文／中国黒龍江省の大法弟子

　【明慧日本2025年9月13日】

　偉大なる師父、こんにちは！
　同修の皆さん、こんにちは！

　第二十回明慧ネット中国法会にあたり、私は自分と家族が正念で中共邪党による不当な「保釈監視処分」を打ち破った過程を書き出し、同修の皆さんに正念を強め、邪悪の迫害を打ち破り、大法弟子として三つのことを安定して行い、師父の慈悲なる済度に背かないよう願っています。私の少しの体験を、参考として書きます。不適切な点があればご指摘ください。

　昨年の夏のある日、私と夫は突然、警官に家へ押し入られて連行され、不当な家宅捜索を受けました。警官は多くの大法の書籍やパソコンなどの私物を押収しました。私たちは公安分局に連れて行かれ、私は邪悪の要求に協力せず、不当な取り調べに答えることを拒否し、署名も拒否しました。私は病気のような虚像が現れ、警官は私たちから一万元の保証金をゆすり取り、「保釈監視処分」という形で私たちは帰宅しました。

　この突然の連行に私はとても驚きました。私は毎日きちんと三つのことを行っており、とりわけ外に出て面と向かって真相を伝えることを怠ったことはありません。それに私は性格が平穏で、何事も穏やかに行い、目立つことを好まず、同修の目から見ても精進している方でした。なのに、なぜ邪悪は私を連行し、迫害したのでしょうか？　とても困惑し、一時的に迫害を受けた原因を見つけられず、どう向き合えばよいのか分かりませんでした。しかし一つ確かなことは、私の心性の面に問題があったということでした。

　一、速やかに迫害を暴露し、海外の同修に真相を伝える助けをお願いする

　迫害が起こった日、娘はちょうど勤務中でした。私の姉が娘に電話をかけ、このことを伝え、仕事が終わっても家に帰らず、まずは親戚の家に身を寄せるように言いました。娘は慌てて休暇を取り帰路につきましたが、道中、「これは私への試練だ。私は大法弟子であり、師父が守ってくださっている。何を恐れる必要があるのか？」と考えました。バスを降りと、まず同修を探して相談し、迫害の情報をすぐに明慧ネットに送りました。それから娘は数人の同修と一緒に公安局に行き、外で発正念を続け、私と夫が公安局から出てくるまで見守りました。そして一緒に帰宅しました。

　私たちは、邪悪が最も恐れるのは「暴露」であり、暴露されれば解体されることを知っていました。帰宅後、私は連行された詳細を文章にし続けて暴露しました。また、迫害に関わった警官の関連情報を整理し、彼らの具体的な職務や携帯番号を明慧ネットに送り、海外の同修に真相を伝える支援をお願いしました。特に警察隊長など率先して迫害する者については、同修が具体的な状況に応じて真相を伝えられるように、さらに詳しく整理しました。

　翌日、この迫害のニュースは明慧ネットの「大陸総合」欄に掲載され、海外の同修はすぐに迫害に加担した警官に電話をかけ、最も速やかに邪悪を解体し、同時に彼らに国際世論の圧力を感じさせ、その悪行を抑制し、大法への犯罪を減らしました。また、善念を持つ警官にとっては、真相を聞き、法輪大法に救われることを選ぶ機会にもなりました。

　私は捜査員から、海外の同修が真相を伝えることが大きな役割を果たしたと聞きました。ある時、私が公安局に捜査員を訪ねた際、彼は「毎日外国のお前たちの人が私たちに電話をかけてくる。あれはお前の仕業だろう？　私たちの電話番号を渡したのはお前だな」と言いました。私は笑って「私も彼らのことは知らないのですよ」と答えました。その後も私は何度か公安局に行き、捜査員に不当に押収された物品を返してほしいと頼みました。会うたびに私は彼に「大法弟子への迫害に加担してはいけませんよ、それはあなたにとって本当に良くないことです」と説きました。彼はいつも快く同意しました。彼がそのような態度を示したのは、海外の同修が真相を伝え続けたことと切り離せません。

