文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年9月14日】明慧ネットが8月13日に『第22回明慧ネット中国法会投稿募集のお知らせ』を掲載した当日、ある同修が私に「サイト内のメールボックスを確認するように」という伝言を届けてくれました。同修から何か用事があるのかと思いましたが、その夜、私はずっとネット封鎖の突破に失敗し、翌日も同様でした。私は焦り、同修がわざわざ伝言を届けるほど緊急の用件があるのかと思いました。3日目、ある同修の家を訪れ、同修の家のパソコンを借りて明慧ネットに接続すると、真っ先に目に入ったのが中国法会の投稿募集のお知らせでした。その瞬間、師父の苦心が突然理解できました。これは私に法会のお知らせを見せ、最優先で準備させるためだったのです。もしあの同修が伝言を届けてくれなければ、私は数日後に明慧ネットにアクセスし、最優先の機会を逃していたかもしれません。

　今回の投稿募集のお知らせは例年と少し異なり、こんな一節がありました。「実は、毎回の法会において、交流原稿を書いたかどうか、またその原稿が法会で発表されたかどうかにかかわらず、他の空間から見れば、誰もが一つの答案を提出しており、それぞれの答案は個人の修煉状態と真の境地を反映しています。この答案は法会だけでなく日常的にも実践されていますが、法会の場はより厳粛で威厳に満ちています」と。中国の大法弟子も皆理解していることではありますが、これほど明確に文章で示されたのは初めてのように思われます。

　私たちは皆、法を正すことが終盤に差し掛かっていると感じており、一人ひとりがこの過程で自らの史前の誓約を実践しています。私は、以前の法会には基本的に参加し、大法弟子として必ず参加すべきことと考えていました。ある中国法会の前、夢の中で発言するようにと師父に呼ばれた夢を見ました。結果的にその法会で私の交流文が掲載されました。私たちの日常的な出来事も、別の空間では非常に神聖で厳かなものなのかもしれません。

　法会の通知を見てから、どう書こうかと考え始め、一度は書き上げたものの、書き進めるうちにどうもしっくりこず、何かが明確に伝わっていないと感じました。後になって、それは私の恐れる心、つまり「自分が書いたものだとバレて安全が脅かされるのでは」という恐怖心だと気づきました。これは自己を守ろうとする私心でした。その後、ある正念を発した時に、師父がどう書くべきかを啓発してくださいました。私は改めて書き直しました。今回は、発表後に自分が書いたとバレるかもしれないという恐怖心を放下し、ただ誠実に、心を込めて、心性が向上したある過程の出来事を書き上げました。書き進める中で、歩んできたその道を改めて整理し、師父の一歩一歩の導き、守り、加護をより深く感じると同時に、その過程で自分が抱えていた問題や、今後向かうべき成長の方向性をより理性的に見極めることができました。

　この交流文も一気に書き上げたわけではなく、何日もかけてようやく完成しました。執筆中には筆が進まなかったり、頭が鈍ったりする時もありましたが、そんな時は一旦筆を置き、法を学ぶことにしました。法を学ぶ時は原稿のことは一切考えず、ただひたすら法を学ぶことに集中しました。数日が経ったある日、午後になってようやく頭がすっきりし、思考が明晰になったのを感じました。その時、私は今日こそ原稿を完成させられると分かっていたのです。そこでパソコンの前に座り、最初から原稿を修正し、完成するまで書き直しました。

　原稿を書き終えた翌日、私は夢を見ました。夢の中で師父が私の向かいに座り、私たちの間のテーブルには試験用紙が置かれていました。私はそのA4サイズの用紙を手に取り、そこには十問にも満たない問題が書かれていました。全て記述式の問題で、私は最初の問題から一つずつ読み、師父に答えました。夢の中では、私はとても嬉しかったのです。なぜなら、質問には全て肯定的に答えられたからです。質問されたことは全てやってのけたのです。しかし、目が覚めた時には、具体的な質問の内容を覚えていませんでした。夢の中で、師父は静かに私を見つめ、私の答えを聞きながら、私に微笑みかけていました。

　目覚めた時、私はまだ考えていました。長い間師父の夢を見ていなかったのに、なぜ今日は夢に出たのだろうか？　法会の交流文を書き、師父に答案を提出したからなのです。ですから（夢の中で）師父ご自身が私の向かいに座り、私が一つ一つの質問に答えるのを聞いておられたのです。先述の法会投稿募集の通知に書かれていた通り、「誰もが一つの答案を提出した」ということです。

　この交流文を書くのは、より多くの大法弟子が早く法会の交流文の準備をし、参加してほしいという願いからです。法会への投稿に参加すれば、師父は一人ひとりの答案を心待ちにされているのです！　現在、時間があっという間に過ぎていきます。急いで行動しなければ、またあっという間に締め切りが来て、次の法会交流を待つことになるのではありませんか？　後悔を残さないで、早く師父が授けてくださった神筆を手に取りましょう！