　【明慧日本2025年8月30日】オランダの法輪功学習者（以下、学習者）が行っている巡回活動が8月23日（土）、オランダ北部の都市ザーンダムに到着した。法輪大法の素晴らしさを人々に紹介し、人々から歓迎を受けた。香港出身の中国人は、学習者が街頭で中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝え続けていることに感謝した。

　ザーンダムは北ホラント州にあるザーン川のほとりに位置する都市で、南東はオランダの首都アムステルダムに隣接している。この街は、美しい木造のザーン様式の家屋やカラフルな風車で世界的に知られている。

　23日土曜日の午後、陽光が降り注ぐ中、学習者はザーンダム市の商業中心地ゲデンプテ・グラハトで法輪功の功法を実演し、パネル資料を設置してチラシを配布し、中共による迫害に反対する署名活動を行った。多くの観光客が足を止め、関心を寄せた。

'图1～2：二零二五年八月二十三日，荷兰巡回<span class='voca' kid='62'>真相</span>点来到荷兰北部城市赞丹（Zaandam）展示法轮功功法，讲真相'

8月23日、ザーンダム市で行われた活動で功法を実演している学習者

8月23日、ザーンダム市で行われた活動で通行人に法輪功を紹介するリーフレットを配る学習者

展示パネルやリーフレットを読む人々

学習者の迫害に反対する活動を支持して署名する人々

　NGOメンバー「生体臓器摘出はジェノサイド行為だ！」

国境なき医師団メンバーのファトマ・ヌール・ギュネシュさん

　ファトマ・ヌール・ギュネシュさんは、国境なき医師団のメンバーであり、法輪功の座禅をとても気に入ったと話した。ファトマさんは「自分をリラックスさせることができる瞑想法を探していた。これは本当に素晴らしいです！」と述べた。

　ファトマさんは、中国では自由に法輪功を修煉できず、中共が修煉者に信仰を放棄させるために生体臓器収奪を含むさまざまな拷問を行っていると知ると、とても憤慨して、「このような臓器移植は人を救うものではなく、人を殺すものです。長期的に見れば、これはジェノサイドです！」と語ったファトマさんは、さらに「もし私がいつか中国に行き、他人の臓器を摘出して金儲けをしている人を見たら、私は彼に『その行為をやめなさい、これは犯罪です』と言います。そしてオランダの警察に訴えます。オランダには政府から独立した裁判所があり、裁判官は自由に裁くことができます！」と話した。

　各民族の観光客が正義の声を上げる

　ある中国系の夫婦が学習者のブースを訪れ、感謝の気持ちを伝えた。「信仰の自由、私たちはあなたたちを支持します！」。夫妻は香港から来ており、長年にわたり香港で学習者が迫害の実態を伝える姿を目にしてきた。その揺るぎない努力と平和的な反迫害の姿勢に深く敬意を抱いていると話した。

　しかし国家安全法が施行されて以来、香港では言論の自由がなくなり、ここ数年は街頭で学習者を見ることもなくなったという。夫妻は感慨して、「今の香港は中国本土と同じで、自由がない！」と言った。

　第3代香港特別行政区行政長官・梁振英氏がフィンランドで学習者を脅した行動について語り、梁氏一行は「可笑しい話だ。言論や信仰の自由は西側諸国では法律によって守られている！」と話した。帰る際、梁氏一行は学習者に向かって「頑張って！　続けてください！」と声援を送った。

　オランダの母娘が学習者から渡されたチラシを読んだ後、署名台に戻り、慎重に自分の名前を書いた。母親は学習者に「こんなことはとても悲しいです。あなたたちの境遇を思うと涙が出ます。これら、迫害の事実は今も続いているのですか？」と聞いた。

　学習者から肯定的な答えを聞くと、その母親は再び言葉を詰まらせながら、「不公平です。必ず止めなければなりません！　私たちはこの迫害を止める手助けをしたいです！」と語った。学習者はその母親の善意と共感に感謝し、署名がとても重要であり、正義の力となって中共の邪悪を制止し、中国にいる学習者を助けることができると伝えた。するとその母親は学習者に尋ねた。「抱きしめてもいいですか？」。そして、学習者と抱擁した。

　男子中学生のボンズさんが署名のためブースに立ち寄った。「展示パネルの写真を見て、これら、法輪功への弾圧は止められるべきだと思いました。だから署名して、迫害反対を支持します！　ありがとうございます。迫害の実態を伝える活動をしてくださって本当に素晴らしいです！」と語った。

　この中学生はさらにチラシと署名用のQRコードカードも持ち帰り、同級生や友人に伝えて、みんなにも法輪功を支持して署名してもらいたいと言った。