文／中国河北省の大法弟子

　【明慧日本2025年9月4日】私は農村出身の女性大法弟子で、今年65歳です。『明慧週刊』で法の暗記に関する交流を読んで深く感動し、私も法の暗記を始めました。『洪吟』一から六までを一通り暗記し、夜は『轉法輪』を一講学び、朝の煉功も基本的に欠かさず行っています。日中は時間があれば法の一段落を暗記し、4回の定時の発正念は基本的に行い、時には日中の定時の発正念も欠かさず行っています。

　真相を伝えるとき、私たち3人の同修はよく協力して行っています。道中では決して常人の話をせず、正念を絶やさずに発し続けています。師父に縁のある人を私たちのもとへ導いてくださるようお願いし、行く先々で大法弟子を妨害し、衆生の救いを阻むあらゆる邪悪な生命と要素を滅し、村にある監視カメラが一切作用しないようにしています。

　時には私1人でも出かけて真相を伝えます。冬は畑仕事がなく、人々は基本的に家にいるので、戸々を回って真相を伝えます。時間に余裕があるので、その効果はとても良いのです。農繁期には、外に出る時必ず真相資料を持って行きます。時間が短く、詳しく話す暇がない時もあるので、随時その資料を縁のある人に渡します。市場でも、道でも、畑でも、真相を伝える機会は至る所にあります。時にはバスを降りても迎えが来ない人に出会い、ついでに送って行きながら道中真相を伝えると、その人はとても喜んで中共組織から脱退します。

　ある時、私は真相資料とお守りをいくつか準備して市場へ行きました。まず古着を持って行ってファスナーを直してもらいました。ファスナーを直してくれたのは女性で、私は彼女に真相冊子を一冊渡しました。すると彼女は喜んで「早くちょうだい、早くちょうだい！」と受け取りました。

　市場を離れて、私は市場のすぐ近くにある小さな村へ行きました。村に入ると、男性が電動バイクに乗り、ちょうど発進しようとしているのを見かけました。私はすぐに「縁のある人よ、行かないで」と一念を発しました。すると本当にその人は動かずに止まったままでした。私は急いで三輪車を走らせ、彼に真相資料を一部渡しました。その人は感謝して何度も「ありがとう」と言いました。

　私はまた村の外れの小道に行きました。そこでは4人が山芋を植えていて、私は彼らに真相資料を渡しました。そのうちの1人は大声で「法輪大法は素晴らしい！」と叫び、さらに「もっと冊子をくれ、私が配るよ」と言ってくれました。少し進むと老人に出会い、私は彼に真相冊子を渡し、三退して平安が訪れることを話しました。すると彼は快く中共組織からの脱退に応じました。その後、小さな路地に入ると、男女10数人がしゃがんで何やら話し合っていました。私が真相資料を取り出すと、彼らは一斉に立ち上がり、競うように欲しがり、中にはお守りを求める人もいました。

　家に帰る途中、私は感慨が込み上げ、涙が止めどなく流れました。師父はすでにすべてを按排してくださっており、あとは私たちが行動に移すだけと感じました。

　さらにある時のことです。私は街に行って帰る際、私が住んでいる村の入口に差しかかると、大勢の人が木を切っていて、道をすっかり塞いでいました。私は「枝を積み終わるのを待ってから通ろう」と思いましたが、その時、枝を拾っていた1人が「待たなくていいよ、回り道して帰りなさい。いつ道が通れるか分からないよ」と言いました。そこで私は三輪車を走らせて隣村の路地に入ると、ちょうどある家の玄関に老人が座っていました。私は彼に『天地蒼生』を一冊渡しました。すると彼は「私は耳が遠い、あなたの言っていることがよく聞こえない」と言いました。私は大きな声で「これは法輪功の真相資料で、人を救うものです。家に帰ってよく読んでください！」と言いました。すると彼は聞き取って、大きな声で「本当にありがとう！」と言いました。私が我が家の玄関に着いて振り返ると、道はもう通じていました。私はすぐに悟りました、これは師父がまた縁のある人を私に救わせてくださったのです。

　ある日、私は菜園での作業を終えて家に帰る途中でした。私たちの村と隣村の間を流れる大きな川が整備中で、掘削機が川底の土を掘り出し、それを数台のトラクターが運んでいました。その時、ドアを開けたままバックしているトラクターを見かけ、運転手はどうやら私の中学時代の同級生のようでした。私の同級生の多くはすでに真相を理解し、三退を済ませていましたが、この同級生がどうなのかは分かりませんでした。工事現場はとても忙しそうで、声をかける隙がなく、私はそのまま家に帰りました。

　午後、再び菜園に行くと、掘削機は道を塞いでいて入れず、仕方なく待つことにしました。待っていると、土を運ぶトラクターがまた数台やって来て、その中に私の同級生のトラクターもありました。その時、掘削機は警笛を鳴らし、運転手たちに土を積みに来るよう合図しましたが、彼らは聞こえなかったようで、掘削機はまた土を高々と持ち上げ、警笛を鳴らしながら彼らに「早く来て積み込みなさい」と合図していました。ところが、私のその同級生だけはどうしても動こうとしませんでした。。私はすぐに悟りました、これは私を待っているのです。

　そこで私は三輪車から真相冊子を取り出し、同級生のもとへ行きました。彼もすぐに私を認識し、私たちは少し言葉を交わした後、私は急いで真相を伝えました。話し終えると、彼はとても喜んでトラクターを走らせ、土を運びに行きました。師父のご按排に感謝します。また1人の衆生が救われました！

　私は分かっています。私は大法の要求のレベルにまだ遠く、精進している同修に比べてもまだ遠いです。もっと学法し、もっと人を救い、自分の歴史的使命を果たし、師父の慈悲なる済度に報いなければなりません。