文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年9月21日】私は1999年に法輪大法を修煉し始めました。修煉する前は腎臓病で全身が浮腫み、漢方・西洋医・民間療法などを試しましたが効果はなく、体はつらくて耐えがたく、毎日涙を流し続け、何度も命を絶とうと考えたことがありました。法を得てからは病が消え体は軽くなり、修煉の道を歩むようになりました。大法は私に第二の命を与えてくれ、家族全員も法輪大法の恩恵を受けました。

　以下に私の最近のいくつかの修煉体験を書き、師父にご報告するとともに同修の皆さんと交流したいと思います。

　一、10年間毎日、大法の資料を配布

　2005年の春、私は三輪タクシーの仕事を始めました。その間、乗客に法輪功迫害の真相を伝え、衆生を救うことを一度も途切れることなく続けてきました。

　60歳になった時、営業資格証が更新できなくなり、三輪タクシーを運転できなくなったので、車と営業証を一緒に売りました。車を売ったお金で自家用車を1台買い、同修たちに『明慧週刊』などを届けることを続けて、今ではすでにおよそ10年になります。私たちは半月ごとに故郷の同修に『明慧週刊』や大法の資料、真相冊子、真相紙幣、小冊子、大法真相の印刷されたお守りなどを届け、同修らが三退名簿を発表するのを助けています。故郷の同修はそれぞれ別々の村に住んでいるので、ある日、朝8時か9時に私の車に集まって交流するようにと約束しました。

　67歳のある女性同修は、毎回自分で電動三輪車を運転し、15キロ以上の道のりを走って約束の場所にやって来ます。もう一人の67歳の同修は、自転車で7.5キロを走って真相資料を取りに来ます。さらに、77歳の女性同修、交通手段がないとき、2.5キロの道を歩いて資料を取りに来ます。

　同修たちは皆、困難を克服し、互いに会えること、交流できる機会を心待ちにし、毎号の『明慧週刊』をタイムリーに手に入れ、師父の最新の説法を得られることを願っています。彼らの心の中にあるのは、どうやってしっかり法を学び、より多く真相を伝え、より多くの人を救い、先史の大願を果たし、正法の進展について行くかということです。私は深く理解しています、これが私の使命であると。必ず車という法器を活かして、資料を届けることをしっかり行わなければなりません。

　慈悲深い師父は一人の弟子も落とされません。今年4月のある日、一人の高齢同修の娘が私に電話番号を渡し「次に資料を届けるときにこの番号に連絡してほしい」と言いました。連絡してみると、その相手は「7.20」以前に法を得た同修でした。当時、彼女の義父母、夫の姉妹も修煉していましたが、中共の邪悪な迫害が始まった後、夫の姉は迫害されて亡くなり、まもなく義父母も病業で亡くなりました。夫の妹は教師で、迫害を恐れて修煉を放棄しました。同修本人は文字が読めず、法を聴いたり功を煉ったりすることしかできませんでしたが、その後修煉をやめてしまいました。しかし、彼女は大法が素晴らしいことを深く理解しており、ずっと修煉を続けたいと思いながらも、長い間、同修と接触できずに心を痛めていました。師父は彼女の誠心をご覧になり、偶然の機会を通じて親戚の同修と再会させてくださり、彼女は再び大法修煉の歩みに入ったのです。

　私は、彼女の状況を知った後、師父の慈悲にとても感謝しました。彼女がまだ2式目功法の30分版の煉功音楽を使っていると分かり、私は急いで最新の1時間版煉功音楽をダウンロードし、さらに師父の説法録音『明慧週刊』、明慧ラジオの大法法会音声ファイルも用意してあげ、彼女が正法の進展に追いつけるようにしました。また真相紙幣を両替して渡しました。彼女は「私は真相をあまり多く伝えていません。もし真相紙幣を使わなければ、どうやって先史の大願を果たせるでしょうか！」と言いました。

　彼女の働きかけで、彼女の村から2.5キロ離れたところに住む、もうすぐ80歳になる同修ともつながることができました。さらに彼女はその高齢の同修に真相紙幣を届け、その同修が真相紙幣を使って人を救うための条件を整えてあげました。

