文／遼寧省の大法弟子

　【明慧日本2025年8月27日】私は元会社員の女性で、今年80歳になります。法輪大法を修煉する前は、長年にわたり貧血、頭痛、めまい、視力の低下、外傷による肩の骨のズレ、靭帯のゆるみなど、様々な病気に悩まされていました。病院をいくつ回っても治療法は見つからず、「本当の白衣の天使」に出会えないことを嘆きながら、再び健康な体に生まれ変わることを夢見ては、苦しみにため息をつく日々を送っていました。

　そんな私の人生が、法輪大法との出会いで一変しました。私はある程度の能力を持って修煉を始めました。師父が、道徳が崩れ混乱するこの末法の時代に、宇宙の法を正し、衆生を救ってくださっていることに、言葉では表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

　一、法輪大法の超常的な力

　1998年5月、「労働節」の連休前に姉の家を訪ねた際、姉が「ここでは皆、法輪功を修煉しているの。とても素晴らしい功法で、病気も治って健康になり薬も注射もいらないのよ」と教えてくれました。ただし「タバコとお酒は禁止」とのこと。私は当時ヘビースモーカーでしたが、それほどすごい功法ならやってみたい、タバコもやめようと思い、その場で禁煙を決意しました。驚くことに、それ以降一度も吸っていません。

　姉は私に『轉法輪』の本と煉功の録音テープ、功法の図解を渡してくれました。2日後、帰りのバスに乗ると、誰かが一緒にいるような感覚があり、「師父が私を見守ってくださっている」と感じました。

　その連休中、親戚と一緒に錦州の筆架山へ出かけました。私はめまいがあるため登山せず、ふもとの海辺で貝を拾っていたのですが、そのとき誰かがすぐそばで歩いているような足音がずっと聞こえたのです。顔を上げても誰もいません。それが師父の存在だと直感しました。

　また、観光地でチケットを買っていたとき、隣にいた若い女性が「お金を落としましたよ」と声をかけてきました。地面には確かにお金が落ちていて、私は「私のではありません」と答えましたが、「絶対あなたのですよ」と言われ、仕方なく拾いました。しかし、後で確認しても、私のお金は減っていませんでした。

　当時はまだ『轉法輪』を読んでいなかったため意味が分かりませんでしたが、後に師父はわれわれに自然に任せるように言っておられるのです。時に、それが自分のものだと思い、他の人もあなたのものだと言ってくれても、実際はあなたのものではない場合があります」（『轉法輪』）と教えられていることを知り、あの出来事は師父が私を試されたのだと分かりました。

　1998年5月24日、自宅で初めて図解を見ながら第四式「法輪周天法」まで煉功したところ、体の中で何かが「スッ」と音を立てて左肩に移動し、そのまま消えていきました。「師父が私の体から悪いものを取り除いてくださった」と強く感じ、その後、体がとても軽くなりました。

　修煉を始めてすぐ近くの煉功場を見つけ、毎日集団煉功に参加しました。師父が毎日、特に肩甲骨のあたりを整えてくださっているのをはっきり感じました。まもなく天目が開かれ、大きな目が現れて私を見つめているのが見えました。回転する鮮やかな法輪、鼻の付け根から天目につながる楕円形の多数の目が大きな円を描いて回転している様子も見ました。坐禅中には、師父が三つの鏡のような人の顔を見せてくださいました。それらは微笑みながら私の前を漂い、「これが佛・道・神なのだろう」と感じました。坐禅の感覚も非常に心地よく、『轉法輪』に書かれている「そこに坐ると、自分が卵の殻の中に坐っているかのような素晴らしさ、非常にいい気持ちを感じる」（『轉法輪』）そのものでした。常人には見えないさまざまなものを、師父は私に見せてくださいました。

　修煉を始めてからわずか3カ月で、病弱で顔色も悪かった私は、透明感のある白い肌になり、まるで別人のように変わりました。体も軽くなり、体重は55kgから65kgへ増加。長年苦しんだ病もすべて消えました。師父に深く感謝するとともに、法輪大法の超常的な力を心から実感しました。

　二、師父からの励まし

　修煉を始めてから身体に大きな変化が現れ、心身ともに向上していきました。師父は私に「宿命通」の功能を開いてくださり、普通の人には見えない多くのものを見ることができるようになりました。長年かけていた眼鏡も不要になり、視力が回復したことは、大きな励みとなりました。

　2004年、立ち退きに伴う再入居の手続きで、担当者が非協力的な態度を取り、なかなか進みませんでした。元同僚から「担当者にお金を渡せば話が早い」と言われ、私は一時的に修煉者としての自覚を失い、その助言に従ってしまいました。

