　【明慧日本2025年10月7日】私は武漢肺炎が猛威を振るっていた時に大法の修煉に入門しました。これまで歩んで来た道を振り返ると、大法の真相についての理解と受け入れはすこしずつ進んできたものでした。いくつかの不思議な出来事や、身近で自分の目で見た事実の事例を思い出すと、幼い頃から植え付けられた無神論が打ち破られ、大法への正しい信念がますます確固たるものとなりました。

　一、大法は私に人生の意義を見つけさせてくれた

　人は何のためにこの世に来るのか。せわしない百年の人生の中で、何を残すためなのか。私が苦しみながら追い求めてきたものは、本当に自分が望んでいるものなのか。私はどのように自分の一生を歩み終えるのか。多くの人がこの人生の大問題を考えたことがあると思います。武漢肺炎が猛威を振るい、人々の心が不安に満ちていた時、家に閉じ込められながら、多くの人の命が疫病の中で無力に失われていくのを目の当たりにしました。人の目に見えないウイルスや疫病の前で、人類はどうすればいいのか。何を信じればいいのか。

　希望が見えなくなればなるほど、これら人生と存在の究極的な問題への探求心はいっそう強くなりました。あの頃、私は仏教に関するものに触れ始めました。線香をあげる、お経を唱えたり、菜食、動物を放ったり、あるいは人を済度するといったことは、全て人間界で何かを求める為のものでした。たとえば、家族の健康を願う、心の安らぎを祈る、生活の安定を願う、さらには学業成就、財を得る、出世する等々。これは私が本当にもとめているものなのでしょうか。私はやはり迷っていました。

　同時に、私の周りには法輪功を修煉している人たちがいて、彼らはまさに正反対でした。彼らは自分の人間界での安逸や享楽を求めず、自分のお金を使って他人を救うことを行い、逮捕され迫害される危険を冒しながらも、怨みも悔いもなく献身していました。今のこの「自分のために計らぬ者は、天地の罰を受ける」という時代に、これほどまでに大きな対照を見せる彼らは、一体何をもとめているのでしょうか。

　一連の疑問を抱えながら、母の助けを得て、家に長い間置かれていた大法の宝の本『轉法輪』を開き、真剣に読み始めました。その中から人生の答えを見出し、これまでどうしても解けなかった問題も次々と解き明かされていきました。

　ネット規制回避により、私は更に多くの真実の情報を知りました。大法が1992年に伝え始められてから、既に33周年を迎えていました。中国で弾圧されているにもかかわらず、既に世界100以上の国と地域に広まっています。「風雨の旅」という大型の真相を伝える番組を見て、私は熱い涙が溢れ、大法の師父の偉大な慈悲と大法弟子たちが26年にわたり平和的に迫害に反対し、真相を伝え人々を救い続けてきた崇高な精神に深く感銘を受けました。そして自分があまりにも多くの機縁と時間を逃してしまったことを後悔しました。

　二、法輪は回転している

　ある晩、数人の同修と一緒に集団で煉功しました。普段は一人で煉功していると、自分の動作が正確かどうか分かりません。そこで今回は一緒に煉功していた同修が提案して、携帯で煉功の様子を録画し、後でその映像を見て自分の不足しているところを確認し、改善できるようにしました。

　そこで、同修が使わなくなった古い携帯を取り出し、夜間撮影モードを開きました。煉功の音楽が流れ始め、灯りを消して、皆で目を閉じ、音楽に合わせて煉功始めした。そのまま一気に進み、第5式の功法まで終えました。携帯を外して、後で家でじっくり見ようと思いました。

　帰り道、他の同修が先に録画を開いて、自分の動作が正確かどうかを確認しました。見ているうちに、その同修が突然興奮して叫びました。「見て、法輪だ、法輪がある」私が近づいて一緒に見ると、確かに携帯の画面に、角度を変えるごとに大小さまざまな透明の法輪が現れ、素早く回転しながら画面を横切っていました。私たちが煉功中に意念を集中している時は、法輪が多くはっきりと現れ、逆に心が散漫で動作が正しくないときには、法輪は少なくなっていました。

　これは私が初めて自分の目でこのような光景を見て、とても不思議に感じました。それで携帯を家に持ち帰り、私たちの煉功の動作をパソコンにコピー保存しました。古い機種の携帯なので画素数は高くなかったですが、それでも法輪が回転している映像ははっきり見えました。私は夫や、修煉していない家族にも見せました。夫は邪党の無神論の影響を受けていて、疑いの心を抱えながらいろいろ言い訳を探し「撮影した後画像を加工したんじゃないのか」「撮影時に背景効果を設定できるだろう」などと言いました。私は「これは古い機種の携帯でネットにもつながってないし、携帯の標準カメラで撮ったもので、そういう効果設定の機能はありません。それに撮影が終わって、私がすぐ持ち帰ったのです。」と言いました。夫は科学的に説明できないと分かると、もう何も言わず、その場を立ち去りました。

　その後、私自身が家で煉功する時にも、同じ方法で煉功の動作を撮影しました。煉功の音楽を流し始めたばかりの時から、すでに法輪が回転しているのが見えました。大きな法輪では、うっすらと卍が回っているのも見え、青や緑、赤など。様々な色が半透明のように現れ、本当に非常に尊い光景でした。

　人類は迷いの中にいます。人は迷いの中にいるため、幼いころから無神論の観念と考えを植え付けられており、たとえ自分の目で見たことであっても、現代の科学でまだ説明できないものは信じようとしません。本当に哀れなことです。人の肉眼では別の空間の物を見ることが出来ませんが、携帯は特定の状況下でそのような美しい光景を撮影することができました。また、ウイルスも人の目では見えませんが、顕微鏡の下では見ることができます。目に見えなくても確かに実在しているのです。

　師父に心から感謝致します。私を地獄から救い上げ、清めて下さり、弟子に修煉の道を与えてくださいました。そこから、私の人生には意義が生まれました。