　【明慧日本2025年9月28日】（ニュージーランド明慧記者の報道）ニュージーランドの法輪功団体は招待を受けて9月20日（土）、ヘイスティングス市で開催された盛大な「開花75周年」パレードに参加した。このパレードは春を迎える祭典であると同時に、ヘイスティングス市民の創造力とコミュニティ精神を示す舞台でもある。法輪功学習者（以下、学習者）の参加はパレードのハイライトとなり、その掲げる「真・善・忍」の理念は地域社会の人々の共鳴を呼んだ。

　ヘイスティングス市はニュージーランドのホークス・ベイ地方の北島の東海岸に位置し、国内屈指のワイン産地の一つである。同市はホークス・ベイ地方の美食、美酒、芸術が集まる地であるだけでなく、自然の風景やアウトドア探検、独特なマオリ文化を体験する理想的な観光地でもある。

'图1～6：二零二五年九月二十日，新西兰法轮功团体应邀参加了黑斯廷斯市（Hastings）的“花开七十五周年”游行。'

9月20日、ニュージーランド・ヘイスティングス市で開催された「開花75周年」パレードに参加した法輪功団体

観衆と楽しく交流する龍の舞チーム

'图8：很多当地民众拿到了介绍法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>的资讯。'

観衆に法輪功のリーフレットを配布する学習者

　学習者で構成された天国楽団は、パレードの中で最大規模のブラスバンドであり、威風堂々とした中国伝統の衣装で登場すると、たちまち人々の目を引きつけた。壮大な楽曲はさらに人々の心を打ち感動を呼んだ。横断幕に掲げられた中国語と英語の「法輪大法は素晴らしい」「世界は真・善・忍を必要としている」という言葉は、地域住民にとって最も大切なメッセージを伝えていた。花車に飾られた巨大な『轉法輪』の書籍模型は、人々への福音となった。最後を飾った龍の舞の演技は観衆から絶え間ない拍手を浴び、パレードの途中でも龍の舞チームは観衆と何度も触れ合い、大人も子どもも大いに喜んだ。

　ヘイスティングス市議員「真・善・忍の価値観はこれまで以上に重要である」

法輪大法の理念を称賛するデイモン・ハーヴィー市議（右）とハナ・モンタペルト＝ヘンドリー市議（左）

　ヘイスティングス市のデイモン・ハーヴィー議員とハナ・モンタペルト＝ヘンドリー議員は、法輪大法の隊列に対する愛情と支持を表明した。2市議は「本当に素晴らしい！　色とりどりで、（法輪功学習者は）とても真剣で、多くの準備を重ねてきています」と称賛した。特に天国楽団の青と白の衣装を気に入り、また、他都市からパレードに参加するために駆けつけてくれた学習者に心から感謝し、大いに感動したと話した。

　2市議は法輪大法が「真・善・忍」を核心原則とする修煉であることを知ると、「素晴らしい、とても素晴らしい。これらの価値観は私たちの世界に必要であり、これまで以上に重要です」と語った。

　ハーヴィー市議は、現代社会は複雑で、外部からの圧力やさまざまな挑戦が多いため、真理・善良・寛容を守ることが非常に貴重であると考えている。同市議はこう述べた。「これらの価値観は、良好な社会やコミュニティの雰囲気をもたらすだけでなく、平和な未来を築くための重要な礎でもあります」

　観衆「私たちは皆、真・善・忍の価値観を必要としている」

法輪功団体の演技がとても気に入ったと話すルビーさん

　地元に住むルビーさんは、パレードの龍の舞チームを絶賛した。彼女はこう述べた。「本当に大好きです。皆の動きが揃っていて、練習のときから龍の舞の生き生きとした躍動感が伝わってきました。まるで本物の龍が動いているかのようです」。ルビーさんは特に演技の最後の部分に触れ、「全員が止まり、龍の舞の尾がギザギザに交差するあの瞬間は、とてもリアルに見えました」と語った。

　ルビーさんは龍の舞チームが学習者で構成されており、「真・善・忍」が法輪大法の原則であると知ると、すぐに賛同し、「どれも素晴らしい価値観です。社会は確かにこうした価値観を必要としており、私たちの家庭一つひとつもこうした価値観を必要としています」と述べた。

　ルビーさんはさらに付け加えて、パレードでは舞の龍だけでなく、ブラスバンド（天国楽団）などの演奏もあり、とても情熱的で、学習者はコミュニティに多くの喜びをもたらしていると語った。

　学習者は人々に人権への関心を呼び起こす

　パレードの中で、人々は春の到来とコミュニティの結束を祝うだけでなく、遠く中国で今も行われている人権侵害の問題にも関心を寄せている。

　ナピア出身のダリルさんとロス・トレマンさん夫妻は次のように述べた。「私たちは自由、真実、慈悲を支持します。真・善・忍という価値は、ある特定の国だけのものではなく、全世界に属するべきです。悲しいことに、中共は依然として人々を弾圧し、吐き気を催すような生体臓器収奪のような罪行さえ行っています」

　夫妻は、中共による情報の厳重な封鎖が真実を外に伝えにくくしており、人々は言論の自由を失い、インターネットは厳しく制限され、社会資源はごく一部の者に独占されていると指摘した。そして「世界は二度の世界大戦を経験しました。本来なら歴史から平和の教訓を学ぶべきですが、独裁と抑圧はいまだに存在します。これは人類の悲しみです」と述べた。

　夫妻は、ヘイスティングスのパレードは単なるコミュニティのお祭りではなく、社会に正義と自由の価値を改めて考えさせる場でもあると考えている。「このようなイベントは素晴らしいです。人々を一堂に集め、法輪功学習者の音楽、パフォーマンス、衣装はどれもとても素晴らしい。しかし、それ以上に重要なのは、彼らが人権への関心を人々に呼び起こしていることです」と語った。