　さらに後になって、私は公安局に行き、法律関係の申請書と、私が書いた手紙を捜査員に渡そうとしました。門衛を通して彼に電話で連絡した際、彼は穏やかな態度で「私はもう関わっていない。この案件は某隊長に引き継いだ」と言いました。私はその時、彼がついに大法についての真相を理解し、自分のために賢明な選択をしたのだと分かりました。

　二、自分を探し、より多く発正念し、多く法を学ぶ

　今回の迫害は、私の家族に大きな心理的圧力を与えました。特に夫はしばしばため息をつき、親戚を通して公安局が私たちをどうするつもりなのかを探ろうとしました。当時、私もそれに引きずられ、具体的に誰に頼めばよいのかまで考えてしまいました。

　私は少しずつ自分の行動や思考を整理しました。「一体自分はどこができていなかったのか？　心性の面でどんな隙があったのか？」と。探してみると、自分でも驚くような問題が見つかりました。私はなんと長年にわたって強い怨みの心、妬みの心、闘う心を固く抱え続けていたのです。そしてこれらの悪い執着心は同修の前ではあまり表に出ませんが、夫の前では余すことなく現れていました。夫はもともと気性が荒く、よく怒鳴り、しばしば私を人前で立場のない状況に追いやりました。そのため私は屈辱や怨みを抱いていたのです。

　修煉を続けるうちに、これらの感情は修めて取り除くべきものだと分かっていました。しかしなかなか手放せず、彼から受けた傷は本物だと感じ、もし私が大法を修煉していなければ、とっくに彼をどうにかしていただろう、今はただ我慢しているだけだと考えていました。表面上は不満を見せませんでしたが、心の中では夫を見下し、精進しないと嫌い、悪い生活習慣を改めないことを嫌っていました。私はなるべく彼と話をせず、自分の煩わしさを減らしていました。こうして振り返ってみると、自分でも驚きました。着実に修めていないことに気づきました！　私は表面的な平穏で執着心を覆い隠し、心性を高める機会を何度も逃していたのです。そう思うと、本当に恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。

　その後、同修が私を訪ねてきた時、私は自分の不足を正直にさらけ出し、夫への怨みや妬みの心を打ち明けました。心から語ったとき、長年心の奥に積もっていた氷が解けるように感じ、心が一気に軽くなりました。同修たちは「あなたが本当に内心から自分を変えたいと思っているのが伝わる」と言ってくれました。その後、再び会った時、同修は「あなたが本当に変わったのが分かる。今のあなたは以前とは全然違う」と言ってくれました。今では夫のことを話す時、以前のような怨みの物質はなくなっています。皆が心から喜んでくれました。

　家の中でも、私たち三人は真剣に交流しました。私は「今回の連行は偶然ではなく、必ず私たちに不足があり、向上すべき点があったのだ。「保釈監視処分」になり、拘禁されなかったのは、師父が弟子を守ってくださり、私たちに埋め合わせの機会を与えてくださったのだ。師父は私たち三人を一つの全体として按排されたのに、私たちは全体を形成するどころか、互いに相手を受け入れられず、責め合い、あら探しをして、邪悪に隙を突かせ、迫害を招いてしまったのだ」と言いました。

　私はまず夫に謝りました。以前、私は夫に謝ったことは一度もありませんでしたが、今回は心からの謝罪でした。娘もまた、私への依存心を見つけました。多くのことについて、彼女は私の意見を聞かないと安心できず、しかも私への情が重く、私と夫が衝突すると、すぐに私の側につき、夫に怨みの心を抱きました。彼女は人間的な理で善悪を計るほど、ますます父親がなぜいつまでも向上せず、同じ過ちを繰り返すのかと思い悩み、苦しんで、父親のことを心配しました。ある日、彼女は夢を見ました。夢の中で彼女と私は天を飛んでいて、私たち二人がそれぞれ片腕を持ち、男の子を上に引っ張っていました。しかしその男の子は少し重く、私たち二人は力を入れても引き上げられず、三人とも地上にとどまっていました。娘は夢から目を覚ましました。

