【明慧日本2025年8月27日】「私は彼ら（法輪功学習者）に非常に感銘を受けました。毎日迫害に直面しているにもかかわらず、彼らの勇気に満ち溢れた姿を見ることができます。彼らがこのように勇敢な方法でその情報を公開していることは本当に素晴らしいです」「真実は常に迫害されがちですが、私たちがよく言うように、嘘が短距離走を素早く制することができても、真実こそがマラソンの勝者です」「このような活動は非常に重要であり、人々に勇気を与え、前進を続けさせます。これに貢献している人々に心から感謝しています」

　2月から7月にかけての土曜日、15回にわたって法輪功学習者（以下、学習者）は、ドイツ南部の国境都市コンスタンツ市中心部のマルクト広場に設置した真実を伝える情報ブースで似たような声をよく聞く事が出来た。多くの通行人が配布された真相資料を受け取り、学習者にさらに詳しい情報を尋ねたり、あるいは複数の嘆願書が置かれた小さなテーブルに直接向かい、法輪大法に対する迫害を止めるための署名をした。

'图1～4：在康斯坦茨市中心告诉人们法轮大法美好，揭露中共迫害法轮功，甚至活摘法轮功学员器官的罪恶。。'

コンスタンツ市中心部で人々に法輪大法の素晴らしさ、中共による法輪功への迫害や、臓器の強制摘出を伝える

　毎回のイベント当日の朝、ジャンルカさんは法輪大法を修煉する妻子とともに、テントや様々な資料を小型車に積み込み、約1時間かけてコンスタンツまで運転して来る。他の学習者たちは近隣の都市やスイスから駆けつけ、皆で協力して通行人に法輪大法の真相を伝える活動を行っている。

　ジャンルカさんは次のように述べた。「私たちは、中共による法輪功への迫害や臓器強制摘出を止めたいのです。中共は様々なメディアを通じて中傷の虚偽情報を広め、それが海外メディアにも影響を及ぼし、さらには国際的な弾圧を行っています。情報提供日の活動を通じて、より多くの人々が中共の嘘を見破り、もはやその虚言に惑わされず、悪事に加担しないことを願っています」

'图5：在过去半年里，很多游客感谢法轮功学员举办的活动让他们听闻法轮大法的真相，也签名支持学员反迫害。'

過去半年間、多くの観光客たちが学習者による活動に感謝し、法輪大法の真実を知る機会を得ることが出来た

　情報提供の活動日をもっと増やし、多くの人々に真実を知らせるべき

　アレクサンダー・ヴァイゴルドさんは、「私たちは行動を起こして、この迫害を止めなければなりません。ここで示されている状況は、人道に反するものであり、人道に反する犯罪です。誰もこれに関心を示さず、止める努力をしなければ、この罪悪はさらに続いてしまうでしょう」と言った。彼は静かに語りながらこう続けた。「学習者たちは自分の時間と精力を使い、現在の深刻な罪悪を変えるために努力しています。この姿勢にはとても感動しました。なぜなら、このような変化は緊急に必要だからです」

　地元の研究所で働く行政アシスタントのダグマー・オラレレさんも、今回のような活動について「非常に重要です、とても重要だと思います。人々に今実際に起きている不正義を注目してもらい、それを知ってもらうこと。そしてその後、人々が自分の立場を見つけるきっかけになるのではないでしょうか？」と語った。

　また、旧東ドイツでの共産主義統治について詳しいハンスさんは、学習者たちに「あなたたちが話していることを全部信じています」「こういった情報提供の日をもっと増やすべきだと思います。ドイツのメディアがこのテーマについて触れないのは間違っています。全人類が目覚める必要があります。人々はこうした説明によって、自分の考えを持つきっかけを得られるでしょう。我々は新しい世界を迎えようとしているのです」と述べた。

'图6：四位年轻人在了解真相后签名支持法轮功，并打算要将其分享到社交媒体，让更多人知晓。。'

4人の若者たちは真実を知った後、法輪功を支持する署名を行い、さらにそれをSNSで共有してより多くの人々に知らせることを計画している

　マラフさん、ナリンさん、ユードさん、そしてメディナルさんという4人の中学生は、自発的に学習者を支持する署名を行った。彼らはその日の活動によって真実を知ることができたと語り、「臓器収奪の犯罪はもっと多くの人々に知られるべきです。こうした活動は世界中で開催するべきです」「こうした活動は非常に良いと思います。人々に何が起きているのかを伝えることができますから」「この活動を行うことや、印刷して配布しているこのチラシ、すべて皆さんが自発的に参加しているものだということを知っています」「どの都市でも、どの国でも、（中国共産党による法輪功への迫害のような）こうしたことが起きていることを知るべきだと思います」と話した。

