　【明慧日本2025年8月27日】（ニュージーランド明慧の報道）ニュージーランド・オークランドの法輪功学習者（以下、学習者）は8月23日、ニュー・マーケットのラムズデン・グリーン公園で煉功を行い、集会を開き、4億5千万人の中国人が中国共産党（以下、中共）組織の党員・共青団・少年先鋒隊から脱退（通称「三退」）したことを祝った。

　ニュージーランドの市民は、中共の生体臓器収奪による莫利を得ていることに反対の意を示し、迫害が終わり、正義と善良が守られることを望んだ。また、中共による法輪功迫害を非難し、中国人の中共からの脱退を支持する意向も表明した。

8月23日、ニュー・マーケットのラムズデン・グリーン公園で開催された4億5千万人の中国人が中共から脱退したことを祝う集会の様子

　ニュージーランドの水夫「法輪功学習者の強さと絶え間ない努力に敬意を表する」

中共が利益のために行っている悪行を見て見ぬふりをしてはいけないと話すジャスティンさん

　ニュージーランドの水夫ジャスティンさんは、仕事の関係で長年中国とニュージーランドを往復しており、中国の人権問題、特に中共による生体臓器収奪の犯罪行為に長年関心を持っている。彼は「私は中共が臓器を強制摘出していることを100％信じています。お金で何でも買え、権力があれば思いのままに行動できる。そして西側諸国は経済的利益のために沈黙を選び、実際にはこのような暴行を容認しているのです」と述べた。

　ジャスティンさんは強調して、「ニュージーランドのメディアは、金銭的利益のために沈黙するのではなく、もっと勇敢に真実を暴くべきです」「中国では人々は善良ですが、政府はまったく異なります。彼らが罰を免れることができるからこそ、迫害が続くのです」と話した。

　ジャスティンさんはまた、香港で学習者が抗議のパレードを行っているのをよく目にしたことを振り返り、彼も何度も請願書に署名し、大使館前で支援活動に参加したことがあると話した。彼は「皆さんは誰よりも強いです。20年以上経った今もなお貫き通している、その姿に私は深く敬意を表します」と語った。

　ジャスティンさんは同時に、中国の人々による「三退」を支持する意向を示した。彼は、権力が少数の人々に集中すれば必ず腐敗と抑圧を招くと指摘し、中共からの脱退は正義と自由を守るための重要な一歩であると述べた。

　最後にジャスティンさんは、国際社会に呼びかけた。「臓器の強制摘出は人道に対する罪であり、直ちに止めなければなりません。西側諸国はもはや利益のために見て見ぬふりをしてはいけません」

　ニュージーランドの市民「中国人は中共を脱退し、より良い未来を手にするに値する」

中国人が中共を脱退し、より良い未来を選ぶことを称賛するロブン・ティードさん

　ニュージーランド市民のロブン・ティードさんは、無実の命が中共によって虐殺されていることに強い憤りを示した。「不公平です。無実の人が命を奪われるべきではありません」。彼女は、迫害は直ちに止められるべきであり、いかなる政府も人の基本的な生命権や信仰の自由を奪う権利はないと考えている。

　すでに4億5千万以上の中国人が勇気をもって「三退」を表明したと知ったとき、彼女はそれを称賛し、心からの祝福を贈った。「これによって中国はより良くなるでしょう。彼らの幸運を祈り、これからも頑張り続けてほしい。彼らが自由な空気を吸い、幸福に暮らせますように。私は彼らの選択を支持します。彼らはより良い未来を手にするに値します」

　印刷工場の従業員「無実の人々への迫害をやめよ！」

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印刷工場の従業員ケイン・カービーさん

　地元の印刷工場従業員ケイン・カービーさんは、1989年に中共が無実の学生を戦車で弾圧したことを振り返った。彼は、中共が利益のために命をまったく顧みず臓器を強制摘出していることに強く反対しこう言った。「中共は完全に間違っており、これらの犯罪行為を直ちにやめるべきです！」

　すでに共産党組織を脱退した中国人について、カービーさんは強く支持の意を示し、より多くの人々が事実を認識し、邪悪な政党から離れるよう呼びかけた。また、憎悪や迫害が終わり、正義と善良が守られることを願っている。