　数日後、自転車で帰宅中、突然マンホールの上で転倒し、立ち上がることができませんでした。これまで学んできた法理を思い出すことができず、正念も保てず、ただ動揺するばかりでした。しばらくしてようやく動けるようになり、三輪車を呼んで、自転車ごと家まで運んでもらいました。家に着いた後、脚の痛みでベッドにさえ上がれず、両脚が捻挫し、特に右膝は動かすこともできませんでした。病院に行くよう家族に勧められましたが、私は行きませんでした。その夜は痛みで寝返りも打てず、ほとんど眠れませんでした。少しうとうとしかけたとき、不思議なことが起きました。突然、大きな力が太ももをぐいと引っ張り、「ゴキッ」と音がして、痛みもなく脚が動くようになったのです。翌朝には歩けるまでに回復していました。これは師父が私を助け、過ちを気づかせてくださったのだと確信しました。

　あの頃、私は家のことで忙しく、法の学習を怠り、常人の考えに流されていたのです。あの転倒は、師父が私に「目を覚ましなさい」と知らせてくださった出来事でした。

　2012年のある朝、坐禅中に、師父が玉冠をかぶり、華やかな衣装をまとった私自身の姿を見せてくださいました。それは明らかに師父からの励ましでした。

　また2015年、やはり坐禅中に、師父は私に「元嬰」の姿を見せてくださいました。その姿は2歳ほどの子どもで、黒く艶のある髪に大きな目、卵色の衣をまとい、白く繊細な肌で、まるで誰かの手に支えられているようでした。蓮の台座も見え、その光景は神聖そのものでした。

　さらに坐禅中、師父は私を非常に高い場所まで飛ばしてくださいました。これらすべてが、「もっと精進しなさい」という師父からの慈悲深い励ましであると、心から感じています。

　私は同修たちとともに、長年にわたり拘置所の近くで定期的に発正念を続けています。まるでリレーのように、毎週欠かさず、雨の日も風の日も通い続けました。拘置所の向かい側には川沿いの小道があり、私たちはそこを歩きながら、発正念を続けています。両岸には花が咲き、緑に囲まれ、夏には槐の木の下で涼みながら発正念を行うこともありました。

　2016年7月5日、私たちはその川辺や槐の木の葉に、佛教で言われる神聖な花「優曇華の花」が咲いているのを見つけ、驚きました。普通では見ることができないこの花が、私たちが人を救うために歩んでいるその道中に咲いていたことは、師父からの明確な励ましだと感じました。

　私たちは人を救うために、人々に法輪大法の素晴らしさと迫害の実態を伝え続けています。地域の住宅街に資料を配ったり、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と書かれたステッカーを貼ったり、真相を直接伝え、大法のお守りを手渡すなどの活動を続けています。

　三、人を救う喜び

　2016年9月2日午後、同修の小玲さんとともに人々に真相を伝え、何人かを救うことができました。その夜はさらに数人で掲示板を貼りに行き、1メートル四方の掲示物を十数枚連ねて掲示しました。帰宅したのは21時2分です。汗だくでしたがすぐに着替えて坐禅を組み、発正念を始めました。すると、師父が私の背中を法輪で清めてくださり、さらに全身を大きな法輪で浄化してくださいました。ベッド全体が回転しているような感覚に包まれ、身体はとても軽く、心地よくなりました。21時30分に発正念を終えましたが、気持ちが高ぶり眠れませんでした。「時間を無駄にしてはいけない」と思い、服を着て台所に行き、煉功を始めました。すると、体がまるで消えてしまったかのように軽くなり、そこに立っていたのはただ両足だけのような感覚でした。この神聖な体験は、言葉では言い表せないほどでした。師父の加持と励ましに、心から感謝しています。

　ある日、夢の中で、師父が私を特別な列車に乗せてくださいました。その列車は非常に長く、私は先頭から最後尾まで歩いて行きましたが、各車両には十数人しかおらず、ほとんどの座席が空いていました。さらに、乗っている人たちも眠ったままで、目を覚ましていないのです。その光景を見て、「師父はどれほど焦っておられるのだろう」と感じました。同修の皆さんには、師父が用意してくださった道をしっかりと歩み、もっと多くの人を救い、真剣に修煉に取り組んでほしいと願っています。

　私はこの人生で法輪大法に出会い、師父に救われたことを、何よりも幸せに思っています。どれほど道が長くても、私は師父について修煉を続け、最後まで歩み抜き、必ず本当の故郷に帰ります。