　【明慧日本2025年10月7日】オランダのローゼンダール市で9月21日（日）、「ローゼンダール・デー」の野外祝典イベントが開催された。これは1992年に始まった「ローゼンダール会議」が、初めて文化展示と結びついたもので、140以上の団体や非営利組織が参加した。「ローゼンダール会議」はこれまで、ローゼンダール市民の交流と友情の象徴とされてきた。今年は法輪功団体が三度目の招待を受け、この祝典に参加した。

　日曜日の正午、法輪功学習者（以下、学習者）はローゼンダール市の花市場にブースを設け、訪問者に法輪功の功法を紹介し、チラシを配布するとともに、中共による法輪功迫害の実態を明らかにし、迫害に反対する署名を募った。多くの市民が惹きつけられ、静かに見入る人もいれば、動作を真似して学ぶ人もいた。また、法輪功迫害を知った後、迫害反対を支持して署名する人もいた。

9月21日　「ローゼンダール・デー」祝典で法輪功迫害の実態を伝える学習者

9月21日　「ローゼンダール・デー」祝典で功法を実演する学習者

　フォトジャーナリスト「あなたたちの黄色はとても鮮やかです！」

フォトジャーナリストのウィレム・ラゴスさん

　ウィレム・ラゴスさんは地元雑誌のフォトジャーナリストであり、取材の際に学習者のブースに引き寄せられた。ラゴスさんは「あなたたちの黄色はとても鮮やかで、本当に美しい！」と語った。法輪功グループについての印象を聞かれると、「皆さんは親切で、温かく、善良な人々だと感じます」と答えた。さらに、中国で学習者が迫害されていると聞くと、「それは本当にひどいことだ。中共がそんなことをするなんて、全く知らなかったです」と述べた。そして、学習者が中共の迫害を明らかにする活動について、「あなたたちがやっていることはとても良いことです！」と支持した

　ローゼンダール市民「私は法輪功が好きです！」

　カフさんと妻のイヴォナさんは、ずっと学習者の煉功を見守っていた。イヴォナさんは終始笑顔を浮かべながら、「私はこれが好きです、好きです！」と言った。彼女は学習者に「黄色いポロシャツを着て煉功している学習者たちは寒くないのですか？」と尋ねた。学習者が「法輪功の修煉は体のエネルギーの通路を開き、エネルギーの循環を促し、健康にとても良いのです」と説明すると、2人は大変興味を持ち、地元の煉功拠点の住所が載っている資料を受け取り、試してみたいと話した。

学習者の迫害に反対する活動を支持し署名する市民

　オランダ人の親子「中国の情報はあまりにも閉ざされている！」

　急いで法輪功のブースを通り過ぎようとした親子が、中共による学習者からの生体臓器収奪の実態を示す横断幕の内容を目にし、ためらうことなく署名して学習者の迫害に反対する活動を支持した。一息子さんは「本当に悲しい。何と言っていいかわからない」と語り、母親は「中国ではたくさん悪いことが起きているけれど、私たちはほとんど知ることができません。メディアがこうしたことを報道しないから、中国の情報はあまりにも閉ざされているのです」と付け加えた。