　【明慧日本2025年9月6日】

　一、地元住民に地元の邪悪を伝える

　2003年夏、私たちの地域の税務局に勤務する2人の同修が真相を知らない局長の通報により、2人とも省の女子労働教養所に不当に拘束されました。この知らせを受け、私たちはすぐに全体を形成し、連行、拘束された2人の同修のために正念を発しました。税務局の関連指導者に真相を伝える電話をかけ、ネットで邪悪を暴露し、海外の同修に電話で救出の協力を依頼しました。また、ある同修は税務局の指導者に真相資料を郵送しました。

　救出を調整する数人の同修が集まり、慈悲の心で、税務局の局長であり同修を通報した主な責任者に、善を勧める手紙を書き、明慧ネットに投稿しました。明慧ネットで掲載された後、市内の各部門に郵送し、手紙の内容を要約して資料を作成しました。複数の地区の同修が、市内のすべての税務局（地方税務局、国税局、各区の税務局、周辺県の税務局など）に、同じ時間帯に3～5人のグループで訪れ、これらの税務局の入り口に真相を貼り付け、地元住民に地元の邪悪を暴露しました。

　皆が一丸となって真相を伝え、特に作った真相は、邪悪に大きな衝撃を与え、衆生を救う役割を果たしました。税務局の職員の一部は、指導者のやり方に反感を抱きました。特にこの局長は、圧倒的な真相にショックを受け、後悔も感じました。

　この2人の同修は、1人は税務調査を担当し、修煉後、一切の賄賂を拒否し、多くの称賛を受けていました。もう1人はその年に「雷鋒に学ぶ模範」に選ばれました。局長への手紙では、激しい言葉は使わず、道理を説き、丁寧に導き、彼女たちが優秀な職員であることを伝えました。「某局長、彼女たちのことをよくご存知のはずです。彼女たちは国家公務員で高等教育を受け、法輪功を修煉することは決して盲目的ではなく、自身がその恩恵を受けた者です。あなたは指導者としてそのことをよく理解しているはずです。5カ月以上が経ちました。彼女たちが今どのような状況にあるか想像できますか？　家に帰れず、家族と離れ離れになる辛さを感じられますか？　もし彼女たちがあなたの妹だったら、この状況に悲しみを覚えるのではないでしょうか？　彼女たちの立場に立って考えてみれば、今日のような事態にはならなかったはずです」

　手紙の最後で、「これから物事を他人のために考えることができ、寛容で理解ある態度を持つことができれば、それは一つの境地であり、喜びでもあります！　『法輪大法は素晴らしい』ことを覚えておいてください。あなたとあなたの家族に素晴らしい未来が訪れますように」と願いました。

　この出来事を通じて、局長は目を覚ましました。その後、彼は別の県の税務局長に異動しましたが、そこの大法弟子に対して非常に良く、肯定的な態度を示しました。この生命に希望が見えたのです。

　二、同修が迫害により死亡、妻の同修が邪悪の火葬に協力せず

　2006年冬、私たちの地域の同修が他の地域で連行され、数日以内に迫害により死亡しました。享年40歳余りでした。地元の拘置所関係者によると、この同修は凍死した可能性があり、拘置所に連行された際、薄いシャツとズボンだけで、警官は彼に綿の服を着せなかったとのことです。

　同修の妻も大法を修煉しており、彼女はその地に急行し、親戚や他の人に死亡の知らせを電話で伝えました。この知らせを受け、私たち数人の同修は、比較的近い別の都市に行き、そこの同修と交流しました。その後、その都市の同修が車で私たちと共に、迫害により死亡した同修のいる都市に向かいました。到着した瞬間、零下20度以上の寒風が綿の服を突き抜けました。

　死亡した同修の10代の娘と家族もその都市に到着し、同修の他地域に住む兄たちや他の親戚も到着しました。私たちは駅まで迎えに行きました。電車を降りた同修の娘は寒さで震え、唇が紫になっていました。私は彼女に熱いお粥を買いましたが、彼女が受け取った瞬間、真相を知らない大伯父に制止されました。大伯父は娘を脇に引き寄せ、私たちと一緒にいることを許しませんでした。娘と見つめ合う中、心が痛みました。

