文／中国遼寧省の大法弟子

　【明慧日本2025年10月7日】ある日、私が真相を伝えていたとき、道端でオートバイに乗った男性が人を待っているのをみかけました。私は近づいて行って、「お兄さん、人を待っているのですか？　オートバイに乗る時は安全に気をつけてくださいね。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えると平安を守れるんですよ、ご存じですか？」と言うと、男性はこう言いました。「知っています。私は妻と一緒に毎日『法輪大法は素晴らしい』と唱えています」、「それは本当に素晴らしいことですね」と話しました。

　私たちが話していると、男性の妻が薬局から出てきました。なんと、以前の同修でした。彼女は1999年の「7・20」以前に大法を得ていましたが、中共邪党が大法を迫害しはじめると、修煉する勇気がなくなりました。心の中では法輪大法が素晴らしいと分かっていながらも、邪党の迫害を恐れていたのでした。

　私は彼女に言いました。「今は師父がすでに世人に法を説かれており、『なぜ人類が存在するのか』という経文も発表されています。師父は何度も時間を延ばしてくださり、私たちに機会を与えてくださっています。早く戻ってきましょう。法を正すことが終わってからでは、すべてが遅いのです」

　彼女の夫にも言いました。「あなたも『法輪大法は素晴らしい』、と分かっているのだから、夫婦二人で一緒に修煉しましょう」

　その後、私は彼女に『轉法輪』と師父のほかの説法や新しい経文、さらに煉功音楽を流す音楽プレーヤーも渡しました。

　3月のある日、その女性同修と再会しました。彼女は私にこう言いました。「私の主人も大法の修煉に入ったのですよ。彼は何年も痛風を患っていたのですが、左手の指がとても痛み、薬を飲むとしばらくは良くなるのです。そのため、家族は彼に瀋陽医科大学で全面検査を受けて、原因を調べた方がいいと勧めました。検査の結果、左腎に二つの嚢胞と結石があると分かったのです。主人はその時、『先生、私はどうして何も感じないんでしょうか？』と聞くと、医者は『感じるようになったらもう手遅れですよ』と答えました。医者はその時、手術をすることを決めましたが、病床がなく、通知を待つ必要がありました」

　彼女は続けて次のことも教えてくれました。彼女の親戚が事情を知ってから、瀋陽医科大学で撮ったフィルムを故郷の病院に持ち帰り、そこで改めて医師に見てもらいました。地元の医師が見るなり、「この手術ならうちの病院でもできますよ」と言いました。この知らせを受けて、彼女たちはすぐに瀋陽から戻り、地元の病院で手術を受けました。手術は非常に順調に進み、嚢胞と結石をすべて取り除きました。

　この間にちょっとした出来事もありました。彼女の主人は左の腎臓に問題があったのですが、瀋陽医科大学のCTフィルムでは右の腎臓に問題があると診断されていたのです。地元の病院の医師は「どうして大病院が診断を間違えるのか？」と言いました。

　彼女は主人にこう言ったそうです。「もし大病院で手術を待って、間違えて右の健康な腎臓を切除されてしまったら、どれほどの大きな苦しみを受けたか、いくらお金がかかっていたか分からない」

　瀋陽にいた時、二人は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えていたのでした。彼女は心の中で思ったそうです。「すべては師父が私たちを見守ってくださっているのだ！」

　その後分かったのは、1999年「7・20」以前に、彼女の夫も一時期法輪功を煉っていたことでした。しかし、真に法を学んではいませんでした。手術の後、彼女は夫に言いました。「一緒に学法し煉功しましょう。あなたの機縁が訪れたのです！」、夫は「いいよ」と答えました。

　夫婦で学法し煉功を始めた後、家の子どもや親戚たちは皆、彼に病院で再検査を受けるように勧めたのですが、彼は「行かなくてもいいよ。私はもう煉功しているのだから大丈夫だ。行かなくてもいい」と言いました。

　それでも家族は安心できなかったので、彼は仕方なく病院に行って検査を受けました。その結果、病気はすっかり治っていました。

　先日、市場でまたこの夫婦に会いました。私は女性同修のご主人に、「体の具合はどうですか？」と尋ねました。彼は嬉しそうに「とても良いですよ。私は煉功していて、家族の親戚も皆いいと言ってくれています」と答えました。女性同修は、「私と主人は毎日学法し、煉功しています！」と言いました。二人の顔色がよくて生き生きとしているのを見て、私もとても嬉しくなりました。