　さらに彼らは少し残念そうに、「もし私たちがもう少し大人になっていたら、迫害を止めるためにもっと行動を起こすことができるかもしれない」と言った。子供たちだけでなく、高齢者のグロ・フリーデリケさんもまた、「人々はより多くの情報を知るべきです。なぜならメディアはしばしば偏った情報を伝えることがあるので、人々は異なる視点からもっと多くのことを学べるべきだと思います。そのため、今日の活動は非常に素晴らしいと思います」と述べた。

　私たちは必ずもっと多くの人々に伝えます

'图7～8：很多路人都表示要与更多人分享了解到的真相，并希望能有更多人一起来制止迫害。。'

多くの通行人が、知った真実をより多くの人々と共有し、迫害を止めるためにさらに多くの人々が協力できることを願っている

　「正直に言うと先ほどの会話の前までは、関連する情報をまったく聞いたことがありませんでした。これは本当に残念なことです」スイス出身の医療アシスタントのヤエル・ハーシュさんは、イベントの日に初めて中共による法輪功への迫害を知った。彼女は、「人々は関連する情報を知るべきです。それによって多くの人々が力を尽くして変化を試みることができるはずです。なぜなら、この迫害は明らかに間違っていることだからです」と述べた。

　「私たちは必ずもっと多くの人々に伝えます」とハーシュさんは断言した。「私たちは署名サイトのQRコードも撮りました。誰でも署名したければできますし、多くの人が同じ考えを持つと信じています」と彼女は語った。一緒に参加したジュリア・ロマーノさんも「私たちはこの出来事がとても残酷であると感じました。このような情報をより多くの人々に伝えることは非常に重要です。彼らに何が起きているのかを理解してもらい、それに対して行動を起こせるようにするためです」と賛同し、「これを止めることができる」とハーシュさんが補足した。

　10年生の学生グレーテさんとエミリーさんも、多くの人々に伝えるつもりだと語り、グレーテさんははっきりと、「明らかに、人々はこれに対して行動を起こすべきだと思います。この迫害に対して反対するべきです。私の友人たちも同じ考えだと思います」と言った。エミリーさんは「人々を署名に参加させるためにも」と確信を持って話し、「この小さな署名が大きな効果をもたらすことができる」と話した。

　法輪功学習者の忍耐強さに敬意

　法輪功学習者が20年以上にわたり真実を訴え続けていることを聞き、法律学科の学生エヴァさんは「私はこれは非常に感動的で重要なことだと思っています。この重要な問題において、私たちは忍耐強さの重要性を認識し、それを続ける必要があります。『ただ試みた』だけではなく、本当に希望を失わずに頑張ることが非常に大切だと思います。より良い結果を得るために、本気で努力する必要があります」と称賛した。

　スイス郵便局物流部門の管理者もまた、「これは非常に力強い献身です。私は彼らのことを誇りに思います。そして、彼らがそのすべての困難を乗り越え、目標を達成することを願っています」と学習者が26年間継続して努力していることを称賛した。

'图9：夕阳西下，当天的活动结束了，但不久法轮功学员将再次来到康斯坦茨，继续传递真相，而这一幕幕在世界各地不断再现。。'

夕陽が西に沈む頃、その日の活動は終わった。学習者たちは再びコンスタンツを訪れ、真実を伝え続ける予定。このような光景は世界各地で繰り返されている

　日が徐々に沈む中、ジャンルカさん一家や他の学習者たちは、手際よくすべての資料、横断幕、テーブル、椅子、テントを車に積み込んだ。車は荷物で満載となり、この日も充実した成果を収めた。

　ジャンルカさんは、「人々が真実を知り、中共の嘘を見抜いて幸せそうにしている様子を見ることや、彼らから『この情報をもっと多くの人々に伝えたい』という言葉を聞くことは、本当に素晴らしいことです」と印象深い出来事について微笑みながら、「この混乱した世の中で、『真・善・忍』の理念に触れることで、まだ希望が存在していると感じることができます。そして、私たちが修煉によって得た美しさや希望を共有したいと思っているのです」と話した。これこそ他の学習者たちの願いでもある。