　【明慧日本2025年8月26日】（ドイツ明慧報道）第18回南方自然療法博覧会が、2025年7月5日にドイツ・ミュンヘンのイベントセンター MOCで開催された。これはヨーロッパ最大の自然療法博覧会であり、自然療法医や研修生、医師、薬剤師、その他の医療・ヘルスケア専門家のための専門博覧会である。主催はドイツ自然療法医師・自然療法実践者職業協会（略称 BDHN e.V.）で、同種の協会としてはドイツ最大級のひとつに数えられ、バイエルンに起源を持ち、高い評価を得ている。法輪功学習者（以下、学習者）は今回の博覧会に招かれ、穏やかな音楽と美しい動作の功法が来場者の目を引いた。

　オーストリアから訪れたカイさんにとって、目を閉じて学習者と一緒に功法を行ったとき、エネルギーを感じただけでなく、以前こわばっていた筋肉がほぐれ、背中もまっすぐに伸びたように感じられ、とても心地よかったと話す。この場面はヨーロッパ最大の自然療法博覧会で起こったもので、カイさんは学習者が功法を実演しているのを見て、その場から離れられなくなった。心安らぐ功法が彼をしっかりと惹きつけたのである。

'图1：第十八届南方自然疗法博览会（Heilpraktikerkongress des Südens）于二零二五年七月五日在德国慕尼黑活动中心（MOC，Event Center Messe München）举行。法轮功学员应邀参加了博览会。'

7月5日、ドイツ・ミュンヘンのイベントセンター MOCで開催された、第18回南方自然療法博覧会で法輪功を紹介

第18回南方自然療法博覧会のブースの一部

来場者に法輪功の健康づくりの効果を紹介する

　「まさか今すぐに効果を感じられるとは思わなかった」

法輪功の功法を学ぶカイさん

　冒頭で触れたカイさんは、背中と腕の筋肉が常にこわばっていたため、現在自然療法を学んでいる。彼は興味津々に学習者と一緒にしばらく法輪功の功法を学んだ。

　「とても気持ちがよかったです。もちろん、慣れていないので最初は少し難しかったです。でも、本当に打ち込めば心地よさや内なる平和を感じられると信じています。だから、その感覚を味わうことができました」とカイさんは語った。また、会場の環境が騒がしすぎてリラックスするのが難しかったとも述べ、「それ以外は、私は法輪功がとても良いと思います」と付け加えた。

　カイさんはエネルギーを感じられると語り、「功法をしているとき、明らかにエネルギーを感じます。でもまずは目を閉じなければなりません。目を開けていると効果がないんです。だから目を閉じる必要があります」と言った。

　カイさんは以前から背中と腕の筋肉が常にこわばっていたと話し、「今は以前よりリラックスしている感じです。功法をすることで背中がまっすぐに伸びたように感じ、今は内側へと引き寄せられる感覚があります。目を閉じて少し集中すると、筋肉のこわばりが消えるのを感じました。筋肉のこわばりはずっとあったのですが、功法を練習するとすぐに消えたのです」と語った。

　法輪功の「真・善・忍」の原理について、カイさんは「とても良い」と感じたという。彼は次のように語った。「実は、私はずっとこのような瞑想をやりたいと思っていて、よくインターネットで関連情報を見ていました。だから、今は法輪功にとても惹かれています。この理念『真・善・忍』は素晴らしいと思いますし、お金もかからず、いつでもどこでも実践できます。しかも、簡単な紹介だけで実際に効果が出ているのです。まさか今すぐに効果を感じられるとは思いませんでした」

　最後に、ケイさんは『轉法輪』という本を購入し、学習者からオンラインでの無料レッスンの情報を得た。カイさんは嬉しそうに学習者に感謝し、別れを告げた。

　以前に神韻公演を観たドイツ人女性も同じエネルギーを感じる

法輪功のブースに訪れた人に法輪功を紹介する学習者のハラルドさん

　当日、学習者のハラルドさんは多くの来場者と交流した。その中の一人ドイツ・バイエルン州出身の女性は、以前フュッセンで神韻公演を観たことがある。神韻鑑賞中、彼女は体の中にある種のエネルギーを感じたが、ここでも同じエネルギーを再び感じた。そして、学習者から伝えられた法輪大法の情報に感謝の意を示した。

　ハラルドさんはこう話した。「私は、この人たちが真理を求めているのを感じます。まるで私がかつてそうであったように。一人の女性は高山の牧場で一週間を独りで過ごし、自然の美しさと静けさの中に神聖なものを見つけたいと思っていました。ある若い男性は以前、瞑想を試みたことがありますが、心を落ち着かせることができませんでした」

　「私は皆にこう伝えます。法輪功の師父は、真・善・忍は宇宙の本質であり、すべての物質の中に存在し、これらの特性こそ私たちの本来の本質であると教えてくれます」。ハラルドさんは心からの願いを話した。「私は彼らが考え始め、李洪志師父の教えが真剣な修行の道であり、真理を探す手助けになることに気づくのを感じました。彼らが家に帰ったとき、『轉法輪』を読み続けてくれることを願っています」

　中国へ行かないと決意した女性記者

学習者と交流する来場者

　ドイツ人の女性記者がブースに訪れ、学習者と長時間にわたり交流した。彼女は中国共産党（以下、中共）による学習者からの生体臓器収奪の真相を強く知りたいと思っていた。実は、この記者は中共から招待され、中国を訪れ、中共を称賛する報道を書く予定だった。しかし、出発前に偶然、中共による違法な生体臓器収奪に関する映画を観た。それが彼女の心に影を落とし、中共の招待に応じて中国へ行くべきかどうか迷っていた。

　学習者との交流を経て、この記者は中共の招待に応じて中国を訪れることはできないと決意した。その理由は中共による法輪功迫害の真相に衝撃を受けたからである。

　かつて中国で伝統医学を学んだドイツ人女性は、学習者に対して、中国はますます国民を完全に監視する国になっており、今やカメラのない場所はほとんど存在しないと語った。そのため、彼女はもはや中国に行くつもりはないという。この女性は学習者と話ができたことに感謝し、法輪功に大いに魅了されており、博覧会期間中、自身のセミナーで法輪功を紹介するつもりだと述べた。

　スイス人女性が法輪功のチラシを読んだ後ブースに訪れた。彼女は、なぜ真・善・忍を基本原則とする法輪功のような良いものが、中国で中共によってこれほど残酷に迫害されるのか知りたがっていた。学習者が迫害の実態を伝えると、彼女はさらに法輪功について詳しく知りたいと思った。帰る際、彼女は以前は法輪功について何も知らなかったが、学習者が提供してくれた情報に感謝しており、さらにこのテーマについて学びたいと伝えた。