　【明慧日本2025年8月27日】（ドイツより報道＝明慧記者・高思羽）ドイツとスイスから集まった法輪功学習者（以下、学習者）は2月から7月にかけての15回の土曜日、コンスタンツのフェリーターミナルや市中心部のマルクトシュテッテにブースを設け、法輪功迫害を伝えた。多くの人々が、中国共産党（以下、中共）が法輪功を26年間も残酷に迫害し、さらには学習者から生体臓器収奪するという罪悪を知ると次々と署名し、中共の人道に反する罪を共に止めたいと表明した。

3カ国の国境に位置するボーデン湖

　ボーデン湖は中欧最大級の湖であり、ドイツ・スイス・オーストリアの3カ国の国境に位置している。果てしなく広がる湖水と遠くにそびえるアルプス山脈が相まって、湖と山の景観は見る人の心を晴れやかにする。湖畔最大の都市コンスタンツはそのため観光地となり、毎年訪れる観光客は100万人を超え、地元住民の10数倍に達している。

　多くの地元市民や各国からの観光客も、「法輪大法とは何か」をとても知りたいと話した。学習者は彼らに、法輪大法は人々に「真・善・忍」に従って生き、良い人になることを教えていると伝えた。例えば、学習者は日常生活や仕事の中で他人のことを思いやり、できる限り「自分よりも他人を先に」と心がけ、トラブルに直面した時には相手と争うのではなく、まず自分に問題がないかを振り返り、ゆったりとして学びやすい功法を実践することで、心身ともに大きな恩恵を得ることができる、と伝えた。

　学習者はさらに、多くの修煉者が自分自身が恩恵を受けた後、家族や友人に伝えたため、1992年に中国で伝え出されてから迫害が始まるまでの7年間で、口から口へと伝わり、1億人以上が修煉していることを紹介した。1995年には、法輪大法の創始者が中国駐フランス大使館の招きでフランスに渡り講義を行い、そこから法輪大法の世界各地での広がりが始まった。今日ではすでに100以上の国々に広まり、主な著作である『轉法輪』は50言語に翻訳されている。

法輪大法の功法を実演する学習者

　「真・善・忍は本当に素晴らしい！　世界はもっと多くの真・善・忍を持つべきです。自分がこれまで知らなかったことに驚いています」「私は、誰もが真・善・忍に従うべきだと思います。これは人々の人生の目標です」「真・善・忍は希望を示しており、もっとドイツや他の場所でも示されるべきであり、すべての場所で大切にされるべきです」と、多くの人々は法輪大法や「真・善・忍」を初めて知ったにもかかわらず、深く賛同し感銘を受けている。

'图5～11：在活动期间很多人与学员交谈，或通过阅读展板，知晓了法轮大法让人身心受益。'

多くの人々が学習者と交流し、展示パネルを読み、法輪大法が心身に恩恵をもたらすことを知った

　「法輪大法の修煉は、私にとって新たな人生を得たようなものです」

　学習者のジャンルカさんは資料を配布する際、よく通行人と長く会話を交わし、ときには自身の法輪大法の修煉体験についても話している。2009年、当時22歳だった彼はまだ反抗的な青年で、毎日を漫然と過ごし、友人たちと一緒に盗みを含む良くないことをしていた。なぜなら、彼は善悪の区別をどうつければよいのか分かっていなかったからだ。

「法輪大法を修煉してからすべてが変わった」と話すかつて反抗的だった青年ジャンルカさん

　ある時、インターネットのフォーラムでの偶然の出会いがきっかけとなり、ジャンルカさんは法輪大法を知り、修煉を始めた。その後、『轉法輪』やその他の法輪大法の書籍を読むことで、彼はすぐに以前の生活習慣や交友関係を断ち切ったという。「私のすべてが変わり、新しい人生を得たようでした」。ジャンルカさんは『轉法輪』を読み続けるうちに、「そこから多くの恩恵を受け、また法輪大法の真・善・忍という原則を深く理解するようになりました。これはすべての人にとって有益なものです」

