　【明慧日本2025年10月8日】（米国＝明慧記者・李静菲）米国の首都ワシントンのペンシルベニア・アベニューで9月27日と28日の両日、「ラテン文化カーニバル」が開催された。会場では音楽やダンスのパフォーマンス、多彩な手工芸品、本格的なラテンアメリカ料理が披露されたほか、さまざまな民族間の文化交流の機会も提供した。ワシントン大都市圏の法輪功学習者(以下、学習者）は、この2日間の祭典にブースを設け、法輪大法の「真・善・忍」という素晴らしいメッセージを各民族の人々に伝えた。

　ある来場者は、「学習者のブースは他のどのブースとも違っていて、静かで心地よい感覚を与えてくれる」と語った。また、別の来場者は、「この乱世で、真・善・忍という重要なメッセージを人々に伝えてくれてありがとう」と感謝の意を示した。中国からのある観光客は、2日連続で学習者のブースを訪れて中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態の詳細を知り、帰国後に親戚や友人にこの迫害を伝えると話した。さらに、ワシントンの高齢者センターの責任者は、翌週学習者を招いてセンターで功法を教えることを依頼した。この責任者は、「そこにいる約400人の高齢者にも心身ともに恩恵を受けてもらいたい」と述べた。

图1～2：二零二五年九月二十七日和二十八日两天，在美国首都华盛顿的宾夕法尼亚大道上，举行了为期两天的拉丁文化嘉年华（Fiesta DC），法轮功学员在展位前向游客讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

9月27日と28日の両日、ペンシルベニア・アベニューで開催された「ラテン文化カーニバル」で法輪功迫害の実態を伝える

图3～4：人们了解法轮功学员在中国遭受中共迫害的真相后，在呼吁制止迫害的请愿书上签名。

迫害を阻止するよう呼びかける請願書に署名する人々

　観光客は、乱世で真・善・忍を伝えてくれる学習者に感謝

　イベント2日目の午後、2人の男性が法輪功のブースを訪れた。2人は共に法輪大法を初めて知ったという。「今朝、法輪大法のブースの前に立ち止まったのですが、このブースは他のどのブースとも違い、穏やかで平和で、とても心地よいと感じました」と1人の男性は話し、午後には友人を連れて再び訪れた。

　男性2人は「真・善・忍はすべての人に必要なものです」と話し、そのうちの1人は「悲しいことに、今の人々はこの最も基本的な原則を忘れてしまっています」と言った。もう1人も賛同し、「真・善・忍はあってもなくてもいいものではなく、人間の一部であり、欠かせないものです」と強調した。

　2人は様々な資料を持ち帰り、乱世でこの重要な情報を伝えてくれた学習者に感謝した。

　ワシントン在住のキース・ウェブスターさんも二度にわたり法輪功のブースを訪れた。ウェブスターさんは「以前から法輪功や、中共による長期にわたる迫害、さらには学習者が生体臓器収奪の被害を受けていることを聞きました。この迫害は本当にひどく、とても悲しいことです」と語った。

　ウェブスターさんは、「法輪功学習者がこの乱世で真・善・忍を人々に伝えているのは本当に素晴らしいことです」と言った。彼は続けて、「これはとても重要なことだと思います。人々に見てもらう必要があり、人々は坐禅に参加する必要があります。あなたたちがこの情報を広めることが必要なのです。これは小さなことではなく、大きなことなのです」と言った。

ワシントン在住のキース・ウェブスターさん

　弁護士「法輪功迫害に反対する声援は支持すべき善行である」

　9月27日、多くの人々が雨の中を押して祝賀イベントに参加した。ワシントン在住のマイケルさんは、地元で30年以上弁護士として活躍している。マイケルさんはブース前で行われている功法の実演に引き寄せられ、「この功法はとても平和に見えます」と言った。

　マイケルさんは、1～2年前にショッピングセンター付近を散歩していた際に法輪功迫害を伝える冊子を受け取ったことがあると話した。「真・善・忍はとても良い響きです。その小冊子を読んでみました」と彼は述べた。

　中国で学習者が中共から迫害を受けている状況を知ったマイケルさんは、ためらうことなく迫害を阻止するるよう呼びかける請願書に署名した。彼は「これはとても重要なことだ。支持するに値する善行であり、良いことです」と語った。

　別れ際、マイケルさんは学習者に、アメリカ航空宇宙博物館付近の煉功拠点について詳しく尋ね、「そこへ行って功法を学んでみます」と話した。

ワシントンの弁護士マイケル氏

　クリスティアンさんとスライマンさんも、雨の中、27日のイベントに参加した。スライマンさんは、学習者が坐禅をしているのを見てすぐに引き寄せられたという。「人々はあまりにも自分の世界に没頭しすぎています。少し立ち止まって周りを見渡し、リラックスする必要があります。人々には休息が必要です。私はこれまで坐禅を試したことがありませんが、本当にやってみたいと思いました。一歩退いて、少しリラックスする必要があると感じます」

　中共による学習者への迫害を知ったとき、2人とも迫害を阻止するよう呼びかける請願書に署名した。クリスティアンさんは「私は署名しました。なぜなら、人間の臓器を収奪するなんて非常に間違っており、恐ろしいことです。誰もそのようなことを経験すべきではありません」と話した。

图7：九月二十七日，克里斯蒂安（左）和苏莱曼（右）冒雨参加活动，他们了解真相后，在呼吁制止中共迫害的请愿书上签名。

9月27日、署名しているクリスティアンさん（左）とスレイマンさん（右）

　中国からの観光客、迫害の実態を知り中共組織の少年先鋒隊を脱退

　張さんは27日の早朝、中国浙江省からアメリカに到着した。この日の午後、彼は法輪功のブース前に長い間立ち止まり、信仰を捨てなかったために中共に拘禁されたことのある学習者から迫害の実態を聞いた。

　28日の午後、張さんは再び法輪功のブースを訪れた。張さんは、自分の隣人が法輪功を修煉していたために警察に連行されたことを語った。彼はオーストラリアやオランダなどの国々で、観光地で法輪功迫害を伝える学習者を見かけたことはあったが、これまで深く迫害について理解したことはなかったという。

　今回、張さんは世界100カ国以上で法輪大法を修煉する人々がいることを知り、中共がでっち上げた天安門焼身自殺偽装事件の事実を初めて聞いた。帰る前に、張さんは感慨深くこう語った。「真・善・忍を実践することは簡単ではない。この三つの言葉を悪いと言える人がいるだろうか？」

　張さんは、帰国後に親しい友人や家族に法輪功迫害を伝えると言って、学習者の助けを借りて、かつて加入した少年先鋒隊を脱退する手続きを行った。