　【明慧日本2025年8月26日】年に一度のアフリカ祭が8月16日と17日の両日、ボストン市中心部のコモン公園で開催された。リズミカルで躍動感あふれる音楽、民族色豊かな衣装、さまざまな工芸品のブースが多くの来場者を引きつけた。この猛暑の賑やかな雰囲気の中で、法輪功学習者（以下、学習者）のブースは、ひときわ静かで穏やかな空間をもたらした。

　学習者による優雅で穏やかな功法の実演は、多くの異なる人種の来場者を引きつけた。来場者は、学習者から中共が海外で法輪功や神韻芸術団に対して行っている越境的弾圧や、学習者に対する生体臓器収奪などの犯罪行為について話を聞いた。ブースを訪れた多くの人々は中共の悪行に強い憤りを示し、議員に『法輪功保護法案』の支持を求める署名に次々と名前を書き、学習者の迫害反対を呼びかける活動を支持した。

图：二零二五年八月十六和十七日两天，法轮功学员在波士顿市中心公园的非洲节上设展位、讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

8月16日と17日、ボストン市中心部のコモン公園で開催されたアフリカ祭で中共による法輪功迫害の実態を伝える

　「来年は必ず神韻公演を観に行く」

　ある黒人女性がブースを訪れ、目を見開くような印象を受けた。学習者は彼女に、中共による学習者への迫害や生体臓器収奪の犯罪行為について説明し、さらに中共が海外で法輪功や神韻芸術団を弾圧していることを紹介するチラシを手渡した。学習者が現在、『法輪功保護法案』の支持署名を募っていることを伝えると、彼女は「これは誰もがすべきことです」と即座に賛同し、自分の氏名と住所を書いた。

　その女性はチラシの内容を読みながら、神韻芸術団の写真を見て興奮し、「ずっとこの公演を観たいと思っていました。完璧な演目だと聞いています」と話した。

　彼女は、神韻公演が学習者の迫害を描いた演目があるために、中共から中傷・弾圧を受けていることを知ると、「もし神韻公演が事実を伝えたことで弾圧されているなら、なおさら観に行って支持を示すべきです」と語った。彼女は力強く「来年は必ず神韻公演を観に行きます！」と述べた。

　「迫害の実態を教えてくれてありがとう」

　ある若いカップルがブースの前で立ち止まった。男性はテーブルに置かれた『法輪功保護法案』への支持の署名用資料を熱心に読み、表情は真剣になって、しばらく考え込んだ後、学習者に「なぜ迫害が起きているのか、なぜ法輪功が迫害されるのか」と尋ねた。学習者は彼に法輪功とは何か、迫害がどのように始まったか、学習者が受けてきた残酷な迫害の実態を説明し、さらに今日に至るまで中共による法輪功迫害が26年間続いていること、しかもその魔の手はすでに海外にまで及んでいることを伝えた。

　学習者の説明を聞いている間、女性も熱心に耳を傾けていた。どうやら英語は彼女にとってあまり馴染みのある言語ではなかったらしく、学習者が話し終えた後、男性がスペイン語で女性に内容を通訳した。

　男性はマサチューセッツ州の住民で、快く署名用紙に名前を書き、『法輪功保護法案』を支持した。そして「これは義務であり、当然のことです」と述べた。

　その後、男性はさらにいくつかの質問をした。「中国では信仰は許されていないのか？」「中国におけるキリスト教の現状はどうなっているのか？」という内容だった。学習者はこれらの質問についても詳しく説明し、最新の中共による越境的迫害を紹介するチラシを手渡した。彼らは喜んでチラシを受け取り、「帰ったら必ずじっくり読みます」と伝え、立ち去る前に学習者に向かって誠実に「迫害の実態を教えてくれてありがとう。あなたたちの活動に感謝します」と話した。

　ある中国系の母親が2人の子どもを連れてブースの前で立ち止まった。学習者が話しかけると、彼女は距離を保ち沈黙していた。学習者は彼女に対し、中共が法輪功を迫害しており、中国本土では自由に修煉できないこと、しかしアメリカでは自由に修煉でき保護されていること、さらに現在『法輪功保護法案』の支持署名を募っていることを説明した。そして、学習者が中国本土で中共が自作自演した「天安門焼身自殺」事件の真実について話すと、彼女は真剣に耳を傾け、次第に緊張が和らぎ、少し考え込むような表情を見せた。