　「私の健康状態も大きく改善し、頭痛も治りました。さらに心の平和を得ることができました。座禅をしているときには、私が知らない多くのことがあり、それらは心の静けさと『真・善・忍』に従うことによってのみ理解できるのだと感じます」

　法輪大法を学びたいと思う人に対して、ジャンルカさんは特にこう勧めている。「ぜひ自分で『轉法輪』を読んでみてください」。なぜなら、そのようにすることで、自分自身の理解や悟りを得ることができると感じているからだ。

　そして情報デーの活動に参加するにあたり、ジャンルカさんはこう願っている。「みんなに希望と幸福を届け、法輪大法から私たちが得た恩恵を分かち合いたいです。人々に真・善・忍を知ってもらい、それらの価値に従って生きる機会を持ってほしいのです」

　ドイツの若者「真・善・忍は私たちが従うべき準則です」

　大学進学を希望している高校卒業生のクララ・ヘンリヒさんは、「これは人々が日常生活で従うべき準則であり、社会を秩序立てて運営するだけでなく、人々がより良い生活を送ることも可能にします」と話した。また、法輪功迫害の実態を聞いた後ヘンリヒさんは、「私は、真・善・忍に従って生活することで、人は大きな成果を上げ、恐ろしい危機の中でも生き延びることができると信じています。それは、人々が互いに励まし合えるだけでなく、自分自身を強くし、勇気づけられることにもつながります」と話した。

　法学部の学生エヴァさんも次のように語った。「私は、真・善・忍はほとんどすべての人が備えるべき資質だと思います。私の考えでは、これは広く推奨されるべきものであり、自らもっと学び、実践するべきだと思います」

　「法輪功の修煉者は善を広めている」

'图13：贾扬蒂（Jayanti）（左）感到自己应该来到法轮功学员的活动地点，她很高兴能听闻法轮大法，也签名支持反迫害。'

ジャヤンティさん（左）は、自分が学習者の活動場所に来るべきだと感じ、法輪大法の話を聞けたことをとても喜び、迫害反対の署名にも協力した

　「私は力に導かれているのを感じ、スイスの駅に戻る前にここに来るべきだと思いました。ここには一筋の光があります」とジャヤンティさんは語った。そのため、学習者が設置した情報ブースに足を運び、長時間にわたって学煉者と話し、法輪大法に関する多くの情報を得た。

　ジャヤンティさんはこう感じたという。「法輪功学習者は善を広め、人権を守り、世界の美しさを守ることに尽力しており、強い実践力と奉仕の精神を持っています。これは古くから伝わる修煉法です」「重要なのは、この知識（法輪大法）が人々に癒しと力、平和をもたらし、臓器の機能を回復させることができる点です。この力は一般の人々にも伝えることができます」

　「平和的な功法は人に力を与える」

　心理療法士のクラウディア・デニグさんは法輪大法について理解を示し、「これは人をリラックスさせ、人々が平和に生活できるようにする功法で、とても素晴らしく、誰もが憧れるべきものです」「真・善・忍、これは誰もが努力して得るべきであり、または憧れるべき価値です」と話した。

　教師のニコルさんも、「真・善・忍」は「とても良い価値観」だと考えている。さらに彼女は「法輪大法はとても平和的な功法であり、人々は法輪大法を修煉することで多くの力を得ることができる」とも考えている。

　ヤニスさんはサイバーセキュリティを専攻する一方で、コンサルティング会社でアルバイトをしている。彼は、「『真・善・忍』はとても重要であり、これらは誰もが備えるべき基本的で大切な資質です。例えば、心優しく、他人が間違いを犯したときに寛容に接すること、これらは人が持つことのできる良い資質です」と語った。

　多くの通行人は、法輪大法が人々に「真・善・忍」に従って良い人になるよう教えていると聞いた後、「なぜ中共はこのように平和で素晴らしい功法を迫害するのか？　しかも26年間も続けているのか？」と理解できないと話した。