　【明慧日本2025年10月9日】インドのナグプルにあるタヤ・ホープ・ホールで9月12日から14日にかけての3日間、「農村アビュダヤ・セヴァ」（農村発展推進のための公益サービス展示会）が開催された。当地の法輪功学習者（以下、学習者）は展示会に参加し、訪れた人々に法輪大法を紹介した。学習者は法輪功ブースを設け、来場者にこの修煉法を紹介するとともに、中国で今なお続いている中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害について伝えた。

　ナグプルはインド中部に位置することから「インドの心臓」と呼ばれており、開放的な文化と社会活動への積極的な参加でも知られている。ここでは多くの州レベルや国家レベルの展示会が開催され、さまざまな民族の人々を惹きつけている。

　法輪大法を学ぶことを願う来場者

　3日間にわたるイベント期間中、大学生、園芸団体、家族など多くの人々が法輪功ブースを訪れた。学習者は法輪大法の「真・善・忍」の原則を紹介し、功法を実演した。

　多くの人々が法輪功を学びたいと興味を示し、今後自分の機関や団体に学習者を招いて功法を実演してほしいと招待した。来場者の中には電話番号や連絡先を残す人もいた。

法輪功を学びたいと願う人々

法輪功ブースに立ち寄る来場者

法輪功に強い関心を示す社会福祉を専攻する学生たち

　社会福祉を専攻する大学生たちは、法輪功の功法がもたらすリラックス効果に強い関心を示した。ルパリ・ソムクワルさんは次のように語った。「法輪功についての紹介を読むだけでも平和な感覚を得られます。ですから、法輪功を修煉することで私たちの心身がより強くなると信じています」

　医学部の学生プラティバ・ブタンゲさんも同様の見解を示した。「医学生として、私はストレスや緊張が心身の健康にどのように影響するかを自分の目で見てきました」「法輪大法は人に平静をもたらし、法輪大法を修煉することは心身の健康に大いに役立つと信じています」と話した。

　ある大学工学部の学部長も、法輪大法が学生たちに利益をもたらすと考えている。学部長は「法輪大法は『真・善・忍』に基づく修煉法であり、学生たちを導き、より強い品格と高潔な道徳心を持たせると信じます。私は自分の大学で法輪大法を広めることを全面的に支持します」と述べた。

　ある来場者は法輪功迫害の実態を知った後、署名して学習者を声援した。学習者は、中国での法輪功迫害の状況をその来場者に伝え、インドの反臓器強制摘出連盟（FOH）の年次署名活動への関心を喚起した。この活動は、NGO「強制臓器摘出に反対する医師団」と「臓器移植の虐待終結させる連盟」によって主催され、G7+7諸国（注：G7はアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、+7はアルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国、台湾）に請願書を提出し、中共による学習者や他の良心の囚人からの生体臓器収奪の罪を非難するものである。迫害の実態を知った多くの人々が署名し、この暴行の阻止を声援した。

图4：拉文德拉·舒克拉在谴责中共强摘法轮功学员和其他良心犯的器官的请愿书上签名。

署名する教師のラヴィンドラ・シュクラさん

　教師のラヴィンドラ・シュクラさんは請願書に署名した。そして「これは単なる不正ではなく、人道に対する罪です。私が請願書に署名したのは、誰もが信仰の自由を持つ権利があるからです」と語った。

署名した高等学院の学長プラヴィン・マハジャン博博士（右から2人目）

　高等学院の学長プラヴィン・マハジャン博士はこう話した。「迫害の実態を知った後、私はもはや沈黙を保つことはできません。この迫害は直ちに止めるべきです」

請願書に署名するアカシュさんの友人ナグプールさん

請願書に署名するアカシュさんと友人たち

　理系学部の学生アカシュさんはこう話している。「法輪功の資料を読むだけで、その穏やかさを感じることができます。私は法輪功学習者を私たちの学院に招き、より多くの学生が功法を学び、直接体験できるようにしたいです」

　アカシュさんと共に来た友人たちも、この迫害と中共による生体臓器収奪の犯罪行為を知って衝撃を受けたという。これらの学生は「全力で法輪功学習者を支持する」と表明し、全員が請願書に署名した。

請願書に署名する文学部の学生アンジャリ・ラワトさん

　文学部の学生アンジャリ・ラワトさんはこう語った。「中共による生体臓器摘取の真実を知って、私は深い不安を覚えました。私はこの請願書に署名し、より多くの人にこの犯罪行為を認識させ、反対の声を上げてもらうために関心を呼び起こしたいのです」

請願書に署名する工学部の学生タヌシュリー・ヴェルマさん

　工学部の学生タヌシュリー・ヴェルマさんはこう述べた。「現代にこのような残酷な犯罪行為が存在するとは思いもしませんでした。この請願書に署名することは、法輪功学習者のために私ができる最も基本的なことです」

請願書に署名する法学部の学生ルトゥジャさん

　法学部の学生ルトゥジャさんはこう言った。「正義の公理を研究する者として、私は沈黙を守ることはできません。私は請願書に署名し、法輪功学習者を支持し、この深刻な人権侵害に反対します」

　著名な社会活動家が法輪功の展示ブースを訪れる

　著名な社会活動家であり、数十年にわたり辺境の部族地域で奉仕してきたことで表彰を受けたラヴィンドラ・コルヘ博士とスミタ・コルヘさんが法輪功ブースを訪れた。彼らの来訪は、さらに多くの来場者が法輪大法について理解を深めるきっかけとなった。

法輪功ブースに訪れたラヴィンドラ・コルヘ博士とスミタ・コルヘさんは、学習者を励ました