　【明慧日本2025年9月15日】ニューヨーク州北部に住むナタリーさんは今年47歳です。故郷のウクライナを離れて15年になり、インドやチベット、中国を訪れ、東洋文化を深く愛しています。今年2月から4歳の娘を幼稚園に預けるようになり、ポートジャーヴィス（Port Jervis）のリバーサイドパークでよく散歩をするようになりました。そこで、寒い中、地元の法輪大法の学習者たちが法輪大法の功法を煉っている姿を目にするようになりました。

リバーサイド公園の煉功場で功法を煉っているナタリーさん

ナタリーさんと娘のニコールさん　煉功場の横断幕の前で記念写真

　8月6日の朝、ナタリーさんは心の中で神に祈りを捧げ、聡明で前向きで善良な人々に出会えるようにと願いました。そして、公園の駐車場で法輪大法の学習者と出会った時、ナタリーさんは自然と学習者と会話を交わし始めました。

　ナタリーさんは学習者に、自身の健康状態が日増しに悪化し、不幸にも癌を患い、腫瘍組織が心臓を覆い圧迫しているため、ずっと化学療法を受けていることを伝えました。

話しを聞いた学習者はナタリーさんに、法輪大法が超常的で奇跡を起こすことを紹介し、自身も約30年前に心筋炎を患ったときに、法輪大法の主要な書籍である『轉法輪』を読み始めて1カ月も経たないうちに治癒したことと、中国のある煉功場に重度の肝癌を患っていた学習者がおり、同じく本を読んで1週間で普通に食事ができるようになり、回復したという事例を話しました。また、以前、中国で共に大法を実証していた学習者が、大法を修煉してから、白血病が完治した事例なども話しました。学習者はさらに「我々は皆、負の要素があります。その悪い物質が良い物質に転化され、身体は健康になるのです」とも伝えました。

　ナタリーさんはうなずきながら、「法輪大法の師父の説法の録音を聴いたことがあり、大法の法理に共感できます」と話しました。ナタリーさんは4年前、ニューセンチュリーメディカルセンターで開催された中秋節のイベントで、北方医療センターのパンフレットを受け取り、帰宅後棚にしまっていました。毎年夫と部屋の整理をするたびに、そのパンフレットを見ては「いつか役立つかもしれない」と思い、大切に取っておいたそうです。

　半年前、ナタリーさんは癌と診断されてから、多くの西洋医にかかり、筋肉痛を解消するため、更に北方医療センターで鍼治療を受けました。センターの陳医師は、ナタリーさんに法輪大法を学ぶよう勧め、自分自身の家族も含め、癌患者が法輪大法の功法を煉って完治した例が数多くあることを伝えました。ナタリーさんはそれを強く信じました。陳医師の勧めで、ナタリーさんは料理や外出時の運転中など、あらゆる時間を活用し、毎日法輪大法の師父の説法の録音を三講聴き、全講を通して聴きました。さらに功法を教えるビデオを見て、それに従って練習を始めました。

　ナタリーさんは切実な口調で学習者に「私はそろそろ皆さんのグループに加わる時かもしれません」と言いました。ナタリーさんは声を詰まらせながら、「娘のために、生き続けなければなりません」と話しました。

　翌日から、ナタリーさんは法輪大法の動功の練習を始め、最初から「抱輪」が30分間できました。ナタリーさんは学習者に、「どうしてあなたは癌について話すとき、そんなにリラックスして話せるのですか？」と尋ねました。学習者は「観念や希望は重要であり、癌を恐れて心理的負担を抱える必要はありません」と助言しました。それを聞いたナタリーさんの表情はさらに明るくなり、「とても楽観的になりました」と言いました。

　ナタリーさんが英語の本を読むのは少し難しいと感じていたため、学習者はロシア語版の『法輪功』と『轉法輪大圓満法』（合本）の2冊を購入し、ナタリーさんに渡しました。法輪大法の書籍を手にしたナタリーさんは大変喜び、その後、外出時にも『法輪功』を持ち歩き、時間を見つけては読んでいます。同時にフェイスブックで近くに住むウクライナ系の学習者と連絡を取るようになりました。その学習者はメッセージで「もっと功法を修煉するように」と励ましました。

　煉功場の学習者たちは皆穏やかで、親切にナタリーさんと交流し、ナタリーさんの顔は喜びの輝きをたたえていました。ナタリーさんは学習者たちにメッセージで「人生の意味を見つけた気がします。皆さんと一緒にいると、心の平穏を感じます」と伝えました。

　煉功後、ナタリーさんは嬉しそうに「腕にエネルギーが動いているのを感じています。お腹も動いています。まるで胎動のようです。明るい緑色の光も何度も見ました」と話しました。

　ある朝、多くの学習者が集団煉功に参加しました。ナタリーさんはこう話しました。「雑念を捨てて静かに法輪を抱くと、まるで池の中に立っているようで、全身がエネルギーに浸されていると感じました」

　8月18日の午後、家族旅行中のナタリーさんは「医師から電話があり、私は癌ではなく良性リンパ腫だと告げられました。私の腫瘍は硬く、位置も微妙なため、当初は心臓を傷つけないよう脇腹から腫瘍の一部のみを切除しました。毎回、化学療法の前のスキャンで、腫瘍は空気が抜けた風船のように急速に縮小しており、全く転移していないことが判明しました」と学習者にメッセージをしました。ナタリーさんは法輪大法の非凡さを感じました。

　旅行中のナタリーさんはまた「大法の修煉が私を助けてくれたと信じています。心からそう信じています。あそこで皆さんと立ち話しをしたことは無駄ではなかったと感じています。すべては必然だったのです！」とメッセージを送りました。

　ナタリーさんは友人にも自分が法輪大法を学んでいることを伝えました。娘と大法の横断幕の前で、功法の練習をする写真を見せると、友人たちも喜んでくれました。ナタリーさんは「娘を大法弟子が運営する小蓮花学校に通わせ、法輪大法を学ばせ、伝統的な教育を受けさせるのが私の夢です」と語りました。