　【明慧日本2025年10月5日】ポーランド最大の農業拠点であるスケルニェヴィツェ市で9月19日から21日まで、、第48回豊穣祭が盛大に開催された。イベント期間中、この小都市は花々や果物、野菜の都へと姿を変える。ポーランドの法輪功学習者（以下、学習者）も豊穣祭パレードに参加し、市民から温かい歓迎を受けた。

　イベント期間には、花火大ショー、美味しい食べ物の試食会、著名人による音楽コンサート、熱気球体験、活気あふれる市場取引など、多彩なイベントが開催された。特に第27回ポーランド園芸農業博覧会と第18回健康食品博覧会が開幕には、地元住民、園芸家、科学者だけでなく、ポーランド各地から専門家や学者、そして多くの企業が集まった。

9月20日ポーランド最大の農業園芸拠点であるスケルニェヴィツェ市で開催された豊穣祭パレードでパフォーマンスを披露する学習者

市民に法輪功のリーフレットや美しい蓮の花の飾りを配布する学習者

　9月20日、澄み渡る青空とまぶしい陽光の下、スケルニェヴィツェでは盛大なパレードが行われ、約60の学校、幼稚園、クラブ、協会、市当局の代表団が参加した。パレードはプリマソフスカ通りから市営競技場まで続いた。パレードには、ウッチ県知事、ウッチ県議会議長、国会議員、スケルニェヴィツェ市長、さらに周辺29市町の政界要人らも参加・観賞した。

　ポーランドの学習者は、毎年のように豊穣祭パレードに参加しており、今年も色鮮やかな花車と伝統的な中国の金龍の舞が華やかに彩り、人々の目を引いた。沿道では人々からしばしば拍手が湧き起こった。花車の上では、母子の学習者が煉功音楽に合わせて優雅で穏やかな五式の功法を実演し、学習者がスピーカーを使って人々に功法を紹介した。花車の両側では、学習者がリーフレットや美しい蓮の花の飾りを人々に手渡した。中国語とポーランド語で書かれた横断幕には「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は私たちを善良な人に導く」「法輪大法は世界に広く伝わっている」「法輪大法はポーランドにある」といった重要なメッセージが掲げられた。特に人気を集めた金色の龍の舞は、行進の途中で人々とたびたび触れ合い、大人も子供も大いに喜んだ。

　ポーランドの政界要人「真・善・忍」を称賛

スケルニェヴィツェ市長クシシュトフ・ヤジジェク氏（左）

　スケルニェヴィツェ市長クシシュトフ・ヤジジェク氏は、学習者が地域のパレードに参加したことに感謝を表し、次のように語った。「これはポーランドで唯一、これほど大規模なパレードです。ご参加いただき感謝します」

カトリック司教ヴォイチェフ・オシアル氏

　カトリック司教ヴォイチェフ・オシアル氏は次のように述べた。「ここで皆さんにお会いできてうれしいです。共にコミュニティを築けることに感謝します」

ポーランド・インフラ省大臣ダリウシュ・クリムチャク氏

　ポーランド・インフラ省大臣ダリウシュ・クリムチャク氏は、学習者のインタビューに応じ、次のように述べている。「真・善・忍はとても重要な価値観です。これらの普遍的価値観を広める人々を私たちは歓迎します。現在の世界では、人々の間に善意や思いやり、共感することが不足しています。私たちはポーランドに住んでおり、東部国境の向こうでは戦争が勃発しています。もしより多くの人々がこれらの価値観を受け入れるなら、世界の紛争は減るでしょう」

ワルシャワに本部を置く全国的な財団の会長クリスティナ・オルドリッジ＝ホルツさん

　クリスティナ・オルドリッジ＝ホルツさんは、ワルシャワに本部を置く全国的な財団の会長であり、次のように述べている。「真・善・忍はとても重要です。私たちは皆、この教えを学び、それを一人一人に伝えるべきです。なぜなら、私たちに本当に欠けているのは、忍耐、平和、そして静けさだからです。私自身も努力して学びたいと思います」