　地元の警官は同修の家族のために宿を手配しました。私たちは同修の妻とすぐに交流し、邪悪に協力しないよう伝えました。彼女は夫の遺体を見た後、「〇〇（夫の名前）の遺体に白い布がかかっていた。布をめくると、彼は裸で仰向けに横たわり、四肢は硬直し、目は見開かれていた」と話しました。警官は翌日遺体を火葬し、家族に5000元の補償金を渡すと言いました。私たちは彼女に署名しないよう注意しました。

　警官の監視を避けるため、私たち数人の同修は地元の同修の安排で別の小さな旅館に泊まりました。私たちは当時の状況に基づいて交流を行い、地元の同修に対し、この事件について一刻も早く地元で真相を広め、当地の邪悪を暴露するよう提案しました。

　家族に真相を伝えることについては、迫害により死亡した同修の兄などの親戚に今真相を伝えるのは機会がなく、彼らが極端な悲しみと憤りの中では、私たちの話す真相を聞くのは難しいと感じました。そのため、家族への真相伝達は後で行うことにし、今は主に同修の妻と連絡を保ち、彼女の正念を支え、邪悪に協力しないよう助けることを優先しました。

　その日の夜8時過ぎ、私たちの携帯電話で同修の兄に電話し、妻に電話を渡してもらいました（彼女には携帯がなかった）。彼女はすでに火葬に同意する署名をしたと言いました。私たちは動じず、彼女に警官や家族の視線を避け、タクシーで私たちの宿に来るよう伝えました。

　30分後、彼女が到着し、法理に基づいて交流し、署名や火葬に協力しないよう伝えました。彼女は署名の誤りを認識し、「5000元どころか、50万元でも火葬に同意しない」と言いました。

　次に、彼女は宿に戻らず直接帰宅し、火葬場に行かず、火葬に同意せず、邪悪の火葬に同行しないことを決めました。彼女は夫の兄に電話し、「お兄さん、火葬には同意しません。50万元でも同意しません」と言って電話を切りました。

　私たちは彼女を同修の車に乗せ、運転手の同修が別の都市まで送り、そこで彼女は電車で帰宅しました。

　彼女を送った後、次の行動を話し合いました。同修の兄が邪悪に「弟の妻が法輪功のところに行った」と報告する可能性を考え、地元の邪悪が私たちを探すだろうと予想しました。ある同修が「三十六計、走為上策（逃げるのが最善）」と言い、全員が同意しました。私は「今すぐ駅に行き、切符を買おう」と提案。当時、電車の切符購入に身分証は不要だったので、スムーズに切符を買い、30分以内に帰宅する電車に乗りました。

　電車が動き始めて10分後、同修の兄から電話があり、弟の妻の居場所を尋ねてきました。私たちは「彼女は宿から出て行った」と答えました。すぐにこの携帯は使えないと判断し、邪悪が位置を特定するのを防ぐため、電池とSIMカードを取り出し、電車の窓を開け、冷たい風に逆らって投げ捨てました。

　後で地元の同修から、当夜、地元の国家保衛警官が緊張し、ほぼ全市の警力を動員してすべての宿を捜索（私たちは身分証を使わず宿泊）し、街を出るすべての道に検問を設けたが、私たちの痕跡は見つけられなかったと聞きました。

　その後、邪悪は一晩中、残りの家族を監視するために宿に部屋を用意しました。翌朝8時前、7台の公安、検察の車が数人の家族を連行し、同修の妻不在の中、兄が代表して火葬に同意する署名をし、遺体を迅速に火葬しました。

　その後、この地域の同修は地元で大量の貼り紙を行い、住宅の階段などに貼り、横断幕を掲げ、邪悪の暴行を暴露しました。地元住民の反応は強く、多くの人が憤慨しました。関係者は検察院、裁判所、市中級検察院、中級裁判所、省高等検察院、裁判所などに告発状を提出し、公安と拘置所の殺人事件を告発し、殺人犯の厳罰と、依然拘束されている大法弟子の即時釈放を求めました。

　（続く）