　「私たちは毎日学法し、煉功しています！」

　ある日、薬局の前のベンチに座っている高齢の夫婦を見かけたので声をかけました。「お二人はどちらにお住まいですか？」と尋ねると、夫が「高層住宅に住んでいるよ」「私たちは二人とも80歳を過ぎています」と言いました。私は「80歳を過ぎてもこうして散歩に出られるなんて、本当に大きな徳を積まれてきたのですね」と話しました。その後、私は二人に大法の真相を伝えました。大法はすでに世界100以上の国に広まり、人を救うものである。人に真・善・忍に従って良い人になることを教えている。もしこの社会の人々が皆法輪功を修煉したら、ここまで腐敗することはなかった。江沢民が嫉妬心から法輪功を迫害した、などを話しました。すると夫婦は、「その通りだ」と言いました。

　すると、彼の妻が言いました。「大法の師父が最初に大連で法を伝えていた頃、私たち夫婦は大連で孫の世話をしていました。大連では多くの人が法輪功を煉っており、私たちも一緒に煉功しました。大連の公園で煉功していたんです。私たちは師父にお会いしたことがあります。でも迫害が始まってからは、もう煉功する勇気がなくなってしまいました」

　それを聞いて私は言いました。「お二人は本当に大きな縁をお持ちですね。師父にお会いできたなんて、とても幸運なことです！　大法もすでに学ばれていたから御存じだと思いますが、大法は人々に真・善・忍に従って良い人になることを教え、そして返本帰真するよう教えています。そうでしょう？」、すると二人は「その通りです！」と答えました。

　「今は師父がすでに世人に法を説かれ、経文『なぜ人類が存在するのか』も発表されています」と、私は師父の経文を二人に渡しながらこう言いました。「師父はずっとお二人が戻ってくるのを待っておられます。これからも学法し、煉功してください！」、お年寄りのご夫婦は「分かりました。『轉法輪』は持っています」と答えました。

　私は動作を忘れてしまったかもしれないと思い、『法輪功』一冊と煉功音楽を流す音楽プレーヤーを渡しました。後日またお会いした際、私は尋ねました。「お二人は学法し、煉功していますか？」、二人は「私たちは毎日学法し、煉功しています！」と言いました。

　「私は大法が素晴らしいと分かっています。私は大法の恩恵を受けた者です」

　2024年10月のある日、真相を伝えに出かけました。すると、40代くらいの女性がオートバイに乗って人を待っていました。私は近づいて行き彼女に真相を伝えました。すると彼女は「私は大法が素晴らしいと分かっています。私は大法の恩恵を受けた者です」と言いました。私は尋ねました。「どういうことですか？」彼女は言いました。「数年前、交通事故に遭って右脚の膝の小さな膜を傷めてしまったのです。入院していた時、脚は腫れて太くなり、まっすぐで、膝も曲がりませんでした。私は医者に『将来この脚はどうなりますか？』と尋ねました。医者は『少しでも曲がればいいほうです』と言いました」

　そして、彼女は「退院した後、私は思いました。『このままではどうしよう？　家には年寄りも子どももいる。子どもはまだ小さいし、生活もあるし、学費も稼がないといけない』と。若い頃、大法が迫害される前は私も法輪功を煉っていましたが、迫害の後は煉らなくなりました。また煉功しようと思い、座禅を3回しただけで、膝が曲がるようになったのです。その後、脚はすっかり良くなりました」と言いました。私は「今も煉功していますか？」、彼女は答えました。「子どもの学費のために働いてお金を稼いでいるので、煉功する時間がありません」

　私は彼女に、「また修煉に戻ってきて、煉功を続けてください。師父はすでに世人に法を説かれ、経文『なぜ人類が存在するのか』も発表されています」と話しました。彼女は「分かりました。私は『轉法輪』を持っています」と言いました。そこで私は、師父の各地での講法、新しい経文、煉功用音楽を流す小さな音楽プレーヤーなどすべて彼女に渡しました。数日前、彼女はさらに『轉法輪』を一冊購入しました。

　師父の慈悲深い救い済度に感謝いたします！