　【明慧日本2025年9月2日】

　山東省寿光市の付景春さんら法輪功学習者が連行される

　2025年8月26日、山東省寿光市公安局の国内安全保衛部門の警官が派出所の警官と共謀し、法輪功学習者・付景春さん、張鵬徳さん、李昇星さんら複数人を連行した。詳細は調査中である。

　湖北省の関南派出所の警官が法輪功学習者3人を連行

　8月25日午後、高齢女性の法輪功学習者2人が漫島麗城小区の法輪功学習者・小魏さんの宅で法輪功の書籍を学んでいたところ、突然十数人の警官が押し入り、3人を連行した。

　遼寧省本渓市の趙会軍さんが遼寧省女子刑務所に送られる

　2025年5月7日、遼寧省本渓市の法輪功学習者・趙会軍さんに対し、市中級裁判所が原判決を維持した。家族は6月6日に本渓市拘置所で趙会軍さんと面会した。拘置所警官は「終審終了から収監までの間は面会を1回のみ許可する」と話した。

　8月22日、趙会軍さんがすでに遼寧省女子刑務所に監禁されたことが判明したが、具体的な時期は不明である。

　湖北省浠水県の饒毛毛さんが15日間拘禁される

　2025年8月25日正午、湖北省浠水県清泉鎮に住む60代の法輪功学習者・饒毛毛さんが自宅で清泉派出所の男性警察官4人に連行され、家宅捜索を受けた。警官は饒毛毛さんの家にある法輪功関連書籍などの私物を押収し、饒毛毛さんを15日間拘束した。これはいわゆる「北京9月3日の軍事パレード」に伴う安定維持活動の一環として法輪功学習者に対する迫害が行われたためである。饒毛毛さんは一人暮らしで、子供たちは他の地方で働いている。

　同時に各コミュニティの網格員（中国の「網格化管理」と呼ばれる社会治理システムにおいて、地域が細かく区切られた「網格（グリッド）」ごとに配置され、情報収集、政策宣伝、住民サービス、トラブル解決などを担当する末端の担当者のことである）が電動自転車に乗って街中を駆け回り、「中共は邪教だ」「中共は悪魔だ」など悪党の悪行を暴くステッカーを剥がし回っている。

　遼寧省瀋陽市の李着琴さんが連行される

　瀋陽市于洪区香湖盛景小区の女性法輪功学習者・李着琴さんは、8月26日に法輪功迫害の真実を伝えるために出かけたが、北陵派出所の警官によって連行された。同日、自宅が家宅捜索され、プリンター、法輪功資料、法輪功創始者の写真が押収された。

　山東省蒙陰県で約20人の法輪功学習者が連行され　大半は同日帰宅

　8月20日、山東省蒙陰県公安局などの警官は、午前7時半頃から蒙陰県城内の法輪功学習者に対する嫌がらせや連行を開始した。

　基本的に警戒していない法輪功学習者の自宅に押し入り、家宅捜索を行い、家具をひっくり返し、大量の法輪功関連書籍、法輪功の資料、法輪功の文言が書かれたカード、『明慧週刊』などを押収した。約20人の法輪功学習者が連行されたが、大半はその日のうちに帰宅した。

　これらの警官は基本的に5人1チームで、制服を着用せず、自家用車で回っていた。そのうち1台は赤い乗用車で、ナンバープレートは「魯WEET28」であった。

　現在までに連行された法輪功学習者は、宋丙奎さん、趙永娟さん、劉新琪さん夫妻、騰得方さん、張栄秋さん、セメント工場の曹さんであることが確認された。詳細は調査中である。

　吉林省徳恵市の王兆鳳さんが連行される

　王兆鳳さん（53歳女性）は家政婦として働いている。2025年8月28日昼、長春市二道区の雇用主宅で、徳恵市公安局の警官が王兆鳳さんの息子を利用して王兆鳳さんに電話をかけ、階下に誘い出した後、王兆鳳さんを連行した。現在、王兆鳳さんは徳恵市公安局に拘束されており、その他の状況は調査中である。