ポドカルパツカ農業商工会議所の理事ズビグニェフ・ミカウ氏

　ポーランド南部ポドカルパツカ県から訪れているズビグニェフ・ミカウ氏は、ポドカルパツカ農業商工会議所の理事であり、同県農業相談センターの所長でもある。パレード終了後、学習者のインタビューに応じ、次のように述べている。「真・善・忍の原則は社会に利益をもたらし、私たちが努力して働き、信仰を守り、人々が互いに助け合い、調和のとれた社会を築く助けになります」。また、中国で真・善・忍を堅持したために学習者が受けている迫害については、とても厳粛な表情で次のように語った。「私たち一人一人が力を尽くし、世界中でこのような差別行為を非難すべきです」

ポーランド共和国下院議員ロベルト・テルス氏（左）

　ポーランド共和国下院議員ロベルト・テルス氏は、学習者の隊列を見た後、次のように称賛した。「真・善・忍は最も重要な価値観であり、真の人類の価値観です。私たちはこの価値観を実践するために全力を尽くさなければなりません」

ポーランド共和国上院議員ラファウ・アンブロジク氏（写真パブリックドメインより）

　ポーランド共和国上院議員ラファウ・アンブロジク氏はこのように述べている。「私も、真・善・忍は人生において重要な価値観だと思います」

　市庁舎で迫害の実態をを伝えることを歓迎し、より多くの人々にこの迫害を知ってほしい

スケルニェヴィツェ市議会議員ズビグニェフ・ヴィショグロツキ氏（写真はパブリックドメインより）

　スケルニェヴィツェ市議会議員ズビグニェフ・ヴィショグロツキ氏は、豊穣祭で法輪功が中国で残酷な迫害を受けていることを知り、非常に衝撃を受けた。同議員は次のように述べた。「臓器の強制摘出はまさに殺人であり、誰もが断固として反対すべきです」「このような事実を知っている人は必ずしも多くありません。市長と協議して情報を共有することを提案します。学習者が市庁舎で発言する際、市長は適切な手続きを開始するでしょうし、議員の皆さんもこのような重大な人命に関わる問題に対して決議を行うと信じています。我々はしっかりと取り組むつもりです」「良心の囚人や連行された人々から臓器収奪することに、私は衝撃を受けています。このような集団虐殺行為には断固として反対します」

　真・善・忍を実践し、社会をより良くしょう

熱気球パイロットのヤツェク・レナトヴィチ（左）と同僚のベアタ・ヤニシェフスカさん

　ヤツェク・レナトヴィチさんと同僚のベアタ・ヤニシェフスカさんは、ルブリン市出身の熱気球パイロットで、今回の豊穣祭の熱気球イベントに参加した。

　ヤツェクさんは次のように語った。「3年前、ルブリン市で法輪功の紹介を聞いたことがあり、ずっと功法を学んでみたいと思っていました。ぜひ時間を作って試してみたいです。今回のパレードで法輪功の花車や龍の舞の演技を再び見て、とても親しみを感じました」

　真・善・忍の価値観について、ベアタさんはこう述べた。「重要なのは、それを実際に行動に移せるかどうかです。もし私たちが日常生活で意識してこれらの価値観を実践できれば、社会はより良くなるでしょう」

アンナ・リリクさんと夫のパヴェウさん

　アンナ・リリクさんと夫のパヴェウさんは地元住民であり、毎年欠かさずパレードを見ている。パヴェウさんは興奮気味に学習者にこう話した。「今年、あの龍が来るか心配でしたが、願い通りでした。私にとってそれはまさに金色の真の龍です。素晴らしく、とても美しいです」

　そばに立つ妻のアンナさんは続けて述べた。「中国共産党が法輪功を迫害し、自国の市民を迫害していると聞きましたが、それは絶対に容認できません。誰もが自由に信仰できる権利を持つべきです。市民を傷つける政府は、明らかに良い政府ではありません。正確に言えば、良き管理者ではありません」

　パヴェウさんはさらに、「法輪功が掲げる真・善・忍は必要な価値観です。私たちは努力して学び、日々の生活でこれらの価値観を実践すべきです」と述べた。

　最後に夫婦は法輪功の功法実演に感謝し、「どうぞお身体を大切に、これからも続けてください」と激励した。