　【明慧日本2025年10月9日】アメリカ・マサチューセッツ州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は9月21日、ニューハンプシャー州セント・テンプル市のセント・テンプル町公園で開催された年に一度の「収穫祭」に参加した。グルメ、ライブ音楽、各町による情報展示など、さまざまな催しが行われた。

　学習者はイベントでブースを設け、人々に法輪功を紹介し、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を明らかにした。さらにチラシを配布し、米国上院に提出された『法輪功保護法案』を支持する署名を募った。多くの人々が法輪功のブースに足を運び法輪功迫害の実態を知り、「このような意義ある活動をしてくれてありがとう」と学習者に感謝の気持ちを伝えた。

图1～2：学员们在活动中摆设了法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>展位，向人介绍法轮功

収穫祭で来訪者に法輪功を紹介し、法輪功迫害の実態を伝える

　出店者のジェーンさんは法輪功のブースに立ち寄った。学習者は、法輪功が仏家の上乗の修煉法であり、「真・善・忍」の原則に従って修煉している。中共が1999年から法輪功を迫害し始め、学習者から生体臓器収奪をしており、その迫害はいまも続き、すでに世界の一部の国々にまで及んでいることを伝えた。

　ジェーンさんは説明を聞きながら署名し、『法輪功保護法案』を支持した。さらに、机の上に置かれていた『轉法輪』を手に取り、しばらく読んだ後、「私は精神的なことに興味があります。この本を買いたいです」と言い、その場で『轉法輪』を購入した。また、いくつかの資料を持ち帰り、「弟にも見せたい」と話した。しばらくして、彼女は自分の出店の場所で真剣に『轉法輪』を読んでいた。

　ある男性が法輪功のブースに立ち寄り、法輪功迫害の実態を聞いた。学習者は彼に、中共がアメリカで司法システムやメディアを利用して法輪功や神韻芸術団を攻撃していること、そして世界の多くの国々も同様に中共の浸透によって不安定になっていることを伝えた。

　男性は『法輪功保護法案』を支持する署名用紙に自分の名前を書き、「こういうことが起きていると知ることができました。外に出て活動してくれてありがとう」と話した。

　ある中年女性が法輪功のブースに立ち寄った。学習者は彼女に、ここで伝えているのは法輪功が提唱する「真・善・忍」という普遍的な価値であり、中共が広めているのは虚言であることを説明した。そして、私たちは「真・善・忍」の原則に従い、誠実に人と接し、互いに欺かず、人種や肌の色を問わず誰でも修煉できることを伝えた。また、中共は国内外で法輪功を中傷し、学習者を迫害していることも伝えた。

　女性は署名用紙に自分の名前を書き、「以前に聞いたことはありましたが、本当の状況は知りませんでした。今日ここで話を聞けてよかったです」と話した。彼女はとても嬉しそうに見え、「あなたたちが外に出て人々に知らせるのは簡単なことではないのです」と続け、学習者に向かって親指を立てて称賛した。

　イベントが終わり学習者が後片付けをしている時、1人の中年男性が息子を連れて訪ねて来て、中共による学習者からの生体臓器収奪について尋ねた。学習者は彼に、それが実際に中国国内の学習者に対して行われており、生きている学習者から生体臓器収奪していると伝えた。彼はそれを聞いて非常に驚いた。

　学習者はさらに説明を続けた。「ここにいる3人の法輪功学習者も中国で投獄され、拷問を受けた経験があります。さらに1人は毒薬を注射されました。法輪功学習者に対するこの迫害は、26年間一度も止んだことがありません」

　この中年男性は、『法輪功保護法案』を支持する署名用紙に慎重に自分の名前を書き込んだ。帰り際、彼は資料をいくつか手に取り、学習者の話に同意すると言い、「迫害の実態を知らせてくれてありがとう。もっと多くのアメリカ人に迫害の実態を伝えて、アメリカ人が目を覚ますことを願っています」と話した。