　吉林省の寧江二分局政保大隊が法輪功学習者に嫌がらせ

　2025年8月17日、吉林省松原市公安局の寧江二分局政保大隊の警官が男性法輪功学習者・李さんに電話で嫌がらせを行い、さらに自宅ドアを叩いた。

　北京市豊台区に住む85歳の鄧さんが尾行される

　中国共産党による「93」（9月3日）軍事パレードを前に、北京市は警戒態勢を敷いている。北京市豊台区の馬家堡小区に住む85歳の法輪功学習者・鄧さん（女性）は2人の若い警備員に尾行されていた。買い物に出かけたりゴミを捨てたりするたびに、警備員が後をついてきた。鄧さんは尾行する2人に「共産党には銃も砲も軍隊もあるのに、85歳の老婆を恐れるのか？」と言った。

　黒竜江省ハルビン市で20人以上の法輪功学習者が連行された事件に関する追加情報

　8月21日、阿城区の法輪功学習者・付文娟さんが連行された。21日午前、阿城区永泰広小区の法輪功学習者・王玲麗が連行され、ハルビン第三拘置所に送られると伝えられたが、22日午後には国家安全局に引き渡される予定だという。

　山東省蒙陰県の張立進さんと張秀平さんが自宅訪問による嫌がらせを受ける

　2025年8月18日、山東省蒙陰県太保荘村の法輪功学習者・張立進さんの宅に男女2人が訪問し、張立進さんに嫌がらせを行った。

　2025年8月21日、山東省蒙陰県曹荘村の法輪功学習者・張秀平さんが男女2人に家を訪問され、嫌がらせを受けた。

　河北省三河市の趙秀栄さんが嫌がらせを受ける

　2025年8月中旬、河北省廊坊市の三河市公安局鼎盛東派出所の警官2人が、泃陽鎮蘭各荘村に住む80代の法輪功学習者・趙秀栄さんの宅に押し入り、撮影を行った。

　河北省阜城県の宋燦増さんと范占鋒さんが嫌がらせを受ける

　2025年8月25日午前、河北省阜城県碼頭鎮派出所の補助警官で大寧荘村の張春生が、同村の義弟・王洪亮を唆し、小高荘村の法輪功学習者・宋燦増さんと範占鋒さんの家に行かせ、嫌がらせと撮影をさせた。

　上海市普陀区の朱雲香さんが監視される

　上海市普陀区の法輪功学習者・朱雲香さんは、8月26日から監視下に置かれ、「7.20」期間中も監視されていた。

　湖北省麻城市の李愛芳さんが連行・家宅捜索を受け、解放後も嫌がらせが続く

　8月22日午後3時過ぎ、湖北省黄岡市麻城市白果鎮の法輪功学習者・李愛芳さんが白果駅で男子大学生に法輪功について伝えたところ、彼に捕まり、携帯電話で通報された。李愛芳さんは麻城市公安局に連行され、深夜12時過ぎに帰宅するまで取り調べと調書作成を受けた。警官たちは李愛芳さんの家から法輪功関連の物品を押収した。

　5日後の8月26日夜、李愛芳さんの家に5、6人の身元不明者が押し入り、李愛芳さんを嫌がらせ・脅迫し、誰と接触したか、何をしたかを言わせようとした。さらに自宅周辺の住民に李愛芳さんを監視するよう要求した。

　湖南省岳陽市君山区の黄佑軍さんが嫌がらせを受ける

　2025年8月26日午後8時頃、湖南省岳陽市君山区の銭糧鎮雅園居委会の治安主任・雷立軍が法輪功学習者・黄佑軍さんの家のドアを叩き、「最近忙しいだろう」と尋ね、「派出所から依頼されて写真を撮る」と言い出したが、黄佑軍さんにその場で制止された。黄佑軍さんは「それは住民の肖像権を侵害しています。私たちは真・善・忍に従って自分を要求する良い人です。写真を撮る必要はありません」と伝えた。しかしその間、治安主任は黄佑軍さんの写真を撮ったが、黄佑軍さんに発見され削除されたという。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）