　【明慧日本2025年8月21日】アメリカ・マサチューセッツ州とロードアイランド州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は、8月10日にボストン・チャイナタウンで行われた「中秋の名月の祝賀イベント」に参加した。学習者は法輪大法のブースで、さまざまな地域や国から訪れた異なる民族の市民や観光客に、法輪大法を紹介し、中共による法輪功迫害の実態を伝えた。

　今年は第55回目となるチャイナタウン中秋の名月の祝賀イベントは、ニューイングランド中華公所の主催で開催された。イベントでは伝統的な獅子舞や武術、舞踊の演目に加え、文化芸術の展示や各種グルメの屋台が並び、来場者は文化と食の饗宴を楽しみながら充実した休日を過ごした。

　一日を通して、法輪大法のブースを通りかかった多くの中国人が中国語のチラシを受け取り、学習者が「『真善忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい』という言葉を覚えてください」と伝えると、多くの人がうなずき、「わかりました」と言った。

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8月10日、ボストン・チャイナタウンで行われた中秋の名月の祝賀イベントで、中共による法輪功迫害の実態を伝える

　縁のある人々が次々と訪れ、法輪大法と縁を結ぶ

　かつてベトナム戦争に参加したことのある退役軍人で、在家の仏教信者でもある人が法輪大法のブースを訪れた。彼はある学習者に会ったとき、「どこかで会ったような気がする」と言った。その学習者が中共による法輪功迫害の実態を伝えると、彼はこう言った。「私は共産党が一番憎いです。家の身分が悪いとされ、（政治）運動の時に母は殺されました」。彼はさらに、ブースを設置している学習者たちの顔には光が差しているように見えており、この人たちと話をしたいと願った。

　西洋人のデニスさんと妻は法輪大法のブースを訪れ、どこか懐かしさを感じたという。2人は、英語版の『大紀元時報』新聞を読んだことがあり、『大紀元時報』の記事や報道をとても気に入っていると話した。法輪功が迫害されている実態についての記事も目にしており、その報道に同情し、支援したいと思ったため、アメリカ上院に提出された『法輪功保護法案』への支持署名をした。デニスさんはブースのテーブルに置かれた『轉法輪』を手に取り、中を読み、とても気に入った様子だった。学習者は彼に、『轉法輪』は宝の書であり、全九講をはじめから最後まで読み通すことが最も効果的であると伝えた。2人は喜んで『轉法輪』を購入した。

　西洋白人女性のエリカさんが、法輪大法のブースの前でしばらく立ち止まっていた。学習者が近づき、『法輪功保護法案』について説明し、署名の協力を求めると、彼女は喜んで署名した。さらに学習者から、中共による法輪功に対して国境を越えた弾圧を伝えるチラシを手渡されると、チラシに「神韻」の文字を見つけ、興奮気味にこう言った。「私は去年の春、神韻を観ました。とても素晴らしい公演で、善に満ち、美しさに満ちていました！」

　法輪功迫害の実態を知った中国人、中共関連組織から脱退を行う

　ある中国人の母子が法輪大法のブースを訪れた。母親は70代、息子は40代くらいだった。学習者は母親に、法輪大法が「真・善・忍」を修煉の準則とし、心を修めるものであること、五式の功法が簡単で学びやすく、料金はかからず、病気を癒し健康を促進する効果があることを紹介した。母親は早速、資料と「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」入りの小さな蓮の花の飾りを手に取りながら、カナダ・トロントに住む弟に知らせたいと話し、病気の弟が回復するきっかけになることを願った。

　学習者と話す中で、母親は子どもの頃の話をした。中国にいた頃、家の身分が悪いため、父親は弾圧を受け早逝し、自身もその時代にいじめられたという。母親は「私は赤いスカーフをつけ、少年先鋒隊しか加入したことがない」と言うと、学習者は「では、少年先鋒隊から脱退しましょう」と勧め、母親は快く同意した。帰る際、母親はとても嬉しそうに、「ありがとう」と何度も言い、自分も帰宅後に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という言葉を唱えると言った。

　中国本土からアメリカに子どもに会いに来たある中国人夫婦が、法輪大法のブースの向かいに立って学習者たちを見ていた。学習者が近づいて挨拶すると、夫婦はとても感激し、「遠くから『法輪大法』の文字を見て、とても嬉しくなって興奮しました」と話し、ブースの方へ歩み寄った。夫婦は、中国に住む近所の人が法輪大法の学習者で、法輪功迫害の実態を知っており、すでに三退（中共関連組織の党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退）しているという。機会があれば自分の子どもにも三退させたいと話した。

　異なる民族の人々が迫害の実態を知り、『法輪功保護法案』への支持署名を行う

　南米系の若い姉妹が法輪大法のブースの前で立ち止まった。学習者から、法輪功が20年以上にわたり迫害されており、中共は学習者から麻酔なしで生体臓器収奪していることを聞くと、姉妹はあまりの残酷さに深く同情し、『法輪功保護法案』への支持署名をした。

　また、ある白人の夫婦が子どもを連れて法輪大法のブースを訪れた。学習者が「真・善・忍」の三文字について説明し、例えば「人に対して誠実で真実を語れば、互いに信頼し合える」「異なる人種や肌の色、異なる生き方を受け入れれば、皆が融和できる」と話し、普遍的な価値である「真・善・忍」を実践すれば、世界はより平和で素晴しくなると伝えた。夫婦は話を聞いて喜び、学習者が提供した資料に感謝した。帰る際、2人はそれぞれ署名し、『法輪功保護法案』を支持した。