文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年9月1日】これまで我が地域の一部の学法拠点では、いくつかの正しくない行為が見受けられます。主な現れとしては、学法拠点で同修に対して商品を勧めたり販売したりすることです。思い返せば2000年代の初めごろから、ロシア産の大豆油や小麦粉、ある地域の豚のあばら肉などを売る者がいました。その後は韓国製の「水道蛇口」を売り込むようになり、最近では瀋陽産の「浄化液」などを勧めるケースも出てきています。

　私の理解では、こうした現象はいずれも学法拠点に現れるべきではありません。どれほどの利益があろうと、どんな口実を用いようと、学法拠点で製品の販売・宣伝を行う行為は誤りであり、学法拠点の聖潔さを著しく汚すものです。

　私の理解では、学法拠点でやり取りできるのは、法を学び、修煉し、法を実証することに関する資料のみです。それ以外の大法に属さないもの、人を救うことに無関係な一切のものは、学法拠点に持ち込むことを禁じるべきです。

　思い起こせば師父はこう説かれています。「佛門の浄地、清静たり難し　魔道、邪心は乱世を行く　名勝であらばあるほど魔多し　人混雑して叫び売り、鞭炮が鳴る」（『洪吟』「南華寺に訪れる」）。これはまさに私たち大法弟子への警鐘であり、励ましではないでしょうか。ましてや私たちの学法拠点は、常人社会の寺院よりもいっそう荘厳で神聖であるべきです。どうして常人の心を動かし、大法の修煉以外のものを混入させることがあり得るのでしょうか。

　特に法を正す最後の時刻に至っては、なおさら学法拠点の純潔さと神聖さを保つべきであり、これはそこにいる一人ひとりの大法弟子が果たすべき責任です。

　この10数年の間、売り込みをする人、あるいはそれを手助けした多くの同修が、程度の差こそあれ、邪悪に連行され、迫害を受けました。中には深刻な病業の虚像に陥った者、肉身を奪われた者、金儲けに忙しく学法・煉功はしても人を救わない者、さらには修煉を放棄した者までいます。法から外れた結果は、実に取り返しのつかないものです。どうか、いまだその中から抜け出せずにいる同修は一刻も早く目を覚まし、目先のわずかな利益のために永遠な将来を失い、後悔を残さないようにしてください。

　以上は浅い理解にすぎません。もし誤りがあれば、どうか慈悲なるご指摘をお願いいたします。