　カービーさんは、「私たちは皆、人間です。他人を傷つけるべきではありません。より多くの人が真実を知り、無実の人々への迫害をやめることを望みます」と述べた。

　台湾人夫婦「洗脳されている人々が一刻も早く目覚めることを望む」

　台湾出身の蔡さん夫婦は、ニュージーランドに移民して30年になる。2人は集会の会場を通りかかり、とても感慨深く次のように語った。「台湾人として、もちろん中国人が中共組織を脱退することを支持します。なぜなら、中国が民主国家になれば、中国と台湾は良き隣国になり得るからです。まるでニュージーランドとオーストラリアのように」

　蔡さん夫婦は、ニュースで中共による生体臓器収奪の状況を知った。妻の蔡さんは「中共が法輪功学習者の臓器を強制摘出するなんて、とても野蛮です。今、中国本土では若者が理由もなく失踪することがあります。高校生が突然いなくなることもあり、かわいそうです！　洗脳されている中国人には一刻も早く目を覚ましてほしいです。今、一部の台湾人も中国の虚偽の繁栄に惑わされ、洗脳されています。私は彼らも早く目を覚ますことを望みます」と述べた。

　最後に蔡さん夫婦は親指を立てて、「皆さん、頑張ってください。もっと多くの場所でこのような活動を行い、より多くの西洋人に知らせてください。頑張れ！　頑張れ！」と学習者に声援を送った。

　学習者が中共による残酷な迫害の実態を明らかにする

　当日、集会では8人の学習者が発言し、自身の体験を通して中共による非人道的な迫害の実態を明らかにした。

　学習者の黄さんは集会で次のように語った。彼は信仰を守ったため、2002年に違法に3年間拘束された。妊娠中の妻は29歳の時に警察に殴打され死亡し、まだ生まれていなかった子どもも犠牲になった。彼は刑務所内で3度にわたり強制的に採血され、臓器移植のために血液の適合を調べられた疑いがあるが、幸いにも生き延びた。黄さんは、世界の人々に中共の本質を見抜き、距離を置くよう呼びかけた。中共は中国国民にとっての災難であるだけでなく、人類文明に対する恥でもある。

　元エンジニアのグレースさんは、集会で自身の体験を語った。法輪功を修煉したことで心身の健康を得たが、パンデミック中に迫害の実態を伝えたため、中共の警察により拘束され、家宅捜索や脅迫を受け、家族も脅威にさらされた。彼女は、中共の迫害は海外にも浸透しており、表向きは法輪功を対象としているが、実際には人間の良知と道徳を破壊しようとするものだと指摘した。グレースさんは、人々に中共の本質を認識し、その組織から脱退することで、自由と希望を迎えられると呼びかけた。

　陳さんは集会で次のように述べた。彼女は1998年に法輪功を修煉し始め、中国では3度にわたり違法に拘束され、家庭も何度も家宅捜索を受け、本やパソコンを押収されたことがある。また、洗脳施設に送られ、長時間立たせる、食事や睡眠の制限、殴打や侮辱、精神的拷問を受けた。しかしどれほど困難な状況でも、彼女は常に「真・善・忍」の信念を守り続けた。

　中国・深圳から訪れた李さんは集会で次のように語った。1996年5月に法輪功を修煉し始め、修煉後は体の健康と精神状態が著しく改善し、前向きで明るく、自信に満ち、友好的になった。しかし、1999年7月に江沢民が学習者に対する残酷な迫害を開始したため、信仰を守った彼は1999年から2015年にかけて、4度にわたり違法に拘束され、ほぼ10年間を過ごした。労働教養期間中、「虎の椅」などの拷問や長期の栄養不良、精神的拷問を受け、歯はすべて失い、毎日が耐えがたい苦痛の連続だった。

　李さんは、中国人の友人たちに中共の邪悪さを認識するよう呼びかけ、中共は学習者を迫害するだけでなく、一般市民も傷つけている。李さんはまた、国際社会に対し、中国の学習者が中共に迫害されている現状に注目し、支援の手を差し伸べるよう求めた。