　私たちは二人とも、これは師父の啓示であると悟りました。、三人は一体であり、私たち二人は夫を助けて共に向上するべきであって、父親の振る舞いばかりに気を取られるのでははなく、一緒に彼の向上を助けるべきだと思いました。修煉は自分を修めることであり、自分の不足を正すことです。夫は口下手で、自分がどう内に向けて探しているかを明確に表現しませんでしたが、私と娘の言うことに同意しました。そこで私たちはこう決めました。「家族だから、師父が按排してくださったこの縁を大切にし、修煉の中で互いに注意し合い、助け合うべきだ。今後、三人のうち誰かに不足を見つけたら、すぐに指摘して、本当に同修に責任を持つようにしよう」と。こうして私たちは本当の意味で全体を形成し、真に修めたい、着実に修めたいという全体を形成しました。その感覚は安心で、喜びに満ちたものでした。夫は修煉に対する態度も正しくなり、精進するようになりました。

　私は知っています。うまくできないのは修めていないからであり、修めていないのは法をよく学んでいないからです。師父は多くの経文の中で法を学ぶことの重要性を強調されています。そこで私たちは心を込めて法を学び、大量に法を学び始めました。娘は毎日仕事に行き、夜に帰ってきてから一緒に『轉法輪』を学びました。昼間、私は夫と家で大量に法を学び、毎日半日を学法にあてました。師父の各地での説法を学ぶだけでなく、二人で法を暗記することも続けました。このように心を込めて学法した結果、進度は以前より遅くなったものの、真に法を心に入れることができ、法に溶け込むことの尊さと美妙さを実感しました。

　学法を強化すると同時に、私と夫は毎日高密度で正念を送り続けました。まず世界で同時刻の4回の発正念を15分間必ず行い、その後は時間を延長して行い、地元で大法を迫害する邪悪な要素を排除しました。また、できるだけ世界で同時刻に4回の正念を送り、通常は三十分以上行いました。夜に娘が帰ってくると、三人で一緒に発正念し、特に地元の邪悪を排除しました。

　最初に発正念していた頃は、心がまだ安定しておらず、頭の中にしばしば捜査員の言葉が浮かびました。「3、4カ月後には結果が出るだろう」と、検察庁の連行や量刑があるという暗示を与えられていたからです。そのため私たちはとても緊張し、強い圧力を感じていました。しかしそれでもなお、私たちは真剣に発正念し続けました。私は意念で捜査員の明白な一面に語りかけました。「あなたたちの生命はすべて大法が与えたものであり、あなた達もまた異なる大穹天体の代表です。人間界に来たのは大法に同化し、あなた達の天体の衆生が大法に救われるためです。しかしあなた達は世間の虚像に騙され、邪悪に操られて大法弟子への迫害に加担しました。そうなるとあなたた達と衆生には未来がなくなります。創世主は慈悲で、今もすべての生命に機会を与えています。直ちに迫害をやめ、大法に同化し、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心に刻み、大法弟子を善待してください。そうすればあなた自身と衆生に明るい未来を選ぶことになるのです」と。私はしばしばこのように語りかけ、その後は心が静まりました。

　その時期、私たちの正念の状態はとても良く、本当に心を静め、強大な念力で神通を運用できました。正念を発した後は、恐れる心が小さくなり、心が平穏になり、迫害が遠ざかったと感じ、警官にも積極的に真相を伝える勇気が湧きました。

　この連行に関わった一人の警官が、その後、私たち夫婦の写真を取りに来ました。私たちは彼に真相を伝えると、彼はとても納得し、「あなたたちはみな善人だ。我々も上からの圧力で仕方なく迫害に加担しているのだ」と言いました。彼は真相を理解した後、私たちの写真を要求しなくなりました。その後、私は彼の妻に会った時にも真相を伝えました。彼女は「夫はあなた方一家はとても善良で、素質が高く、家もとても清潔だと褒めていました」と話しました。彼ら夫婦は私の伝えた真相を認め、共に三退に同意しました。

　（続く）