　私は夫と一緒に、半月ごとに県城と村を往復し、25キロ離れた大きな市に行き、さらに車で20キロ離れた同修の家へ行き、その後また県城に戻ります。こうして往復65キロを走って7人の同修に資料を届けています。家に帰ってからは、同修の三退名簿について脱退手続きをし、衆生のために三退を行っています。私たちは10数年間、一日も欠かさず、風雨にもかかわらず、ずっと続けてきました。

　二、資料を届ける過程で怨みの心を取り除く

　修煉者としては、どんな時でも心性を高める出来事に出会うものです。私と夫も資料を届ける過程で例外ではありません。時には少し到着が遅れることがあり、ある年配の同修が「もう30分以上も待っていたのよ」と言うことがあります。そんな時、私は心の中で「私は自分で紙を買って印刷し、自分で車を運転し、ガソリンを入れ、県城から25キロ以上も走って資料を届けているのに、遅いと文句を言うなんて」と思い、心に怨みの気持ちが生じてしまい、その同修は感謝を知らないと感じてしまうのです。しかし冷静になって考えると、これはまさに私に心性を高めさせてくださっているのではないか？　どうして怨みの心を抱いてしまったのか？　私が遅れて行ったのだから、次回はもっと早めに出発すればよいのです。どんな時も内に向けて探してこそ、修煉者の基準に合致するのです。その後、私は高齢の同修に遅れた理由を説明しました。「鉄道を通過する際にちょうど列車が来て、赤信号で待たされてしまったのです」と。私は笑いながら「お待たせしてしまいましたね」と言いました。

　このことを戒めとして、今後は二度と怨みの心に支配されないようにし、よくない感情を取り除き、あらゆる心性を高める機会を活かして自分を向上させていきます。

　三、30年以上も音信不通の友人が、遥々やって来たのは救われるため

　私には20代で働いていた頃に知り合った南方の友人がいます。当時、彼は鉄道兵でした。通信手段がまだ発達していなかったため、彼が離れてからはほとんど連絡を取ることがなく、今ではすでに73歳になっています。彼は転職後はある市の交通局局長を務め、その後10数年前に退職しました。彼は中共邪党の党・団・隊のメンバーでもあります。

　最近、彼が突然、私たち共通の友人に連絡を取り「昔の友人を訪ねたい」と言ってきました。その知らせを聞いた時の私の反応は「これは偶然な再会ではない。彼は救われるために来るのだ。彼こそ救われるべき衆生なのだ！」。私は必ず彼に真相をはっきり伝え、三退をさせなければならないと思いました。

　再会の数日前から、私は毎日正念を発し、彼の背後にある邪霊や、真相を理解するのを妨げるすべての邪悪な要素を取り除きました。実際に会った時、私たち家族は心を込めて彼をもてなしました。彼は中共体制内にいたので、必ず中共に思想を毒害されているだろうと私は分かっていました。そこで師父に加持をお願いしながら、大法の基本的な真相を語り、また、以前の私の体がどうであったか、そして大法を修煉してからどのように健康になったのかを伝えました。

　私は、彼は抵抗感を持ち、そう簡単には真相を受け入れないだろうと想像していました。ところが意外にも、彼は信じると言い、さらに三退に同意したのです。私はとても嬉しく思いました。師父が彼を救い、彼の分かっている一面を目覚めさせてくださったのだと深く理解しました。彼は遥々、まさに救われるためにやって来たのです。弟子は師父の慈悲なる救い済度に心から感謝いたします。

　私はこれから正法の進展にしっかりとついて行き、多く学法し、しっかり学法し、さらに多く正念を発し、三つのことをしっかり行います。また時間を惜しんで人を救い、常に法の基準で自分を律することで、法を正す時期の大法弟子と称するにふさわしくなり、師父の慈悲なる救い済度に恥じない存在になりたいと思います。

　もし不適切なところがあれば、どうか同修の皆さんに慈悲をもってご指摘いただければ幸いです。