　【明慧日本2025年9月13日】（スウェーデン＝明慧記者・何平）スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）が9月5日～7日の午後、ストックホルムのノーベル博物館前とストックホルム・コンサートホールの隣で、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝え、反迫害署名活動を行った。この活動は、人々に法輪功への関心を呼びかけ、迫害を共に阻止することを目的としている。

'图1～2：二零二五年九月五日和七日下午，法轮功学员在诺贝尔博物馆前举办讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>反迫害征签活动。'

9月5日と7日の午後、ストックホルムのノーベル博物館前で行われた中共の法輪功迫害に反対する署名活動

　9月5日と7日の午後、ストックホルムのノーベル博物館前で、学習者がブースを設置した。ブースの準備が完全に整う前から、多くの地元住民や観光客が集まり、詳細を知りたいと関心を示した。人々は自ら資料を受け取ったり、パネル資料を見たり、学習者と会話をしたりして、中共による法輪功への迫害、そして学習者からの生体臓器収奪に関する情報を知った。迫害の実態を知った人々は、自発的に署名を行い、迫害を終わらせるために力を貸したいと表明した。

'图3：游客在现场阅读真相资料，明白真相后主动接过征签簿，签名支持制止中共迫害法轮功。'

中共による法輪功迫害を阻止するために署名する人々

　「署名を通して迫害を止める助けになればと願っています」

　9月5日、最初にブースに訪れ法輪功迫害の実態を知ったのは、中年の女性で、スウェーデンに長く住むフィンランド系スウェーデン人だった。迫害を知った後、彼女は学習者に、中共の観兵式の生中継で、中共の党首・習近平がプーチンと「臓器移植で不老不死が可能か」という話題を内密に議論しているのを聞いたとき、すぐに（ノーベル博物館前の）このブースを思い浮かべた、と語った。

　「最初は、生体臓器収奪のことを知ったとき、私は信じられませんでした」と話す中年女性は、「なぜなら、私は中国で5年間働き、生活していたので、そこの人権状況については少し知っていましたが、中共が人権をこれほどまでに踏みにじっているとは想像もできませんでした。今、全てが分かりました。やはりこれは本当のことだったのですね、あまりにも恐ろしい！」と話した。しかし、迫害反対の署名簿を前にすると、彼女は少しためらった。なぜなら、彼女はまだ頻繁に中国に行き来していたからだ。しかし、最終的に彼女はやはり署名し、「署名を通じて迫害を阻止する手助けができればと思います」と話した。

　地元在住の若者は、中共が「真・善・忍」を実践する学習者を迫害し、特に学習者から生体臓器収奪しているという事実を知ると、必ず止めなければならないと言った。「これはまさに殺人であり、あまりにも恐ろしい！　あの数本の動画も全部見ましたし、プーチンがインタビューで、習近平と臓器移植や150歳まで生きることについて話したことを認めていました。これらはすべて事実です」と語った。

'图4：来自波兰的游客，明真相后签名支持反迫害，他希望自己的签名能帮助制止迫害！'

迫害反対を支持して署名するポーランドからの観光客

　迫害の実態を伝えるパネル資料の前には、ポーランドから来た中年の男性も立っていた。彼は少し前かがみになり、生体臓器収奪の事実が書かれているパネル資料をじっと見つめていた。すべての法輪功迫害の情報を読んだ後、まっすぐブースに向かい、署名簿に丁寧に名前を書いた。この男性は「中共はあまりにも邪悪だ！　生体臓器収奪が今も行われているとは思いませんでした。腕がぞくぞくするほど冷たい気が流れ、この署名が皆さんの助けになればと思います！」と述べた。

　音楽ホールの隣で中共の犯罪行為を明らかにし、　市民が支持

　9月6日土曜日の午後、学習者はストックホルム音楽ホールの隣で、迫害の実態を伝え、迫害反対の署名活動を行った。

　ストックホルム音楽ホールは賑やかな繁華街に位置しており、通りかかる多くの市民や観光客が、法輪功の美しい煉功音楽や穏やかな功法実演の様子に引き寄せられ、次々と足を止めて見入っていた。中には迫害の実態を伝えるパネル資料を見たり、学習者と話して詳しく知ろうとする人もいた。多くの人が迫害の実態を知ると、次々に署名し、中共の非人道的な犯罪行為を共に止めたいとの意向を示した。

