　【明慧日本2025年8月22日】（ドイツ明慧報道）ドイツ連邦議会議員、連邦副報道官、選択党（AfD）連邦議会会派財政政策担当スポークスマンのカイ・ゴットシャルク（Kay Gottschalk、MdB）氏は最近、法輪功学習者に書簡を送り、法輪功学習者の反迫害を支持し、中国共産党（中共）による迫害および法輪功学習者からの生体臓器収奪を非難し、さらにドイツテレビ２チャンネル（ZDF）の『マガジン・ロイヤル』の司会者ベーマーマン氏による神韻芸術団への攻撃を批判した。

图1：德国联邦议员、联邦副发言人、选项党（AfD）联邦议会社团财政政策发言人凯·戈特沙尔克（Kay Gottschalk， MdB）。（官方网站）

ドイツ連邦議会議員、連邦副報道官、選択党（AfD）連邦議会会派財政政策担当スポークスマンのカイ・ゴットシャルク氏（写真は公式サイトより）


カイ・ゴットシャルク氏より送られた書簡

　以下は、カイ・ゴットシャルク氏より送られた書簡の訳文である。

　「26年前、すなわち1999年7月20日、中共は法輪功学習者に対する組織的な迫害を開始しました。法輪功は精神的な修養および新興宗教運動であり、1992年に李洪志先生によって中国で創始されました」

　「法輪功は仏家に由来する気功であり、道家の伝統的要素も含まれています。その修煉者の数がとても多く、政府の統制を受けず、崇高なる精神的理念を重んじるため、中国政府から脅威とみなされました。今日に至るまで、中国共産党による法輪功学習者への迫害や、違法な臓器収奪や拷問によって法輪功学習者を殺害する行為は続いており、法輪功学習者は中国における最大の迫害対象のひとつとなっています」

　「たとえ欧州連合議会が2022年5月に決議を可決し、『中国（中共）との人権対話のたびに臓器摘出や人権問題を議題に含めること』や『中国（中共）政府に対して透明性の向上および国際調査機関との協力を促すこと』を求めたとしても、これまでのところ、迫害の影響を受けた人々や被害者にとって、状況はほとんど改善されていません。なぜなら、中国における臓器提供者と臓器提供数と格差は、世界の他の地域よりも依然として大きいからです」

　ゴットシャルク氏は書簡の中で、ドイツテレビ2チャンネル（ZDF）の『マガジン・ロイヤル』の司会者ベーマーマン氏による神韻芸術団への攻撃についても触れ、「神韻公演終了後でさえ、『マガジン・ロイヤル』は皮肉や批判の形で報道を続けており、多くの人々がこれに不快感を示しています」と述べた。ゴットシャルク氏はさらに、「このような報道は一方的な視点のみで行われており、他の意見は多くの点で軽視されています。国家放送局は改革すべきだ」と考えていると表明した。

　ゴットシャルク氏は次のように述べている。「中国とドイツの人々は、21世紀の他の市民と同様に、自由な法的主体としての地位を享受することを望んでいます。これには、身体の完全性、宗教信仰、言論の自由といった基本的権利の尊重が含まれます。ドイツ選択党（AfD）は、信仰、良心、そして信仰の自由を完全に支持しています」

　最後に、ゴットシャルク氏は、来年の7月20日までに「少なくとも中国の法輪功学習者にとって、精神修煉を自由に行える環境が改善されることを望んでいます」と述べた。