　【明慧网日本2025年8月29日】フランス西部の法輪功学習者（以下、学習者）は8月23日、サンナゼール市で法輪功情報デーを開催した。学習者は海辺に情報ブースを設置し、法輪功の五式功法を実演し、ポスターや横断幕、迫害の実態を伝えるパネル資料を展示し、チラシを配布して中共の法輪功迫害に反対する署名を行った。

　サンナゼールは、フランス西部ロワール＝アトランティック県の県庁所在地。アモリカ山地に位置し、大西洋に面し、ロワール川の河口にある。同市はナント＝サンナゼール港や航空・造船業で知られている。

'图1～3：二零二五年八月二十三日，法国西部的法轮功学员在圣纳泽尔举办了法轮功信息日活动。'

8月23日、サンナゼール市で行われた法輪功情報デー活動の様子

　この日、陽光は明るく照り、海辺には風もなく、心地よい気候に誘われて散歩する人々は思わず足を止め、展示パネルを読んでいた。サンナゼール市で休暇を過ごしていた男性は、1万8千キロも離れたニューカレドニアから来ていた。彼は中国での法輪功迫害や学習者からの生体臓器収奪について聞いたことがなく、その場でG7+7諸国（編集者注：G7はカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカ、+7諸国はアルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国および台湾）への請願書に署名し、学習者がこうした情報を伝えてくれたことに感謝した。　　　

　ある定年退職した看護師は、展示パネルを読んでいた。学習者がまだ詳しく説明する間もなく、彼女はすぐに生体臓器収奪を終わらせるための請願書に署名した。職業柄、彼女はすでにこの中共による生体臓器収奪について知っており、これは非人道的だと話した。彼女は学習者に幸運を祈り、感謝の意を表した。

　グウェナエルさんはロリアンから来ており、ベトナム出身の学習者から中共による生体臓器収奪を聞いて、非常に衝撃を受けた。彼は学習者に「なんと勇敢でしょう。本当に思いやりがあり、中国の人々を助けたいと思っているのですね」と言って、目に涙を浮かべながら請願書に署名した。

　また、ある男性は学習者に対して自分は法輪功の活動を支持すると伝えた。彼はこれまで学習者者への迫害について聞いたことがなかった。帰り際に、彼は明慧ネットの『法輪功迫害二十周年報告』の資料を持ち帰り、このジェノサイドについてさらに理解を深めると話した。

　エミリーさんはソーシャルワーカーで、甥を連れて散歩していた。彼女は「あなたたちのことは知っています。サン＝ブレヴァンの健康博覧会でお会いしました。でもそのとき、迫害に関するこのような横断幕はありませんでした。あなたたちは直接教えてくれましたが、私は中国で法輪功がこんなにひどく迫害されているとは気づきませんでした。もしこれが中共をこれほど困らせるなら、法輪功はきっと良いものに違いありません。請願書に署名し、功法を学びに来ます。ずっとこの功法の煉功拠点に来たいと思っていましたが、適切なタイミングがありませんでした。今またあなたたちに会えたのは偶然ではありません。サン＝ナゼールの煉功拠点の連絡先を控えます。今回こそ必ず行きます」と述べた。

　クロディーヌさん（84歳）は、今聞いたことに深く感動した。彼女はすぐに請願書に署名し、功法学習の情報を求めた。別れ際、彼女は「ご説明ありがとうございます。あなたたちのことは忘れません」と言った。

　ある母親と娘が、学習者の説明にとても熱心に耳を傾け、請願書への署名に名前を書いた。2人は、中国で起きていることは恐ろしいと話し、世界中に知らせる必要があるとし、これらの情報を伝えてくれたことに感謝した。

　ジャッキーさんは学習者に近づき、チラシを受け取るとすぐに立ち去った。学習者は、もし急ぐならオンラインで署名できると伝えた。しかし数歩進んだ後、彼は戻ってきて、署名できてうれしいが、手が震えてしまうことを謝った。学習者は「気持ちが大切です」と答えた。彼は震える手で署名を済ませ、学習者の幸運を祈り、優しい笑顔を浮かべて立ち去った。

　当日の活動で、多くの人々が学習者に感謝し、サンナゼール市に来て中国で起きていることを伝えてくれたことに感謝した。中には、このことをできるだけ多くの人に伝えるべきだと話す人や、この大量虐殺をただちに止める必要があると話す人もいた。また、次回も訪れてほしいと提案した人や、より多くの人が集まる場所にも行くとよいと助言する人もいた。