'图5～7：九月六日下午，法轮功学员在斯德哥尔摩音乐厅旁向市民游客讲真相，很多明白真相的人签名支持法轮功学员反迫害。'

9月6日午後、ストックホルム音楽ホールの隣での活動で、迫害に反対する学習者の活動を支持して署名する市民や観光客

　学習者の活動に 感銘し、　その勇気を称賛する観光客

'图8：来自西班牙的父子三人通过和学员交谈了解了法轮功真相，当场签名支持反迫害。'

学習者との会話を通じて法輪功迫害の実態を知り、迫害に反対して署名するスペインから訪れた親子3人

　スペインから訪れた親子3人は、活動現場を通りかかり、学習者との会話を通じて法輪功迫害と、中共がなぜ学習者から生体臓器収奪しているのかという事実を知ると、思わず「これは犯罪だ、どうすれば止められるのか？」と言った。3人の顔には驚きと、中共の迫害を受ける学習者への同情があふれていた。親子3人が迫害に反対するための請願書に署名すると表情が和らいだ。帰る際、その父親は両手を合わせ、学習者が迫害の実態を伝え迫害に反対する活動を続ける勇気と気力に深く敬意を表した。

法輪功の修煉に興味を示すスペインから来た母娘

　もう一組のスペインから来た母娘は、プーチンと習近平が北京の天安門で臓器移植による寿命延長について話していたことを知り、非常に憤慨した。「本当に受け入れられない！」と言った。活動現場で、娘は法輪功迫害の実態を聞きながら、英語が分からない母親に通訳した。母娘はともに署名し、学習者と共に中共の凶悪な罪を止めたいと表明した。また、法輪功の功法にも関心を示し、法輪大法のチラシを受け取り、さらに法輪功について詳しく知りたいと言った。

　人混みの中で、ニュージーランドから訪れた若者2人は、中共による生体臓器収奪の事実を知り、非常に衝撃を受けた。2人はすぐに署名し、世界各地で学習者が迫害の実態を伝えるために尽力していることに感銘を受けた。そして「もちろん支持します！　皆さんの努力で、より多くの人がこの迫害の実態を知り、他国の人々が中国で生体臓器移植を行うことを防げるのです。この迫害に反対する活動は本当に価値があり、意義があります！」と述べた。

　中国本土の若者、迫害の実態を知ることを切に望む

　中国から来た若者2人が活動現場を通りかかると、学習者が手渡した資料を受け取ろうとしなかった。明らかに2人は中共の虚言の影響を受けていた。しかし、そのうち背の高い若者は足を止め、ブースの前に立って学習者と話を始めた。彼は、北京の観兵式で習近平とプーチンが臓器移植による寿命延長について話しているのを見て非常に驚いた。また、ここで学習者の公での資料配布を目にしたことに特に驚愕した。なぜなら、これまで彼が知っていた法輪功の情報はすべて中共の報道に基づくものだったからである。

　そこで学習者は、法輪功がかつて中国本土で「人から人へ、心から心へ」と伝える方法で急速に広まり、1億人もの人々の心身に恩恵をもたらした多くの事例を紹介した。また、中共が法輪功を迫害し、「天安門焼身自殺」をでっち上げた真実や、中共による学習者からの生体臓器収奪の悪行についても伝えた。若者は熱心に耳を傾け、最後に「以前、人から中共の公式宣伝を逆に理解すべきだと聞いたことがあったが、やはりその通りだったようだ」と語った。

　この若者は「天安門自殺」と呼ばれる事件が偽りであり、学習者から生体臓器収奪は事実であることを知った。帰る際、彼は『共産党についての九つの論評』と迫害の実態を伝える小冊子を受け取り、その中に大紀元の共産党からの脱退サイトがあることも知り、自分で三退を行えることを知った。そして、彼は嬉しそうに立ち去り、少し離れたところで待っている友人のもとへ向かった。