団の資料を手に取り、「神韻をご存知ですか」と尋ねた。「神韻」という言葉を聞くと、彼の目は輝き、以前から公演を観たいと思っていたが、なかなか機会に恵まれなかったと話した。

　学習者はさらに、中共が神韻に対して世界規模で行っている越境弾圧について紹介した。彼はその話を聞いて衝撃を受け、憤慨し、直ちに神韻を自ら鑑賞して支援したいと表明した。さらに、現場で『法輪功保護法案』を支持する署名が行われていることを知ると、ためらうことなくペンを取り、自分の名前を書いた。

　2年前に中国本土からアメリカに来ている若い中国人女性は、これから働く予定だという。法輪大法に触れ、法輪功迫害の実態を知った後、この活動に参加した。彼女はテントの設営やブースの準備を手伝い、さらに学習者のために喉を潤すレモネードを買ってくるなど気配りも見せた。観光客が次々とパンフレットを手に取るのを見て、彼女はほっとした笑みを浮かべ、「ほんの少し手伝っただけ」と語ったが、このような迫害の実態を伝える「社会活動」に参加できることをとても意義深く感じていた。

图3～4：法轮功学员在纽约州帝国大厦广场的展台旁向市民及游客演示法轮功第五套功法、弘法讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

ニューヨーク州エンパイアステートビル広場で法輪功の第五式の功法を実演する学習者

法輪功迫害について学習者と交流するニューヨーク州政府職員（左）

　州政府職員「ずっと功法を学びたいと思っていました」

　法輪功をすでに知っている数人の州政府職員が、わざわざブースに訪れ、学習者に功法の学び方について尋ねた。彼らは学習者があらかじめ用意した「功法の煉功時間と場所」の掲示板の写真を撮り、決まった時間に学びに来たいと述べた。

州政府職員にスマートフォンで法輪大法の公式ウェブサイトのアクセス方法を教える

　学習者は忍耐強く、州政府職員にスマートフォンで法輪大法の公式ウェブサイトにアクセスし、英語字幕付きの功法を教える動画や解説を見つける方法、さらに法輪大法の書籍をオンラインで購入する方法を教えた。州政府職員は学習者の細やかで行き届いた助けに深く感謝した。

　企業経営者「今日はついにあなたたちを見つけました」

　企業経営者のダニエルさんは法輪功のブースに訪れ、一人一人の学習者と熱心に会話を交わした。彼は、ずっと精神や信仰に強い関心を持ち、答えを探し求めて多くの国々を巡り、つい先日エジプトから戻ったばかりだと言った。「私は毎週水曜日にここに来ていますが、今日ようやくあなたたちに出会えました！」と話したダニエルさんは、「弟子が師を探すのではなく、師が弟子を探すのです」という言葉を引用した。

学習者の話に真剣に耳を傾ける企業経営者のダニエルさん

　ダニエルさんは「真・善・忍」の法理に深く共感した。「真・善・忍」と書かれたTシャツを見ると、すぐに一枚購入し、自分が良い人であることを忘れないよう身につけるとともに、この理念を周囲の人々にも伝えたいと考えた。

　ダニエルさんはブースのそばで真剣に功法を学び、動作は正確で、目を軽く閉じたときの表情は穏やかだった。彼の会社の名前が「大蓮花」であることを知り、学習者が手作りした小さな蓮の花の飾りを見ると目を輝かせ、心のこもった笑顔を見せ、美しい蓮の花の飾りを一つ選び、自分の店に掛けるつもりだと語った。帰る前に『法輪大法大円満法』の一冊を受け取り、エンパイアステートビル広場で両手を合わせ、学習者たちと一枚の貴重な写真を残した。

　このイベントで、学習者は、ニューヨーク州政府のオフィス街での活動を通じて、より多くの市民に法輪功の素晴らしさや中共による法輪功迫害の実態を知ってもらえるだけでなく、州政府職員と直接対話し、善縁を結ぶことができたと話した。学習者は、今後も同様の活動に参加する機会がさらに増え、「真・善・忍」の情報とその素晴らしさをより多くの人々に届け、正義と良知の共鳴を呼び起こしたいと願っている。